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おまとめローンは高額借金ほど効果がある?生活費も同時に見直ししよう


おまとめローンは返済額が膨らみ、生活が困窮した人を手助けする目的で商品化されたローンです。

商品化されていないものとして、銀行系のカードローンをおまとめローンの代用として利用できます。

借金をまとめることは、高額なほど効果がでます。生活が少しでも改善できるように、おまとめローンを有効に利用しましょう。

 

 

高額なカードローンを借りるには

高額なカードローンを借りるには

消費者金融のカードローンは、年収の3分の1までしか借りることができません。

この年収の3分の1とは、消費者金融会社1社だけではなく、銀行以外のカードローンの合計額です。

したがって、高額なローンを借りているほど、高収入であることが分かります。

例えば500万円を借りているのであれば、最低でも1,500万円の所得があることになります。

800万であれば2,400万円の収入ですね。国税庁の統計で平成27年のサラリーマン平均給与は、420万円ですので大幅に平均給与を超える人が借りることが可能なお金です。

http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2016/minkan/

高額な借金を背負うということは、高所得者ということですので、生活を改善できればおまとめローンを利用することで、生活を立て直すことは平均給与者以下の人よりは比較的に容易でしょう。

 

(1) 総量規制とは

Q2-1. 総量規制とは何ですか?

A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。

http://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.html

 


高額所得者はお金を借りやすい

消費者金融で高額なローンをしている人の中には、住宅ローンで高級住宅を購入していたり、高額エステに通っていたりしている人もいるでしょう。

もともとは、消費者ローンを借りていなかった人が、住宅ローンや高額エステで生活が大変になり、手軽な消費者金融に手を出してしまう人もいるようです。

また、健康保険が適用されない民間療法などの治療で、生活が大変になる人もいるでしょう。

民間治療の場合は、命がかかっていますので致し方のないことですが、高額エステや高級住宅は自分の収入が多いため、上手に返済の計画を立てられない結果といえます。

そのため、借金を気軽に重ねてしまい、返済が大変になるということになるのでしょう。

高額所得者は生活が豊かな反面、借金を気軽にできるようになっていますので、意外と多重債務者になる人もいるようです。

 

※多重債務者とは、複数の業者からお金を借りて、返済で生活が困窮している人。

 

 

おまとめローンの基礎的な知識を覚えておこう

おまとめローンの基礎的な知識を覚えておこう

複数の業者からお金を借りることは、何の得にもなりません。

カードローンを利用するのであれば、本来はひとつの業者に絞って利用をすることが望ましいでしょう。

その理由は、借金の額に比べて返済額が多くなることです。

そして、返済日も統一されていませんので、カードローンの管理が大変になります。

カードローンの利用限度額を増額申請するよりも、新たなカードローンを作ることの方が手軽にできるため、カードローンが増えてしまう人がいます。

しかし、手続きが面倒でも本来は増額申請をして利用限度額を増やして利用する方がお得です。

 

そこで、借金を複数の業者からしてしまった人は、おまとめローンで借金を一本化してしまいましょう。

おまとめローンは、複数の借金で月々の返済額が多くなり、生活が苦しくなってきた人を救済するためのローンです。

利息の損得で借り換えるローンではないことを抑えておきましょう。

そして、おまとめローンとして利用できる融資の商品には幾つかの商品があります。

その商品群を次にまとめましたので参考にしてください。

 

取扱金融機関 ローン名称 利用目的
消費者金融 おまとめローン 複数のカードローン・キャッシング
をまとめる目的として利用
銀行など フリーローン お金の使い道は自由、借金をまとめる
ことにも利用可能
銀行など おまとめローン 複数のカードローン・フリーローン
などをまとめる目的として利用
銀行など プロパーローン お金の使い道は、銀行に伝えた目的
に利用をする
銀行など カードローン お金の使い道は事由、借金をまとめる
ことにも利用可能

 

様々な商品がありますが、どれも一長一短があります。

この中から、おすすめな商品として紹介できるのは、銀行系のカードローンになります。

理由として、「低金利」「低返済額」「高額融資」全ての条件がそろっているからです。

また、銀行系のカードローンは総量規制を気にすることなく、申込みができるのでおまとめローンの代用として利用するにはおすすめの商品です。

 

 

まとめるなら銀行系のカードローンがおすすめ

銀行系のカードローンは、総量規制に関係なく、お金を借りることができます。

高額なローンの審査は条件が厳しく、100万円以下のローンと異なり審査に通過するのが難しくなります。

消費者金融は特に行政から貸し過ぎを禁止されているため、審査も自然と厳しくなるのです。

幾ら、高額所得者といっても、おまとめローンに申込みをするということは、生活が苦しいことを意味しています。

そして、高額なローンを銀行が貸す場合は、10万円や50万円を貸すよりも当然チェックが厳しくなります。

 

それは、10万円が返ってこないよりも、300万円などの高額なローンが帰ってこない方が業者にとって痛手となるからです。

そこで、銀行系のカードローンを利用して、借金をまとめることで、生活が立て直しできる返済額になれば、高額所得者は借り換えに成功する可能性があります。

消費者金融のおまとめローンを利用して、返済額を少なくすることもできますが、銀行系のカードローンの方が金利が低く、お得になりますのでおすすめです。

おまとめローンは損得で借りるものではなく、返済額が少なくして生活を楽にするものです。

しかし、同じローンであれば、金利が低い方が返済の負担が少なくなりますので、生活を立て直しするときにも役に立ちます。

 

 

おまとめローンに借り換えたときのシミュレーションをする

おまとめローンに借り換えたときのシミュレーションをする

おまとめローンは借入額が少なくなるわけではありません。

また、金利も極端に低くもなりません。しかし、返済額が少なくなるのはなぜでしょうか。

それは、借入期間が延びるからです。借入期間が延びるため、返済額が少なくなる仕組みになっています。

例えば、10万円を1年で返済をする場合は、月々1万円になります。

しかし、2年で返済をすると、月々の返済額は5,000円で済むでしょう。

 
借り換え前 借り換え後
金利 借入額 借入期間 返済額 総返済額 金利 借入額 借入期間 返済額 総返済額
キャッシングA社 18.00% 50万円 5年 15,000円 750,686円
14.50%
190万円
10年
30,072円
3,608,734円
キャッシングB社 17.80% 40万円 3年 17,000円 555,875円
キャッシングC社 18.00% 100万円 4.5年 26,000円 1,371,065円
キャッシング合計残高   190万円   58,000円 2,677,626円

ただし、借入期間が伸びるということは、利息の支払期間が長くなるということですので、総支払利息が増えてしまいます。

総支払利息が増えるということは、総返済額が多くなるということですので気をつけましょう。

そこで、どの程度の差がでるのかシミュレーションをしてみることをおすすめします。

下に借り換え前と、借り換え後の比較を掲載しますので、参考にしてください。

 

借り換えは少額よりも、高額なローンほど威力を発揮します。

返済額を大きく減らすことができますので、家計が苦しくなったときにはおまとめローンに借り換えることを検討しましょう。

 

 

おまとめローンに借りやすくなるポイント

おまとめローンに借りやすくなるポイント

消費者金融のおまとめローンは、審査が通過しやすいといわれています。

しかし、実際には先ほども話をしたとおり、高額なおまとめローンはリスクが多きため自然と審査も厳しくなるものです。

また、銀行の審査は厳しいともいわれています。

そこで、審査が厳しいおまとめローンを利用するために、裏ワザがあるとすればその情報を欲しいと思うでしょう。

けれども、ローンの審査には裏技というものは存在せず、一般的にはごく当たり前のことを積み重ねるしか方法はありません。

ついては、おまとめローンの申込時に注意したいポイントを整理しました。

 

○借金の金額を少なくする

○カードローンの枚数を減らす

○収入に見合った返済額にする

 

最低でも、上記3つについては気をつけましょう。

カードローンは4件以上になると、審査に通過しにくくなります。

また、複数ある借金を少し返済しておくことも大事でしょう。

 

さらに、収入に見合った返済額にするために、返済負担率を25%以内に抑えておくことが大事です。

高額所得者の場合は25%でも大丈夫でしょうが、できれば20%未満にしておくことが大切です。

なお、返済負担率とは、年収に対する年間総返済額の割合をいいます。

例えば、1,500万円の収入の場合に返済負担率が25%であれば、375万円の年間返済額になります。

月々の支払いは31万円程度までに抑える必要があります。この金額を超えると、おまとめローンの審査に通過しにくくなりますので気をつけてください。

 

審査に通過できずに、おまとめローンで借り換えをできない場合には、「債務整理」を考える人もいるでしょう。

「債務整理」とは 「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つの方法があります。

しかし、「債務整理」をするとブラックリストに載ってしまい、10年間は借金ができなくなります。

できれば、「債務整理」をせずに、おまとめローンの申込時に注意したいポイントを念頭に置いて、1年間は頑張って借金をできる限り少なくするような工夫をするといいでしょう。

カードローンの返済について、ひとつの例を次に示しますので参考にしてください。

年月 残高 返済額 元金 残高  
H28.4.20 100,000 0 0 100,000  
H28.5.7 100,000 10,000 9,326 90,674  
H28.6.7 90,674 10,000 8,884 81,790  
H28.6.7 81,790 -8,000 -8,000 89,790 8,000を借りる
H28.7.7 81,790 10,000 9,027 72,763  
H28.7.7 72,763 -8,000 -8,000 80,763 8,000を借りる
H28.8.7 72,763 10,000 9,105 63,658  
※月々の返済が終わったら、元金に返済される金額より少なくお金を借りる。  
※お金を借りたら、金利の高いカードローンの返済をする。  

 

 

おまとめローンを借りていても新たな借金をできる

おまとめローンを借りていても新たな借金をできる

おまとめローンで、借金をまとめて月々の返済額が少なくなると、生活が改善され多少の借金の返済ができるようになります。

そして、ついつい生活費が足りなくなり、新たなカードローンに手を出してしまう人がいるようです。

おまとめローンを借りた後でも、新たな借金をしても契約違反にはなりませんので、一括返済でおまとめローンを完済するということにはなりません。

そのため、おまとめローンを借りた人で、新たな借金を作ってしまう人がいます。

せっかく、返済額を少なくしたのに、借金を増やしてしまっては、おまとめローンに借り換えた意味がなくなってしまいます。

したがって、新たな借金をするときには半年以内で返済できる金額にとどめておいてください。

 

 

まとめ

高額な借金をまとめるには、審査が厳しいのですが、一本化ができれば効果は抜群です。

高額な借金をしている人は収入も多いので、おまとめローンを上手に利用すると、生活を立て直すことも容易にできるでしょう。

ただし、高額所得者は安易に借金をできる環境になりますので、気軽に借金をしてしまうこともありますので、返済の計画をしっかりと立てた上でカードローンを利用しましょう。







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