カードローンを使っていると、様々な債務が重なり、気付いたら多重債務者になっているという方もいます。
借金地獄に陥る前に、しっかりと原因と方法を知っておくことにしましょう。
今回はカードローンをまとめる方法などについて紹介します。
■借金地獄・多重債務者にならないために
キャッシングに慣れてしまうと、借りること自体に危機感を覚えることが少なくなるため、借金地獄や多重債務者になってしまうことがあります。
生活していると当然現金は必要となるため、他のカードローンを利用して、さらに他のものも利用して、最終的には数社から借り入れするという状況になる方もいます。
そういう状況になってしまうと、返済のことだけで頭がいっぱいになってしまって、最終的に借金地獄になってしまう可能性があります。
多重債務者の方の特徴としては、その場しのぎの対応が多い点にあり、先のことをあまり考えていない方が多いです。
日本には多重債務者はかなり沢山いると考えられており、その数は数百万人以上にもなると言われています。
それほど、計画的に借り入れできない人もいるのです。
本来、カードローンなどは上手に使えば魅力もとても大きいものなのですが、それができないことによって、最終的に多重債務者になってしまっている方もいるのです。
では、借金地獄や多重債務者にならないためには、どうすれば良いのでしょうか。
その答えは単純で、計画的に利用することです。
どれくらい借りて、どれくらいで返すのかをしっかり考えて置けば、そもそも複数のカードローンを利用するという状況にはなりません。
特にこの手の人で多いのが、借金の返済を他のキャッシングでおこなってしまう方です。
そういうことを自転車操業というのですが、この状態となってしまうと、なかなか抜け出せなくなります。
気を付けましょう。
■カードローンをまとめたい時の方法
カードローンをまとめたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
基本的に借金が複数社にあるという方は、まとめてしまった方が返済もしやすいです。
複数の会社に借りていると、どこにどれくらい借りているのかというのが不明確となります。
そういう状況が、より一層借金を増やしてしまうことになるのです。
そういう場合は、カードローンをまとめてしまうという方法があります。
カードローンをまとめると、利率は一定となりますし、返済金額も明確になるので、より返済に対して計画を立てやすくなります。
実際、A社とB社とC社に借り入れしている場合、A社に全てまとめるだけで気が楽になりませんか。
もちろん、そこで油断するのは良くないのですが、まとめるとその分返済に対して前向きな意思を持つことができるようになります。
実際に、そうやってまとめているという方も多いです。
では、まとめるためにはどうすれば良いのでしょうか。
方法としては、まとめて返済できるカードローンなどを利用するのが良いです。
一度他の企業の借金を全てローンで支払ってもらって、後は一つの会社にまとめて支払いしていくという方法が一般的です。
この方法を利用すれば、ある程度計画性も持てるし、何より明確になるだけではなく精神的にも楽になるでしょう。
もちろん油断するのは良くないですが、カードローンをまとめるというのは、メリットもあるということです。
そのメリットを上手に使いこなすことができれば、より安全にキャッシングを楽しむことができます。
■利用する時は計画的に
カードローンをまとめる時、もちろん借金の金額が減るということはありません。
もちろん、返済しなくて良いような違法な金利の会社には、それ相応に支払わなくて良い分も発生するのですが、通常の金利で借り入れしているところには全て支払い義務が生じます。
どちらにしても、利用する時には計画性がないとダメなので、その点はしっかり考えて利用するようにしましょう。
特に普段から借金しやすい体質の方は、その分気を付けておくことが必要となります。
じっくり考えてみて、その上で使っていくようにしてはいかがでしょうか。
もちろん、まとめたからといって、全て解決ということではなく、そこから返済していくことが必要となることを忘れてはいけません。
借りたものというのは、必ず返す義務が生じるものなので、その点だけは注意しておくことが必要なのではないでしょうか。
特にカードローンなどは審査も甘く、気軽に借りられるために危機感を失っている方もいます。
借りている状況というのは、決して良い状況とは言えないので、その点も含めて考えておくようにしてはどうでしょうか。
そうすれば、間違いなく良い方向に話は進んでいくはずです。
特にこれから借り入れを考えているという方は、その点も含めて色々と考えてみてはいかがでしょうか。
カードローンは便利なものですが、利用する時は計画的に使っていかないと、借金地獄・多重債務者になってしまう可能性があることを知りましょう。