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おまとめローンの契約書で必ず確認をすることは?ポイントを整理


複数のカードローンを一本化するときに、おまとめローンで借り換えることがあります。

おまとめローンとしておすすめなローンは、銀行系のカードローンです。

カードローンを申し込みすると、契約書がもらえます。

その内容は細かな字で書かれていて、重要な箇所が分かりにくいです。

そこで、契約書のポイントを整理しました。

 

 

なぜ銀行系カードローンがおすすめ?

なぜ銀行系カードローンがおすすめ?

消費者金融のカードローンは総量規制という制約があります。

そこで、複数の借金をひとつにまとめるには、消費者金融では「おまとめローン」を利用することになります。

しかし、消費者金融の「おまとめローン」は、金利は低くはなく借り換える前とそれほど差がないでしょう。

そこで、銀行系のカードローンを「おまとめローン」の代わりとして利用をすることをおすすめします。

消費者金融よりも金利が低く、総量規制の縛りがない銀行系のカードローンで、複数の借金をまとめることはいいことでしょう。

返済額も自分で調整をすることができるので、無理なく月々の返済が可能です。

銀行系のカードローンをおまとめローンとして、上手に利用をして月々の返済を少なくして家計の負担を軽減しましょう。

 

※総量規制とは、年収の3分の1までを上限として、銀行系以外のカードローンの申込みができる制限です。

 

(1) 総量規制とは

Q2-1. 総量規制とは何ですか?

A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

http://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.html

 

 

カードローンの口座を開設するときには契約書を取り交わす

おまとめローンとして、カードローンの口座を開設するときには、融資の契約書を銀行と取り交わす必要があります。

これは、カードローンだけではなく、住宅ローンや自動車(マイカー)ローンにも同じことがいえます。

住宅ローンの契約書は様々な様式があり、銀行と取引をするときにも複雑ですが、カードローンや、マイカーローンは比較的容易に申込みができるローンとなっています。

2003年1月6日前は申込書1枚を記入すると、簡単に手続きが完了したのですが、2003年1月6日を境にして本人確認のための同意書などが必要になったため、手続きが若干煩雑になりました。

 

しかし、融資の申込みとしては、カードローンやマイカーローンは、手軽に申込みができる商品となっています。

一般的な申込書は複写になっており、保証委託契約書とローンの契約書を兼ねています。

カードローンの申込みをして、審査に通過すると申込みの複写部分である金銭消費貸借契約書を銀行と取り交わしをすることになります。

そして、金銭消費貸借契約書の控えを銀行から交付がされます。

 

※保証委託契約書とは、保証会社に保証にとなってもらうための契約書です。

 

 

契約書はじっくりと説明を受けることが大事

契約書はじっくりと説明を受けることが大事

カードローンの契約書には、非常に大事なことが記載されています。

本来であれば重要な項目は、銀行側からじっくりと説明を受けなければいけないのです。

しかし、契約書の説明をじっくりとする銀行は、意外と少ないのではないでしょうか。

銀行には説明義務がありますので、契約書に記載されていることで不明な点があるときには、しっかりと説明を求めてください。

ただし、契約書に記載されている取扱規則などは、文字も細かく、内容も専門用語で書かれているため何が書いてあるのか分からないという人もいるでしょう。

 

そして、契約書のどこの部分が大事であるかよく分からないまま、カードローンの契約をしているのではないでしょうか。

もし、何かあったときに聞いていなかった、知らなかったでは済まないことも記載されていますので気をつけましょう。

仮に読むのが面倒で何が記載されているのか分からず、説明もほどほどにして契約書の控えを渡された場合は、遠慮をすることなく契約書や取扱規則で大事なことが記述されているところはどこであるのかしっかりと聞いておくことをおすすめします。

 

 

契約書を紛失してしまった?再発行をしてもらえるの?

契約書は融資を受ける上でとても重要なものです。

しかし、契約書はお金を借りたとき意外に見ることは少なく、年数が経過するとどこに保管をしていたのか忘れてしまうことがあります。

いざ、契約書を確認しようと思ったときに、どこにあるのか分からないという人が意外といるようです。

 

そこで、契約書がないと何か影響があるのか、不安に思う人もいるでしょう。

結論からいうと、借りた本人が持っている契約書は控えであり、原本は銀行で保管をしてます。

したがって、紛失したとしても何ら影響はありませんので安心をしてください。

また、契約書を紛失してしまったけど、どうしても手元に控えを置いておきたいという人は、銀行に申出をすると契約書の原本の写しをもらえますので相談をしてみましょう。

カードローンを解約すると、契約書の原本が手元に帰ってきます。

手元に帰ってきた契約書は、効力をなくしていますので一定期間経過したら廃棄処分をしましょう。

 

 

契約書に記載されている重要項目を抑えよう

契約書に記載されている重要項目を抑えよう

カードローン、おまとめローンに記載されている内容で重要な項目を銀行から説明を受けるときに、聞き忘れがないか判断をするにしても、何が重要であるのか抑えておかなければ判断ができません。

そこで、カードローンの野契約書の雛形(ひな形)を参考にして、重要な項目を理解しておきましょう。

次に近畿ろうきんカードローンの契約書をリンクしました。(https://www.rokin.or.jp/loan/application/agree/ekubo/ekubo.php

本来であれば、この契約書を細かく見ていけば良いのですが、カードローンの契約をしたときに、知っておかなければいけない項目に絞って説明をしていきます。

知っておかなければいけない項目を、次に記載しますので覚えておいてください。

 

○期限の利益の喪失

○利息損害金

○代位弁済

 

最低上記の3つの項目は入念に話を聞いておくことをおすすめします。

申込みをしたときに、延滞のことを聞くことは恥ずかしいと思いますが、はじめに延滞の注意事項を聞いておくことで、返済の意識が高まるでしょう。

 

期限の利益の喪失とは、借金は通常一括返済をするものなのですが、分割返済をすることにより返済を楽にするという、利益を借主は受けていることになります。

この利益が、延滞などにより喪失すると、一括返済を求められますのでどのようなときに期限の利益の喪失になるのか説明を受けておきましょう。

また、利息即損害金とは延滞をすると、上乗せされる利息のことです。

延滞をすると損害金が幾らなのか、どのような計算で支払わなければいけないのかも説明を受けましょう。

 

そして代位弁済についてです。

期限の利益の喪失をして、一括返済ができない場合は、保証会社が代わって全額返済をしてくれます。

このときの手順なども聞いておくと良いでしょう。

また、おまとめローンの場合は、借り換えをするローンを解約しなければいけないかなども、しっかりと確認をしておくことをおすすめします。

 

 

契約書に記載されていない条件も確認する

契約書に記載されていない条件も確認する

おまとめローン(カードローン)などの場合は、契約書に記載されていない条件が発生していることがあります。

条件に反した場合は、借りたお金を一括返済で求められることがありますので注意が必要です。

特に借金が多く、元の借金を完済することが条件になっている場合は、しっかりと借りているお金を精算してください。

借金を清算しないままにしていると、条件違反となってしまします。

条件違反を防ぐためにも、お金を借りるときに条件付かどうか、しっかりと確認をしておくことが大事になります。

銀行側でも、条件付でお金を貸すときには、その条件について念をおして説明をするはずです。

条件の提示をされたのであれば、しっかりとその条件を守ってください。

 

 

おまとめローンに必要な書類

おまとめローンを契約するときに、銀行へ提出が必要な書類があります。

契約がスムーズに運ぶように、必要書類についての知識も抑えておきましょう。

ローンを申込みするときに必ず必要な書類が、本人確認の書類です。

 

これら、運転免許証などの顔写真がついていて、住所が記載されている公的書類が必要になります。

もし、顔写真がついていない健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)などの場合は、住所が記載されている公共料金の請求書なども併せて提出が必要なこともあります。

また、申込金額によっては、収入証明書が必要なこともありますので、源泉徴収や直近2か分の給与明細なども準備をしておきましょう。

そして、借金をまとめるときに求められる可能性がある書類として、借り換え前の借金の残高が把握できる書類です。

借り換えが条件のときには、この書類が必要になりますので、慌てることなく準備をしておきましょう。

 

<おまとめローンとして利用可能なローン>

取扱金融機関 ローン名称
消費者金融 おまとめローン
銀行など フリーローン
銀行など おまとめローン
銀行など プロパーローン
銀行など カードローン

 

 

まとめ

一言でおまとめローンといっても、「おまとめローン」もあれば「カードローン」のときもあります。

そして、ローンの契約書については基本的に変わりありませんので、記載されていることが難しいこともありますが、事前に重要な項目は何なのかしっかりと把握をしておきましょう。

銀行により一部取扱いが異なることもありますので、重要事項はしっかりと確認をして安心して借り換えをするといいでしょう。







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