この記事の目次
国の現状は、「国民一人ひとりの収入はなかなか上がらないが、物価はじりじりと上がってきている」という厳しい状況が続いています。(2017年4月現在)
収入が急激に上がる訳もなく、家計を預かる身としては節約をしなくてはと焦ってしまいますよね?
しかし何をどうやって節約すればいいのか分からない、という方も多いでしょう。
そこで、今回は食費を節約する場合の4つのコツを紹介していきます!
最初は「1人につき1ヶ月10,000円」を予算として計上しましょう!
食費は家族の健康に関わる費目ですから、あまりに低く設定してしまうと必要な栄養をきちんと摂取できるのかという健康面での心配が出てきます。
そこでまず、家族一人当たり1ヶ月10,000円を目安の予算として考えましょう。
4人家族なら40,000円ということになります。
1か月間の食費としていかがでしょう。安すぎると感じるでしょうか?
しかし、もちろん子供がいても、お弁当が必要でも工夫次第で充分この予算内に収めることは可能です。
まずここから主食であるお米代を差し引いておきます。
例えば食べ盛りのお子さんがいるご家庭なら1ヶ月に10㎏では到底足りないでしょう。
ブランド米など上質なお米は確かに美味しいですが、しばらくは低価格のお米で頑張ってみましょう。
お米10㎏は探してみると3,000円もあれば充分購入することができます。
低価格でも美味しいお米はたくさんありますので、これを機に色々試してみてはいかがでしょうか?
お米を毎日4合から5合炊くと2週間程度で10㎏を消費することになりますので、家族が消費するお米の量を把握してお米代をキープしておいて下さい。
予算からお米代を差し引き、更に予備費を見積もっておく
次に、お米代以外に予備費を家族一人当たり1ヶ月に1,000円程度計上しておくと良いでしょう。
特に子供がいる家庭では、様々な場面で急におやつなどが必要になったりすることがあります。
ある程度予備費的に見積もっておくことで慌てることもなくなりますので、ぜひ取り入れてみて下さい。
子供が大きくなった、あるいは子供がいないというご家庭なら、その予備費は友人とのお茶代やご夫婦のランチ代などに当てても良いでしょう。
金額は大きくありませんが、普段頑張って節約をしているご褒美としてみてはいかがですか?
意外と励みになって節約にも力が入るものです。
もちろん、頑張って節約をしていても食費が予算内に収まりきらないこともあります。
そのような場合に備えるという意味合いも込めて予備費を計上しておくことで、気分的にゆとりが出ると思います。
買い物は週に1~2回、余分なお金は財布に入れないのがコツ
食費からお米代と予備費を除いた金額が1ヶ月に食材を購入するのに使える金額です。
1ヶ月はおおよそ4週間ですから残りの金額を4で割った金額が1週間分の食材費ということになります。
例えば4人家族の場合なら、1ヶ月のトータルの食費が40,000円、そこからお米を20㎏購入するとして6,000円、予備費として4,000円を差し引くと残りの金額が30,000円になります。
そうすると1週間に食材を購入するのに使える金額はおよそ7,500円となります。
買い物は休日など、ある程度時間をとって計画的に食材を購入したいものです。
細かいことですが、ほんの少し気をつけるだけで確実に食費を節約できる方法はあります。
財布には余分なお金を入れておかないこと、そして買い物に行くときは空腹時を避けるべきなどということは食費の節約法の基本で、実際驚くほど効果があります。
同様に、頻繁に買い物に行かないということをルールにしてしまうのも、食費を節約する上で大きな効果を発揮します。
スーパーなどに買い物に出掛けて豊富な食材を目にすると、ついつい必要ではないものにも手が伸びてしまいます。
買い物は週に2回までに抑えるようにしましょう。
1週間分の食卓を満足させるだけの食材を、1度に購入するのは難しいと感じる方ももちろんいるでしょう。
しかし3日分くらいなら1度で購入できるのではないでしょうか?
購入した食材を余らせる事なく使い切るには、献立サイトをフル活用!
せっかく色々考えて購入した食材ですから、余らせることのないようにに使い切りたいものです。
それにはクックパッドなどの献立サイトを活用することをおすすめします。
冷蔵庫に食材が少なくなってきた時や、今ある食材で何を作れるか迷った時に本当に役に立ちます。
さすがにこれだけの食材では何も作れないだろうと思う様な場合でも、しっかり食卓をにぎわすことが可能になりますのでぜひフル活用してみてください。
例えばクックパッドでは近所のスーパーの特売情報なども知ることができます。
仕事に追われて新聞チラシに目を通すゆとりがないという方でもスマホで簡単に検索することができますので、買い物をするときの参考にしてみてはいかがでしょうか?
今回は1人につき1ヶ月10,000円としてみましたが、慣れてしまえばもっと食費を節約することは可能です。
節約、というと何となく悲壮感がつきまといがちですが、お金を無駄な事に消費するのではなく、皆さんにとってより建設的なことに費やす事ができれば素敵だと思いませんか?
限られたお金ですから、ほんの少しの工夫でより上手に分配することができれば理想的ですね。