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1・不動産を担保にお金を借りる方法
カードローンやキャッシングなどは、運転免許証などの本人確認書などがあれば保証人などを設けずに簡単にお金を借りることができます。
しかし金利が高いことや、借入金額にも限度が設けられています。
このようなケースを信用貸しと言い、その人の個人情報などをもとにして業者がお金を貸すことになります。
目には見えない信用を基準にしてお金を借りるわけですので、個人情報などで嘘をついているのがばれてしまうと、その後は審査を通るのが難しくなります。
金融事故などを起こすとブラックリストに載り、さらにお金を借りるのに苦労するでしょう。
そこで不動産などを担保にしてお金を借りる方法を利用することができます。
不動産などを担保にすると、低金利でお金をかりることができます。
またキャッシングなどでは借りることが難しい高額借入れ、長期借入れも可能になります。
しかし全ての消費者金融が不動産を担保にした金貸を行っている訳ではありません。
カードローン会社などでも不動産担保ローンを扱っているところもありますし、不動産担保を専門にお金を貸している業者もあります。
長期間の借入れや低金利で借りることを希望する場合には、不動産を担保にお金を借りることを考えてみましょう。
2・不動産担保のデメリットとは?
不動産を担保にすると、低金利で高額の借入れが可能になります。
忘れずにデメリットも頭に入れておきましょう。
それはローン審査や契約に費用がかかることです。
カードローンやキャッシングであれば、契約に一切費用がかかりません。
また最短30分で審査をしてもらい即日にお金を借りることも可能です。
一方で不動産を担保にお金を借りる際には、借りる側が不動産鑑定費用などを支払う必要があります。
借入れ金額にもよりますが、手数料が数十万円になるケースもあります。
また借入れることができる金額は不動産評価額の5割から7割程度になることが一般的です。
借入れる金額が高額の場合は返済するにもそれなりの期間が必要です。
返済中に不動産が下落することを想定しての対応策となっています。
そして最も大切なポイントとして、借入金の返済ができない時には担保にしている不動産を手放さなくてはいけなくなります。
完済まで残り1回の支払いであっても返済できない場合は、手放さなければいけません。
不動産担保ローンは低金利でお金を借りることができますが、リスクを伴うため十分に考えてから借りるようにしましょう。