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おまとめローンは最後の砦!借りたら終わりではないここからが始まり


債務に苦しんでいる方にとって、最後の砦であるおまとめローンを知っていますか?

借金が多くて自己破産などの債務整理に頼る予定の人も、このおまとめローンで救われるかもしれません。

今回はそんな多重債務者の最後の砦ともいえる、おまとめローンについて紹介していきます。

 

多重債務者の最後の砦おまとめローン

多重債務者の最後の砦おまとめローン

借金を返せなく、生活が困窮して新たな借金をしてしまう人がいます。

そして、膨らみ上がった借金が返せなくなり行き詰まってしまい、多重債務者の人にありがちなケースにおちいることがあります。

そこで、借金を返済せずに自己破産などの債務整理を考える人がいます。

しかし、できる限り自分の力で返したいと思う人も多いでしょう。

特に仕事で収入を安定して得ている人にとっては、社会的信頼を下げてしまう債務整理には頼りたくないと考えるのが一般的ではないでしょうか。

 

そんなときに、最後の砦として味方になるのがおまとめローンです。

おまとめローンは、複数の会社から借りたお金を一本化することができます。

借金をひとつにまとめることのメリットは、返済の期限を延ばすことと、月々の返済金額を減らすことができることです。

借金をした金額は完済できない額ではないものの、月々の支払いが膨らみ困っている人や、返済日が様々で管理できていない人にはおすすめの金融商品です。

借金を法的整理せずに、何とか生活を立て直すための、最後の砦となるのがおまとめローンとなります。

※多重債務者とは、複数のカードローンなどから借り入れて、生活が困窮している人を指します。

 

 

おまとめローンは総量規制対象外

銀行以外のカードローンを借りるときに、とても重要な法律に総量規制というものがあります。

総量規制とは、銀行以外のカードローンを借りるときに、自分の年収の3分の1以上になってはいけないという制限があるものです。

この総量規制という法律のおかげで、お金を借りすぎてしまい、生活が行き詰まってしまうということを防いでいます。

そこで気になるのは、総量規制によっておまとめローンを利用できない人が出てくるのではないかということです。

 

しかし、安心してください。おまとめローンは総量規制の対象外となっています。

これは貸金業法施行規則第10条の23 第1項に示されています。

おまとめローンは多重債務者救済が目的の金融商品で、借り手に有利になる融資のため総量規制に縛られることはありません。

 

(個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等)
第十条の二十三 法第十三条の二第二項 に規定する個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約として内閣府令で定めるものは、次に掲げるものとする。
一 債務を既に負担している個人顧客が当該債務を弁済するために必要な資金の貸付けに係る契約であつて、次に掲げるすべての要件に該当するもの
イ 当該貸付けに係る契約の一月の負担が当該債務に係る一月の負担を上回らないこと。
ロ 当該貸付けに係る契約の将来支払う返済金額の合計額と当該貸付けに係る契約の締結に関し当該個人顧客が負担する元本及び利息以外の金銭の合計額の合計額が当該債務に係る将来支払う返済金額の合計額を上回らないこと。
ハ 当該債務につき供されている物的担保以外の物的担保を供させないこと。
ニ 当該貸付けに係る契約に基づく債権につき物的担保を供させるときは、当該物的担保の条件が当該債務につき供されていた物的担保の条件に比して物的担保を供する者に不利にならないこと。
ホ 当該債務に係る保証契約の保証人以外の者を当該貸付けに係る契約の保証契約の保証人としないこと。
ヘ 当該貸付けに係る契約について保証契約を締結するときは、当該保証契約の条件が当該債務に係る保証契約の条件に比して保証人に不利にならないこと。

http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=4&H_NAME=&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S58F03401000040&H_RYAKU=1&H_CTG=35&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1

 

 

おまとめローンで借金完済のシミュレーション

おまとめローンで借金完済のシミュレーション

実際におまとめローンを行なうと、どのような人が助かるのか確認していきましょう。

例えば、A社から50万円、B社から20万円、C社から30万円借りて、月々の返済額がそれぞれ1.5万円、0.8万円、1.2万円とします。

この人の月々の返済金額は、合わせて4.5万円です。なお、この例示の合計借入額を100万円とします。

  債務総額 返済額
A社 500,000円 15,000円
B社 200,000円 8,000円
C社 300,000円 12,000円
合計 1,000,000円 45,000円

この例示の場合、おまとめローンに申し込むとどう変わるのか見ていきましょう。

 

金利18%で返済期間5年のおまとめローンに申し込んだとします。

このときに、月々の返済額を再計算すると、約3.2万円まで抑えることができるのです。

 

元々が4.5万円だったものが、月に1万円以上の出費を抑えることができます。

生活に困窮していた人にはとても大きな金額で、また返済期間もゆとりを持って返済できるものになり、生活が楽になるケースもあるでしょう。

 

債務整理の前におまとめローンを申請してみよう

債務整理の前におまとめローンを申請してみよう

多重債務者が生活に行き詰まると、債務整理に頼ることを考える人もいるようです。債務整理では、自己破産が特に有名かと思います。

しかし、自己破産はリスクの高い債務整理です。

その理由は、自己破産は自分の財産を処分する必要があることです。

資産となるものは20万円以上の財産を全て手放さないといけません。(現金は99万円まで保持できます)

 

また自己破産の情報は官報という、公的な知らせで発表されます。官報は金融機関で必ず確認をしており、自己破産の事実を隠すのは難しく社会的に影響も出てきます。

自分の借金を全て免除されるのは魅力的ですが、その反面リスクも大きくなります。

そこで、金融商品で最後の砦であるおまとめローンに申し込みをしてみることをおすすめします。

 

おまとめ後のやりくりが大切

おまとめ後のやりくりが大切

そして大切なことは、おまとめローンに借り換えたあとの生活です。

借金の返済金額が少なくなって、生活にゆとりができるため、多くの人がここで油断をしてしまいます。

しかしながら、おまとめローンは最後の砦ということをしっかりと頭に入れており、忘れてはいけません。

もし、おまとめローンに借り換えた後に、ふたたび生活が厳しくなってしまったら、もう取り返しがつきません。

 

そこでおまとめローンの後に、行いたいことが貯蓄です。

軽減された返済金額を全て生活費に使わずに、少額でよいので貯金に回しましょう。もしも、貯蓄に回すお金がない場合は、生活費を見直すことをおすすめします。

おまとめローンを行なって更に生活費が足りないというのは、生活費に無駄がある可能性が高いです。

そして、貯金は毎月欠かさずに行うことが大切です。毎月決まった貯蓄をすることで、習慣づいてお金をためる癖がつきます。

3000円、5000円と少ない金額からで構わないので、毎月蓄える習慣をつけましょう。

 

まとめ

・おまとめローンで月々の返済額を減らすことができる

・総量規制対象外なので、年収に関係なく借り換えができる

・債務整理の前におまとめローンの検討がおすすめ

・おまとめローン後は貯金を行なう

おまとめローンは多重債務で苦しむ人にとっては、とても助かる商品になっています。

しかし、あくまで返済を延長してくれる商品ですので、大切なのはローン後の生活をしっかり見直すことです。

貯金をしっかり行ない、ふたたび借金地獄におちいらないようにしましょう。







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