この記事の目次
カードローンは金利が高いことは利用をしている人はよく分かっていることでしょう。
カードローンは利用をすると完済するまで、利息を支払い続けなければいけません。
しかしカードローンの利用をするときに掛かる費用は利息だけではないのです。
ATMで支払いや返済をするときに手数料が発生しますので気をつけましょう。
カードローンの利息は支払利息だけではない!三つの利息を覚えておこう!
カードローンの利息が三つあるってどういうことなのか考えてしまう人もいるでしょう。
カードローンには毎月計算される支払利息と、延滞をしたときに支払わなければいけない遅延損害金率があるのは知られています。
そのほかに、ATMなどを利用したときに発生するATM利用手数料の「みなし利息」と言う三つの利息が存在するのをご存じでしょうか。
通常カードローンを比較するときに気にするのが、金利と言われている支払利息を計算するときの利率でしょう。
延滞をすることを前提にカードローンを申し込みする人はいないでしょうから、遅延損害金率を比べると言うことをしない人は多いのではないでしょうか。
しかしこの遅延損害金というのは、金融機関によって異なりますので、比較をしておくことをお勧めします。
そして三つ目の利息になりますATM利用手数料ですが、こちらは利用時間によって異なってきますが、無料・100円(税別)・200円(税別)となっているでしょう。
返済をするときにも手数料が掛かる金融機関がありますので、ATMの支払手数料についても比較をしておくことをお勧めします。
ATM手数料がなんで利息なのと思う人がいるかも知れませんが、これは利息制限法で定めている利息に準ずるものなのです。
第三条にしっかりと明文化されており、ATM手数料は支払利息に含めて利息制限法に抵触しない利息に収まっていなければいけないのです。
したがって消費者金融で多い18.0%の金利でも、利息制限法や出資法の上限に達しないように設定がされています。
銀行のカードローンを作る予定ですがコンビニからお金を引き出せると聞いたんですが手数料は掛かるんですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14165844284
(みなし利息)
第三条 前二条の規定の適用については、金銭を目的とする消費貸借に関し債権者の受ける元本以外の金銭は、礼金、割引金、手数料、調査料その他いかなる名義をもってするかを問わず、利息とみなす。ただし、契約の締結及び債務の弁済の費用は、この限りでない。
低金利のカードローンを活かすには月々の返済額に気をつけよう
利息にも三つの種類があると言うことはお分かりいただけたと思います。
手数料の話をする前に、カードローンを上手に、そしてお得に利用するには、やはり金利が重要となることでしょう。
ただしここで気をつけなければいけないことがありますので、先に話をしておきます。
それはいくら金利が低いカードローンであっても返済額が少ないのでは損をすると言うことです。
100,000円を借りて返済するのに、月々の返済額が2,000円では返済回数が50回にもなります。
利息を支払わないでこの返済回数ですから、利息を含めての返済になるともっと長い期間で返済をしなければいけないでしょう。
これでは低金利で借りたメリットが薄れてしまいます。
そこでカードローンは金利だけではなく、月々の返済額にも目を向ける必要があることを覚えておくといいでしょう。
金融機関で指定している返済額だけが月々の返済額ではありません。
随時返済を利用することにより、はじめてカードローンはお得に利用ができるようになります。
そこでATM利用手数料が高いのでは、金利が低くても効果も少し薄れてしまうでしょう。
月々の返済額と、手数料についても少しは目を向けてみることをお勧めします。
返済額は自分自身で決まるもので、金融機関で設定しているものではないと言うことを気をつけてカードローンを利用しましょう。
返済額でお勧めな銀行はみずほ銀行のカードローン
返済額についてもう少し話をします。
カードローンをお得に利用するには、この返済額がとても重要になります。
先ほど話をしたように、100,000円を2,000円ずつ返済していたのでは、金利がいくら低くてもカードローンはお得に利用できません。
そこでお勧めなカードローンがみずほ銀行のカードローンです。
みずほ銀行のカードローンは金利が14.0%となっており魅力があります。
この金利もさることながら、返済額が最低返済額が10,000円となっていますのでお得に利用ができるカードローンと言えるでしょう。
100,000円を返済するのに利息を含めても返済回数が11回で済みます。
2,000円の50回とは雲泥の差です。
10,000円の返済額は大きいという人もいるでしょうが、利息を把握して月々の返済額を調整する当方法もあります。
毎月の返済はきちんと支払い、返済が済んだあとに元金の範囲内でお金を借りるようにするといいのではないでしょうか。
100,000円を借りた場合に最初に支払わなければいけない利息は次のようになります。
100,000×14.0%÷365×30=1,150円
1,150円が30日間の利息になりますが、10,000円からこの利息を差し引きすると8,850円になるでしょう。
この8,850円が元金に返済される金額になりますので、5,000円などを借りても3,850円の返済はされていることになります。
このように利息を把握して、生活費が足りないときにカードローンを利用するといいのではないでしょうか。
みずほ銀行のカードローンは、銀行で指定した返済額を支払うだけでカードローンの残高がなくなっていきますので、管理が面倒だという人にはお勧めのカードローンです。
またみずほ銀行のATMコーナーを利用できる人は、平日の8:45~18:00までであれば、無料で利用ができますので便利でしょう。
低金利の住信SBIネット銀行は返済額を自分で決める
カードローンは金利よりも返済額が重要だといったものの、少しでも金利が低いほうがお得に利用ができるできるでしょう。
そこでお勧めなカードローンは、住信SBIネット銀行カードローンです。
この住信SBIネット銀行カードローンにはふたつの商品があります。
「プレミアムコース」と「スタンダードコース」になるのですが、「プレミアムコース」の審査に通過すると7.99%になりとてもお得なカードローンを利用できるでしょう。
「スタンダードコース」は14.79%になっていますが、銀行系のカードローンは14.5%前後となっていることが多いのです。
したがって、「スタンダードコース」の場合は住信SBIネット銀行のカードローンに、申し込みをする理由がなくなりますので注意をしましょう。
住信SBIネット銀行カードローンの返済額は、借入額が100,000円以下は2,000円となっています。
したがってカードローンの残高を効率よく減らしていくには、随時返済を利用して毎月返済をしていく必要があるでしょう。
毎月返済しなくとも、ボーナスなどで一括返済をするなど、一年以内に返済ができるようにすることが大事です。
またカードローンの利用手数料は、コンビニやイオン銀行などのATMを利用すると無料となっていますのでお得にカードローンを利用できます。
第三の利息「ATM手数料」少しでも節約をしよう!
第三の利息とも言える「みなし利息」は利息制限法の第三条に明記されていることについて話をしました。
ATM手数料というものは、金融機関によって異なります。
一番いいのはカードローンを発行した金融機関のATMで、平日の時間内に利用をするのがお得でしょう。
しかしATMのない金融機関も今は存在します。
そこでカードローンの申し込みをするときに、ATMの利用手数料も比較することをお勧めします。
カードローンを作った金融機関のATMだけではなく、ほかの金融機関やコンビニのATMを利用したときに利用手数料はどうなのかも見ておくといいでしょう。
無料の金融機関もあれば、時間によっては200円(税別)を取られる金融機関もあります。
200円も違えば金利にすると100,000円を30日間借りたときに、2.5%程度の差が出てきてしまいます。
この差は大きいのではないでしょうか。
もちろん返済まで30日以上掛かる場合は、その日数で利率を計算しなければいけませんが、この200円というのは意外と馬鹿にならない金額なのです。
金利にするとかなりの差が出てきますし、利用回数が多ければ多いほど、損をすることになりますので注意をしましょう。
時 間 | みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 | 楽天銀行 |
平日 0:00~8:00 |
220円
|
220円
|
コンビニは無料
|
コンビニは無料
|
平日 8:00~8:45 |
||||
平日 18:00~23:00 |
||||
平日通常時間 | 110円 | 110円 | ||
土日 0:00~8:00 |
220円 |
220円
|
||
土日 8:00~22:00 |
110円 | |||
祝日 0:00~8:00 |
220円 |
220円
|
||
祝日 18:00~23:00 |
220円 | |||
祝日通常時間 | 110円 |
消費者金融でお勧めはプロミスのカードローン
消費者金融の場合は、1万円超か1万円以下かで手数料が変わってきます。
1万円超が200円(別税)、1万円以下で100円(別税)とされているところが多いでしょう。
これはもともと消費者金融が金利が高いため、金額により手数料を替えていると想像ができます。
ほとんどが横一列のATM手数料となっています。
しかしプロミスとSMBCモビットはちょっと手数料がお得になっていますのでお勧めです。
プロミスはローソン、ミニストップ、ファミリーマートに設置されているLoppiなどのメディア端末を利用して返済をすると手数料が無料となります。
手数料がお得で金利も消費者金融では一番低いプロミスのカードローンはお勧めの一枚と言えるでしょう。
消費者ローンの魅力は金利が下がっていくと言うことが上げられます。
プロミスは17.8%ですが、その他の消費者金融は18.0%の金利となっているところが多いです。
このことから消費者金融のカードローンは金利が高いと思われがちですが、実は消費者金融は金利の引き下げ交渉に応じてくれます。
年収が上がったときには必ず消費者金融に金利交渉をしましょう。
延滞などしていなければ、金利の引き下げ交渉に応じてくれる可能性はあります。
金利の引き下げ交渉をすることにより、銀行系のカードローンよりもお得に利用できる可能性がある消費者金融は、実はお得なカードローンになる可能性を秘めているのです。
銀行系のカードローンは金利引き下げ交渉には応じてくれません。
消費者金融と言うのは、実績と年収によって金利をお得に借りられる可能性があるのです。