この記事の目次
1.借りられるお金はいくらまで？
節約生活や倹約生活を続けているのに、どうやりくりしてもお金が足りなくて困ってしまうことはあります。
急な病気や事故、親族の不幸などで必要になることも多々あります。
消費者金融からお金を借りることにはマイナスイメージがあるかもしれませんが、しっかりと契約内容を確認し、返済期日までにお金を返せば何も問題はありません。
初めて契約してお金を借りる時には一定期間内に全額返済することで、無利息でお金を借りることもできます。
しかし、上限なくお金を借りることができる訳ではありません。
消費者金融では年収を基準にして融資するお金の金額が決まっています。
総量規制と呼ばれ、年収の3分の1までしかお金を借りることはできません。
つまり年収300万円であれば、3分の1の100万円が借りることができるお金の上限となります。
年収には給与、年金、不動産収入、事業所得など定期的な収入を指しています。
宝くじやパチンコなどの一時的な収入は年収には含まれません。
また、総量規制は消費者金融1社から借りることができる金額ではなく、複数社から借りるお金の合計です。
総量規制を超えた場合には、新たに契約をしても審査には通らないので注意しましょう。
総量規制がなければ、借りたい金額を借りることができますが、返済することが難しくなります。
借金地獄に陥らないためにも総量規制は利用者を保護しているといえます。
2.総量規制以上を借りる方法
とは言いつつも、どうしてもお金が必要な時には、総量規制以上のお金を借りる方法もあります。
つまり年収の3分の1以上のお金を借りるということです。
総量規制は貸金業法によって定められ、消費者金融などを対象としています。
そのため総量規制対象外のローンを利用すれば、さらにお金を借りることはできるのです。
銀行系のカードローンなどはこれに当てはまります。
銀行には貸金業法ではなく、銀行法という法律が設けられているからです。
年収300万円で銀行のカードローンを利用して70万円を融資してもらっている場合、消費者金融からは限度額の100万円を融資してもらうことができます。
融資できる限度額は年収の3分の1と定められていますが、個人情報や属性などによっては限度額よりも低い金額しか借りることができないこともあります。
総量規制が定められてはいても、借金地獄に陥らないように、お金を借りる時には計画的に返済することができるようにしましょう。