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貯蓄術を身につける!お金を貯められないのは共通した理由がある?


年齢が増えるとともに急な出費も増えていきます。

冠婚葬祭や家族が増えるなど、出費がかさむことがあり、お金を万が一に備えて蓄えておく必要があるでしょう。

そこで、日ごろから急な事態に備えてコツコツと貯蓄をしておきたいものです。

今回はお金がなぜためにくいのかその理由と、上手にお金が貯まる貯金術を紹介します。

 

3割の人は貯蓄に失敗している 

3割の人は貯蓄に失敗している

いったい、自分以外の人はどのくらいのお金を蓄えているのか、また貯金をしている人はほとんどの人がしているのか気になるところでしょう。

しかし、、直接知人に「貯金を幾らしているの?」とは聞きにくいことです。

そこで、貯金についての金融広報中央委員会が統計をしていますので、その調査結果を参考にして見てみましょう。

 

金融広報中央委員会の調査結果では、全国平均で70%程度の人は貯金などの金融的な資産を持っているという結果になっています。

このことから、逆の見方をすると、世の中の30%の人は貯金をしていないという結果になります。

約3人に1人はお金を貯めていない、もしくは貯めることに失敗しているということです。

そこで、詳しく見ていくと実はこのお金が貯められない人たちには、幾つかの共通点があるのが分かりましたので更に見ていきましょう。

 

 

 
金融資産の有無
保有している 保有していない
平均 69.00% 31.00%
20歳代 64.60% 35.40%
30歳代 69.80% 30.20%
40歳代 67.40% 32.60%
50歳代 67.00% 33.00%
60歳代 69.80% 30.20%
70歳以上 71.60% 28.40%

金融広報中央委員会:http://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2013/hist.html

 

 

節約はほどほどにしよう

節約しようとしても長続きしない人は、節約生活につかれてしまって、追い詰められてしまうことが多いようです。

例えば、貯金をするために、自分の趣味や好きな食べ物を無理に我慢してしまったり、1円でも安くなるようにスーパーを転々としたりする人がいます。

一時期バラエティー番組で、極限の節約をすることが話題になった時がありました。

しかし、先ほどあげたような節約は長続きしない人が多いようです。

 

理由としては、節約をするモチベーションを維持できないことがあげられます。

自分の好きなことを無理やり我慢して、節約生活を行なうと節約自体がつらいものに変わってしまいます。

人間というものは、つらいものや苦しいことからは逃げるように本能が備えられています。

なかには、このような節約をできる人もいますが、多くの人は失敗することがほとんどです。

したがって、極限の状態で生活を追い詰めて、節約することは長続きしないことが多いですので難しい方法です。

無理なく節約ができるようにすることが望ましいでしょう。

 

買い物は目的をもってしよう

買い物に出かけた時に、「本日の特売品」や「ただいまより半額」と書かれた値札をみるとどうするでしょうか。

安売りになった商品をみて衝動買いをしてしまう人は、残念ながら貯金ができない人の特徴にあてはまっています。

その商品が本当に欲しくて、目的に合った商品である人は少ないと思います。

半額になったデザートや、季節が過ぎようとしているクリアランスの服を目的にして買い物に出かける人は少ないのではないでしょうか。

貯金ができる人になるためには、買い物をする時に目的をしっかり持って本当に欲しいものかどうかを判断して買い物かごに入れることが大切です。

半額の値札などの誘惑に負けて、ついついて手を出してしまうと結局は利用せずに損だった、ということがありますので気をつけましょう。

 

貯金は収入と同時に行なおう

貯金は収入と同時に行なおう

貯金ができる人はどのような、方法でお金を貯めているのでしょうか。

特別な貯金術などがあるのか見ていきましょう。

お金を貯めている人が共通して行なっている貯金術は非常にシンプルなことです。

それは収入が振り込まれたら「生活費の引き出しをする前に貯蓄を行なう」というものです。

 

貯金ができる人のほとんどは余ったお金を貯金するのではなく、生活費を引き出す前にあらかじめお金を貯金に回しています。

そして、貯金したお金を使わないように、お金がないものとして考えて生活のやり繰りをします。

人間の意志は弱いもので、手元にお金があると使ってしまいます。貯金をしなければという意志に、お金があるから使ってしまうという行動が勝ってしまうのです。

生活費を引き出しする前に貯金に回すことにより、手元にあるお金でやりくりをするように努力をするようになるのでお金貯金ができます。

 

あらかじめ貯金には積立定期がおすすめ

「生活費を引き落としする前にあらかじめ預金」を行なう時は積立定期預金がおすすめです。

この積立定期預金とは、毎月設定した日に一定の金額を、普通預金の口座から積立ての口座に移してくれる商品になります。

これによって、いちいち給料日に銀行やATMからお金を移動させる必要がなくなります。

 

似たような商品に定期預金がありますが、この定期預金との最大の違いは途中で解約や一部引き出しができることです。

冠婚葬祭などの急な出費があった時に、いつでもお金を引き出すことができます。

手間を省いてくれるので、是非銀行の積立定期を利用してみてください。

なお、この積立定期を利用した便利な商品に、財形預金があります。

財形預金は給与天引きで、定期預金に入金される商品ですが、この制度は企業ごとに加入しているかどうかにより取り扱いが変わってきます。

定期の他に保険の商品に積み立てることもできますので、「財形」ができるかどうか職場の総務に確認をしてみてください。

 

生活費を細かく分けて管理する

月の途中で生活費が足りなくなり、貯金を切り崩さなければならない。せっかく貯金をしているのに、このような状況になってしまいたくありません。

このような失敗をしないための貯金術として、生活費を項目ごとに分けるということが有効です。

前もって毎月の項目ごとの出費金額を決めてしまいましょう。例えば食費3万円、光熱費7千円、雑費5千円のように細かく分けます。

そして実際に決めた金額を封筒の中に入れます。お金はその封筒の中身でやりくりしましょう。

 

この節約術のメリットは、お金の管理が項目ごとにできるという点です。

最終的にもしもお金が足りなくなった場合、項目ごとに分かれているため自分の中で何に無駄が生じているのか分析がやりやすいのです。

また支払いのレシートなどを、封筒の中に入れておくのもおすすめです。

月の終わりに振り返りも行ないやすくなります。ただし、無茶な計画は意味を持たないため、くれぐれも可能な範囲で金額を設定してください。

家計やお金の管理というと家計簿をつける方法が一般的ですが、この封筒を使った貯金術なら家計簿を使わずに、お金の管理ができます。

「家計簿は少し面倒だな」と思っている人でも、気軽に始めることができます。家計管理の手始めに行なってみることをおすすめします。

 

どの様に家計をやりくりしていますか?生活費の内訳を教えて下さい。
主人・私・0歳の赤ちゃんの3人家族です。

私は家計簿をつけるのが苦手です。結婚当初からつけては挫折の繰り返しです。
計算が合わなくなるといけないので何とか頑張ってつけてはいますが、本当に苦痛です。効果も感じられません。
生活費はお給料日にまとめて降ろしていますが、臨時出費がある場合はその都度降ろしてるのでお財布の中にはお金があるのですが、家計簿上では気付くと赤字になってしまっています。

共働きの時は「まぁ、私が払うか」という感じで私のお小遣いから調整していましたが、今は主人のお給料のみです。
年間トータルすれば赤にはなりませんが、子どもの将来の為にも住宅購入の為にも今みたいに大雑把ではマズイと感じています。

貯金は収入の1割が目安と主婦雑誌にありましたので目標にしていますが、そもそも家賃が高すぎるのか(収入の3分の1以上を占めています)生活費が赤字になってしまっています。
外食も控えていますし(月に1回行くかどうか)お酒代・タバコ代・車代もかかりません。決して贅沢はしていないと思うのでやはり私の家計のやりくりだと思うのです。

おすすめの家計簿のつけ方や生活費の内訳などアドバイスをお願いします。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1367575333?__ysp=5a626KiI57C%2FIOmgheebriDnlJ%2FmtLvosrs%3D

 

まとめ

貯金をしていない人は、統計上は約3割の人がいるので、万が一貯金をしていなくてもそれほど焦らないでください。

貯金をするには無理な節約をせずに、ゆとりを持つことが大事です。

そして、収入が入ったら生活費を引き落としする前に、最初に貯金を行ないましょう。

 

また、生活費もあらかじめ予算を決めて、項目ごとにお金を分けて使うと意外と出費を抑えることができるでしょう。

貯金術と聞くと「照明代を節約して光熱費を浮かす」や「食費を浮かす秘けつ」といった具体的な行動を思い浮かべるかもしれません。

それ以上にここで紹介したような、お金をコントロールすることが大切です。逆に、お金がコントロールできるようになると、具体的な節約が効果を増します。

是非最初にお金のコントロールができるように、出費などの項目を洗い出してみてください。







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