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大手消費者金融のカードローンは、一定期間無利息でキャッシングができるサービスが有ったり、申し込みをした当日からキャッシングが可能となったりと、数々の魅力的な特徴を持つカードローンであると言い換えることができます。
大手消費者金融のカードローンといえば、どの商品も似たように感じられてしまう人が多いと考えられますが、大手消費者金融のカードローンはそれぞれに特徴や貸付条件等は異なっています。
大手消費者金融のカードローン金利や特徴などについて、徹底解説をしていきます。
比較する消費者金融のカードローンとは!?
まずは今回比較検討する、大手消費者金融・カードローン商品について解説します。
今回比較検討するのは、現代日本において最も知名度が高く、人気も高い消費者金融であると言っても過言ではない、アイフル・アコム・プロミス・SMBCモビットの4社についてとします。
またこれらの金融機関においては、幾つものローン商品の取扱をしているケースも有りますが、比較対象とする商品は、各金融機関が取り扱いをしている最もベーシックな無担保カードローンとします。
具体的な商品名を挙げますと、アイフルのキャッシングローン・アコムのキャッシング専用アコムカード・プロミスのフリーキャッシング・SMBCモビットのSMBCモビットカードの4商品の比較検討を行っていきます。
なお今回紹介する各商品の貸付金利については、すべて2016年12月10日現在のものとして紹介を行っていきます。
アイフルのキャッシングローンの貸付条件や特徴って?
アイフルのキャッシングローンの契約極度額は500万円まで、実質年率は4.5%から18.0%という貸付条件となっています。
キャッシングローンの大きな特徴として利用者から支持されているのは、誰でも簡単に無利息キャッシングサービスが享受できる、という点にあります。
他の消費者金融でも一定期間無利息でキャッシングできるサービスは実施されていますが、無利息キャッシングサービスを受けるためにはいくつかの条件を満たして契約しなければならないことが一般的です。
一方でキャッシングローンの場合、アイフルとの契約が初めてである人がキャッシングローンを契約すれば、それだけで30日間の無利息キャッシングサービスを受けることができるので、誰でも気軽に無利息キャッシングサービスを体験することが出来るといえるのです。
アコムのキャッシング専用アコムカードの貸付条件や特徴って?
アコムのキャッシング専用アコムカードは、契約極度額が800万円まで、実質年率が3.0%から18.0%という貸付条件となっています。
契約極度額の高さや最低金利の低さは大手消費者金融のカードローンの中でもトップクラスとなっているので、お得に消費者金融のカードローンを契約したという人には、キャッシング専用アコムカードは最適な商品の一つと言えるでしょう。
また、アコムとの契約が初めてであり、返済方式を35日サイクル返済方式として契約をすれば、30日間の無利息キャッシングサービスを受けることもできるので、返済方式について毎月返済方式に拘りがなければ金利ゼロでの借り入れも可能となっています。
プロミスのフリーキャッシングの貸付条件や特徴って?
プロミスのフリーキャッシングは、契約極度額が500万円まで、実質年率は4.5%から17.8%という貸付条件となっています。
消費者金系カードローンの上限金利については、基本的に18.0%に設定されているケースが多い中、フリーキャッシングは17.8%とやや低めに設定されているので、初めてカードローン契約をする人でも、低い限度額で契約する場合でも、他社よりもお得な金利条件で契約できる可能性が高い、というのが大きな魅力と言えるでしょう。
またフリーキャッシングはインターネットを利用して申し込みから契約までを済ませることができ、尚且つ自宅に一切の郵送物が届かない、Web完結契約に対応しています。
家族に知られずにカードローン契約をしたいという人にも向いていると言えるでしょう。
SMBCモビットのSMBCモビットカードの貸付条件や特徴って?
SMBCモビットのSMBCモビットカードは、契約極度額が800万円まで、実質年率は3.0%から18.0%という貸付条件となっています。
契約極度額の高さと最低金利の低さは、キャッシング専用アコムカードと同様に好条件となっているので、まとまったお金をお得に借り入れたいという場合に向いている商品であるといえるでしょう。
またモビットカードの最も大きな特徴としては、Web完結申込で申込手続きをすれば、カード発行なし・郵送物なし・職場への電話連絡なしで契約が出来るという点にあります。
銀行系カードローン・ノンバンク系カードローンを問わず、カードローン契約をする際にはほぼ例無く勤務先へ確認の電話がかかってくるのですが、SMBCモビットのWeb完結契約に関しては電話がかかってこないというわけなのです。
職場の人に勘付かれずにカードローン契約をしたいという人にはピッタリのサービスだといえますね。
まとめ
大手消費者金融4社の主要商品を比較してみると、契約極度額の高さと最低金利の低さはアコムとSMBCモビットに優位性があり、上限金利の低さについてはSMBCモビットに優位性があることがわかりました。
但し、これは単純に数値を比較したものであり、各消費者金融機関のカードローンには数値化されていないメリットがいくつもあります。
カードローン契約をする際には、基本的な貸付条件について比較することに加えて、プラスアルファのメリットなどについても比較検討をすることで、より合理的なカードローン契約・利用をすることが出来るでしょう。