大手ネット銀行やメガバンクなどが提供しているカードローンは、消費者金融系カードローン等と比較をすると、低金利であることが多いので、借り換えをすることで支払利息を節約できる可能性が高くなると考えられます。
銀行では大手消費者金融のようにおまとめ専用ローンの取り扱いはあまりありませんが、消費者金融系カードローンと比較すると、そもそもの貸付条件が良いことが多いので、場合によっては消費者金融のおまとめ専用ローンを利用するよりも、大手銀行のカードローンをおまとめローンとして利用したほうが合理的な返済ができるケースも有ります。
おまとめローンとして利用することをおすすめしたい、銀行カードローンについて、詳しく紹介をしていきます。
そもそもどうして銀行カードローンはおまとめローンとしての利用に向いているの?
おすすめの銀行カードローンについて紹介をするに先立って、まずは何故他の金融機関のカードローンと比較して銀行カードローンがおまとめローンとして利用するのに向いているのか、ということについて、詳しく解説をしていきます。
・金利が低い
銀行カードローンの金利は消費者金融や信販会社の金利よりも遥かに低いケースが多く、まとまったお金を長期間借り入れることとなる、おまとめローンとしての利用にも向いていると考えられます。
特に上限金利の低さに定評があり、例えば三菱UFJ銀行の「バンクイック」の上限金利である年14.6%(2017年1月11日現在)という数値は、プロミスの「貸金業法に基づくおまとめローン」の上限金利である年17.8%(2017年1月11日現在)よりも低くなっているほどなのです。
新規でローン契約を結ぶ場合には、上限金利いっぱいでの貸付条件となることも珍しくないので、上限金利が低く設定されているというのは、大きな強みだと考えられるでしょう。
おまとめローンとしての利用におすすめしたい銀行カードローンって?
銀行カードローンが何故おまとめローンとしての利用に適しているのかという点についての解説が済んだところで、次はおまとめローンとしての利用に特に向いている、おすすめの銀行カードローンについて、解説を行っていきます。
・auじぶん銀行カードローン
auじぶん銀行カードローンは、auユーザーであれば優遇金利でカードローン利用ができるという特徴を持つカードローンですが、実は優遇金利は2つの段階が用意されています。
通常のカードローンと同様に利用する『誰でもコース』を選んで契約した場合には、非auユーザーが契約した場合と比較して年0.1%の金利引下げが行われるのですが、auじぶん銀行カードローンを借り換えローンとして利用する『借り換えコース』を選んで契約した場合には、年0.5%の金利引下げが行われるのです。
つまり、auじぶん銀行カードローンの通常の金利は年2.2%から年17.5%(2017年1月11日現在)となっているところが、auユーザーが『借り換えコース』で契約することで、金利が年1.7%から年12.5%となるのです。
auユーザーには特に利用をおすすめしたいカードローンとなっています。
まとめ
銀行カードローンは、他の金融機関のカードローンと比較して、契約極度額が高く設定されている上に上限金利が低いカードローンとなっています。
この点において、絶対的な利点があるといえますし、おまとめ専用ローンではないものの、おまとめローンとしての利用に向いていると考えられます。
また銀行カードローンによっては、auじぶん銀行カードローンのように、おまとめローンや借り換えローンとして利用することで、優遇金利で利用できるケースもあるので、おまとめローンの利用をしようと考える場合には、専用ローンだけでなく、銀行カードローンの利用も積極的に検討することをお奨めします。