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おまとめローンで借り換えをすると、利息が損をすると言われています。
単純に考えると、おまとめローンは損をすることは間違いがありません。
おまとめローンは損得で利用する商品ではなく、月々の返済に困っている人が利用する商品です。
損得を考えるのは意味が異なります。
しかし、少しでも損を少なくはしたいですね。
おまとめローンは得をすることを目的とした商品ではない
そもそもおまとめローンとはどのような商品なのでしょうか。
借金をまとめて、利息で得をするという商品と考える人もいるようですが、利息は得をしません。
おまとめローンは、複数のカードローンをひとつにまとめて、再利用できないようにすることで借金の固定化を図ります。
そして、返済期間を10年など長期間にすることで、月々の返済額を少なくするのです。
「返済額が少なくなる」=「得をする」にはなりませんので、注意をしてください。
したがって返済に困っていない人は、おまとめローンにすることで損をすることがあります。
ただし、おまとめローンにすることで損をするには、次の条件があるでしょう。
まとめる前の借金を、おまとめローンの期間よりも短く返済することが条件になります。
カードローンは反復利用ができます。
お金を返済する前に、新たな借金ができてしまいますので、おまとめローンにすることにより、新たな借金を防ぐことが可能になります。
また、まとめる前のカードローンを、計画的に返済をすることが大事になるでしょう。
計画的に返済をしないために、複数のカードローンを持っていることになりますので、カードローンを効率的に返済をして枚数を減らしていくことが重要です。
返済に困っていない人でも、しっかりと返済計画をたてて返済を見直さなければ、結局は損をしていることと同じになります。
カードローンは自分自身で、返済計画をしっかりとたてて、幾らずつ返済すると、いつまで返済可能なのか考えながら利用をすることが大事です。
おまとめローンで借金の返済は楽になるでしょうか?
高卒、30代後半独身、飲食店で調理師をしています。
年収は320万円前後です。20代の数年間パチンコ、パチスロにどっぷりはまっていた時期があり、そのときにつくった借金があります。
現在は、ギャンブルから足を洗いましたが、ア〇ム・レ〇ク・アイ〇ル・オリ〇と銀行から合計240万円の借金があります。
現在なんとか返済をしていますが、結構ぎりぎりでの生活です。
今はまだ独身ですが、いずれ身を固める時に借金があってはみっともないので、できるだけ早く借金問題を片付けたいと思っています。
おまとめローンは、借金をまとめることで金利が安くなるようですので、借金をまとめてみたいと思っていますが、どこかお勧めのところはありますでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11160609971
利息で得をしたいのであれば銀行系のカードローンでまとめよう
複数のカードローンを保有すると、返済の管理をするのが大変だという人がいます。
そこでおまとめローンなどで、借金をひとつにまとめたいと考えることもあるようです。
しかし、おまとめローンにすると利息で損をするために、そのまま借り換えをしないでいる人も多いでしょう。
返済日が複数あるのはとても非効率です。
ついうっかりで延滞をするリスクもあります。
できれば、返済日をまとめて管理ができることが望ましいでしょう。
そこで、おすすめめなのが銀行系のカードローンにすることです。
銀行系のカードローンであれば、消費者金融のおまとめローンよりも金利は低いので、損をすることはないかもしれません。
複数のカードローンを利用している場合は、銀行系のカードローンよりも、金利が高い商品が含まれていることが多いでしょう。
そこで、銀行系のカードローンでひとつにまとめることが可能になれば、利息がお得になり返済日の管理が楽になることが考えられます。
ただし、銀行系カードローンの場合は、自分自身で返済額を決めて随時返済をしていく必要があります。
銀行で指定している返済額で返済を続けていると、なかなか返済が終わることがありません。
銀行系のカードローンで唯一の欠点になりますので、この点は注意をして利用をするといいでしょう。
考え方を変えれば得をすることができる
銀行系のカードローンは返済に気をつける必要がありました。
消費者金融のおまとめローンは、返済額が一定で借金が減っていくため、利息は損をするものの生活が楽になると言うことが大きな特徴です。
そこで、返済額が少なくなると言うことに着目をしていきましょう。
返済額が少なくなると言うことは、生活費が多くなると言うことです。
生活費が多くなると言うことは、家計が楽になると言うことでしょう。
返済額が縮小したのであれば、全てを生活費に回すのではなく、逆に支出をできる限り少なくできないか考えることをおすすめします。
支出を少なくするには、家計に無駄がないかを調べる必要があるのです。
収入に見合った支出になっているのか、ぜい沢をしていないかなどを調べることにより、客観的に無駄遣いをしていないか判断ができます。
身の丈にあった生活にすることがとても大事になるでしょう。
そこで、平均的な家庭の支出状況と比べて、自分の家計で無駄遣いがないのか調べてみてください。
見出しの直後に二人以上の世帯でどの程度の出費になっているのか、項目ごとに収入の割合を算出した一覧表を掲載しましたので参考にすることをおすすめします。
そして、無駄があるのであれば少しでも節約できるように心掛けをしましょう。
返済が減ったのであれば、その返済が減った分全てを生活費に回す必要はないのです。
お金を少しでも残すように考えを変えてみると、おまとめローンにすることで損をすると言うことはなくなるでしょう。
おまとめローンにすることで貯蓄ができる
おまとめローンにすることで、利息が損をする可能性があると話をしました。
しかし、返済額が減るメリットを最大限に生かすために、生活費の見直しをするといいでしょう。
生活費を見直しして、月々の返済額が減ったのであれば、少しは手元にお金が残らないでしょうか。
お金が残ったのであれば、1,000円でも2,000円でも貯蓄をすることをおすすめします。
また、収入が上がったときには、全て生活費に回すのではなく、上がった収入の3分の1は貯蓄に回すことをしましょう。
3,000円の収入が上がったのであれば、1,000円を貯蓄に、2,000円を生活費に回すようにするといいです。
1,000円で1年間たつと12,000円の貯蓄になり、10年間で120,000円のお金をためることができます。
2,000円であれば、この倍の金額を貯蓄ができるでしょう。
そして、5,000円であれば1年間で60,000円、10年間で600,000円も貯蓄ができることになるのです。
おまとめローンは月々の返済額を少なくすることで、生活を楽にすることができます。
生活を楽にすることはいいのですが、少しは節約をすることを心掛けて、貯蓄をするようにすると急な出費が発生したときにお金を借りる必要がなくなるでしょう。
おまとめローンは支払いが減った分で、貯蓄をすることによって大きな効果が出てきます。
月々の返済が大変なときには、貯蓄に目を向けることができなかったと思いますが、返済額が少なくなることで貯蓄をすることが可能になるかもしれません。
借金の返済額を少なくして貯蓄をすれば最終的に得をする
先にも話をしましたが、貯蓄に目を向けることが大事でしょう。
おまとめローンで月々の返済額が減ったのであれば、少しでも貯蓄をすることをおすすめです。
せっかく生活が楽になるのだから、減少した返済額を全て生活費に回したい気持ちも分かります。
しかし、貯蓄をする習慣をつけることで借金をしないで済む生活をおくることが可能になるのです。
急な出費に備えることができるようになり、カードローンを利用しなくても何とかしのげるようになるかもしれません。
カードローンを使う必要があったとしても、必要最小限で済むでしょう。
カードローンは返済できる金額の6~12倍の範囲で利用をすることが望ましいです。
半年から1年以内で返済ができるようにしておくことが重要です。
できる限りカードローンを利用しないで、蓄えで対応するようにするといいと思います。
貯蓄をすることで、おまとめローンで損をした利息以上のお金をためることができれば、最終的には得をすることになるでしょう。
おまとめローンで返済額を少なくすることで、貯蓄が可能になりますので、生活を見直しすれば損をすると言うことにはならないのです。
おまとめローンで大事なことは、生活を立て直しするためのひとつの道具にすぎない、と言うことを認識素売ることです。
おまとめローンで借り換えて終わりではなく、おまとめローンは生活を立て直しするきっかけを作るための商品になります。
おまとめローンで生活が楽になるのではなく、おまとめローンをきっかけに生活を改善して、多重債務に追い散らないようにすると言うことが重要でしょう。
なお、多重債務とは複数の金融機機関からお金を借りて、月々の返済が大変になり生活が困窮することです。
生活を切り詰めなければ借金をする可能性もある
せっかくおまとめローンで、月々の生活が楽になったのであれば、先にも話をしたとおり生活を見直しすることが大事になります。
複数のカードローンを利用した人は、どちらかと言うと返済計画を練らないまま、カードローンを利用した人が多いでしょう。
おまとめローンで減少した返済額を全て生活費に回した場合には、急な出費のときにお金を準備できない可能性が出てきてしまいます。
そこで、カードローンを新たに作ってしまって、徐々に借金が増えていくということも考えされるでしょう。
生活が楽になるということは、新たな借金をしても返済が可能になると言うことになります。
そこで、また気軽に借金をしてしまう人が後をたたないようです。
したがって、おまとめローンで借り換えたときに大事なことは、生活の見直しをすることがだ記事になるでしょう。
生活の見直しをしないでいると、新たな借金をする可能性が出てくることになります。
少しも生活を見直しして、貯蓄をするようにすることがおすすめです。
カードローンで大事なことは、いつまで返済をするのか、幾らずつ返済をするのか、返済財源は何なのかを考えた上で利用をしなければいけません。
このことを考えないで、カードローンを利用すると借金が減ることなく、増えていく原因になるでしょう。