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おまとめローンは損をするので、借り換えずに返済をした方が良いということがネット上で噂になっています。
多額の借金を背負った場合には、無理をせずに自己破産などの債務整理をすると良いなどもネット上で噂としてささやかれているでしょう。
これらのことは本当ですが、言葉足らずです。
その噂の真実に迫ってみましょう。
おまとめローンは本当に損なのか？損得を考えるべきではない
複数のカードローンを利用してしまい、おまとめローンに切替えを考える人もいるのではないでしょうか。
おまとめローンの評判や口コミ、情報などをネット上で検索すると、損をすると言うことがすぐに見つかると思います。
借り換えをすると返済期間が長くなり、利息の支払いが多くなるため損をするという理屈ですが、このことは本当のことです。
この噂は事実を言っているのですが、見当違いの話をしているでしょう。
おまとめローンで借り換えるよりも、そのまま返済を続けた方が得であると言うようなことを言うのですが、そもそものおまとめローンの商品性を無視して話をしています。
おまとめローンはもともと月々の返済に困っている人が、月々の返済額を減少して生活を立て直すために救済を目的とした商品なのです。
したがって、利息が損をするとか得をするとかの次元の話ではありません。
おまとめローンは、そもそも生活をしていけるかどうかを考える人が対象となる商品ですので、損得で選ぶ商品ではないのです。
ネットの話どおり、損をするから借り換えをしないといったときに、返済を続けていければ問題はないでしょう。
しかし、おまとめローンを考える人の中には、月々の生活をするのがやっとという人がいるでしょう。
そのような人は、おまとめローンは大きい効果があります。
損得で考えるのではなく、生活が可能かどうかを優先的に考える商品なのです。
おまとめローンの話をする視点が異なっていますので、方向性が違うことを頭の中に入れておきましょう。
おまとめローンにする目的は、月々の返済額を大きく減らすと言うことが最大の目的になります。
アコムについて教えてください。
現在、クレジットで借り入れが50万ほどあり、まとめて返済を考えていますが、クレジットカードは10万限度しか作れず、 アコムなどの金融で借入し返済を1つにと考えているのですが、あまりいい噂をきかないので、心配もあります。アコムなど金融でかりても、 毎月きちんと返済していれば大丈夫でしょうか？
ちなみに、専業主婦なのですが、金融だといくらくらいまで借入できますか？
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1332250943
噂どおりであれば損をするが実は大きなメリットが隠されている
おまとめローンはネット上でささやかれている、噂どおり損をする商品です。
しかし、これは見当違いの説明をしていることを説明しました。
おまとめローンは損得を考えずに、月々の返済額が大幅に減少するのであれば、それだけで効果が絶大な商品です。
ただし、返済額が大幅に減少して、生活が改善された場合に気をつけなければいけないことがあります。
それは、生活に余裕が出たために、新たな借金の返済ができるようになると言うことです。
生活が改善することはとても良いことなのですが、生活に余裕が出たとしても生活を見直ししなければ、無駄な出費が発生する可能性があります。
そして、気がつくと突然の出費で新たなカードローンに、手を出してしまうと言うことになりかねません。
このようなことにならないためにも、突然の出費に備えておく必要があるでしょう。
実はおまとめローンは借り換えた後にしなければいけないポイントがあります。
それは、生活費を見直しすることです。
無駄な出費がないか項目ごとに確認をして、少しずつ節約をすることが大事になります。
そして、その積み重ねが1,000円、2,000円となり、残ったお金を貯蓄に回すと言うことをしなければいけないのです。
また、おまとめローンで減少した返済額も全て生活費に回すのではなく、4分の1でも、3分の1でも貯蓄に回しましょう。
このようにすると月々の貯蓄額が5,000円や6,000円となっていきます。
できる限り生活にゆとりを持たせないで貯蓄をしながら借金を返済していくという生活スタイルに改善する必要があるのです。
5,000円であれば、10年間で60万円の貯蓄ができます。
おまとめローンを返し終わる頃には、まとまったお金ができていますので、利息の損を十分取り返せるのです。
おまとめローンにしないで、そのまま返済を続けていると貯蓄をできないでしょう。
貯蓄ができないだけであればまだしも、新たな借金を背負っている可能性があります。
おまとめローンは損得で考える商品ではないのです。
債務整理とは？3つの種類を覚えておこう
債務整理には3つの方法があります。
それは、任意整理と、民事再生、自己破産です。
また債務整理のほかにも、「過払い金請求」と言うものもありますので覚えておきましょう。
これらの手続きは、専門家である司法書士や弁護士に相談をして行なうことになると思います。
どこまで財産を整理しても良いのか、どの程度返済ができるのかを考えて、自分に合った方法がどの整理方法なのか考えて手続きをします。
債務整理と一言で言っても、自己破産だけが債務整理ではありませんので覚えておいてください。
お金を借りすぎて返済に困ったら、取立てなどで生活も落ち着くことができなく、精神的にも厳しくなるでしょう。
延滞をしていないとしても、月々の返済に頭を悩ませて、神経をすり減らしていることだと思います。
そのような状態から解放されるためにも、債務整理をするように弁護士や司法書士のホームページで話をしています。
またネット上の口コミや噂でも、やはり借金が増えてきたえら債務整理をすると良いとささやかれているでしょう。
しかし、このような状態になった原因は、誰のせいでもなくお金を借りた本人です。
借りたものを返さないというのでは、本当は世の中は成り立っていかなくなるでしょう。
もちろん、貸しすぎた金融機関にも責任はあります。
ただし、だからといってすぐにお金を返さなくても良いとはならないのではないでしょうか。
債務整理は最終手段！まずは返済をする努力をしよう
最終的にどうしても返済が難しいというのであれば、債務整理も致し方がないでしょう。
しかし、最低限は本当に返済が不可能かどうかを考えてください。
その努力もせずにいきなり債務整理では将来に傷をつけるだけです。
確かに精神的に楽になるかもしれません。
また、債務整理をした後にお金を借りなくても生活ができるでしょう。
年齢が若いのであればあるほど、債務整理をせずにできれば返済をして、借金を完済することが望ましいのではないでしょうか。
特に独身の人はこの先どうなるか分かりません。
若いうちにつまずいたものは、早く立ち直るためにも債務整理を進める人もいます。
しかし、結婚をして子供ができてと将来はいつどうなるのか分からないのです。
そのときに、借金ができないのでは結婚をした相手にも、負担を替えてしまうことになりかねません。
簡単に債務整理とは考えずに、おまとめローンで返済ができないのか、カードローンをやり繰りして返済ができないのかしっかりと考えてから、行動に移すことが大事になります。
現状だけを考えず、先のことも考えた上で債務整理をするといいでしょう。
現状が大変だから、先のことを考える余裕もないと言うこともあるかもしれません。
しかし、5～10年間は借金ができなくなると言うことは、長い目で見ると損をする場合があります。
現状と将来を天びんに掛けて、問題がなければ債務整理に踏み切りましょう。
債務整理をお勧めする噂は自分のためにならない！将来を考えよう
債務整理の考え方についてここまで話をしてきました。
できる限り債務整理をすることについては控えることを説明しましたが、生活ができなければ債務整理もやむを得ません。
ただしネット上でこれだけ債務整理を簡単にしてしまうことを勧めるには、何らかの力が働いているとも言えます。
確かに債務整理は法律に定めてある多重債務者を救済するものです。
多重債務者とは、複数の金融機関から借金をして、生活が困窮してしまった人のことを言います。
したがって、債務整理をすることは悪いことではありません。
むしろ借金を苦に命を絶つことの方が良くないでしょう。
しかし、ネット上に債務整理を安易に勧めているのは、弁護士事務所や司法書士事務所が利益を得られるからでもあります。
必ずしもお金を借りている人のために話がされている、と言うことではないことを頭に入れておきましょう。
弁護士事務所や司法書士事務所も仕事がなければ生活ができません。
そんな中で、多重債務者は良いターゲットになるのです。
精神的に解放されることも本当ですし、債務整理をした後はお金を借りることができないことをしっかりと話をしています。
したがって、借金に困ったら債務整理をすると言う噂は事実を述べています。
しかし、債務整理をしなくても何とか生活を立て直しできる人であっても、債務整理はその可能性を摘んでしまう行為なのです。
自分自身が本当に債務整理が必要かどうかを、しっかりと検討をしてから行動に移しましょう。
現状の分析をしっかりとして返済可能か見極めることが大事
おまとめローンに関連するネット上の話を題材にしてここまで解説をしてきました。
結局のところ、どうしたら良いのかは人それぞれ異なります。
借金の状況や生活の状況、家族構成、収入などを把握できないネット上の話は正確ではないと言うことを覚えておきましょう。
自分自身で現状をしっかりと分析をして、どのような将来を目指しているのか考える必要があります。
借金に追われていて将来のことを考えられないという人もいるかもしれませんが、年齢などから考えてこの先どのようなことが想定されるのかだけでも考えてください。
生活に無駄がないか、収入を増やすことができないか、借金の返済方法を工夫できないかなど色々なことを考えて返済が可能かどうか見極めることが大事です。
そのときに、おまとめローンを利用して効果がありそうであれば、おまとめローンを利用することは大いにメリットがあることでしょう。
おまとめローンや、カードローンで借金をまとめられるかどうかを考えて、それでも駄目であれば借金の返済方法を工夫できないかを模索してください。
目先の損得だけにとらわれずに、様々な方法を検討することをお勧めします。