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カードローンをお得、上手に利用するにはちょっとしたコツが必要です。
カードローンは一度お金を借りると、なかなか返済をするのに大変で、一体いつまで返済を続けなければいけないのか分からず困ってしまう人もいるでしょう。
カードローンでお金を借りたら、借り続けることなく一括返済を上手に利用をしましょう。
通常の消費者ローンとは違う！一括返済で手数料は掛からない
個人がお金を借りる場合には、消費者ローンという枠組みの商品を利用することが多いでしょう。
カードローンもその消費者ローンの一種になります。
消費者ローンとは、マイカーローンや、ブライダルローン、住宅ローン、進学ローンなど利用目的がはっきりしている目的ローンと言うものがあります。
そしてもう一つが、フリーローンやカードローンのように何にお金を利用してもいいものがあるのです。
マイカーローンや、住宅ローンなどは、借りたお金をいつまで返済するのかお金を借りる時にきちんと決めるため、返済期日前に一括返済をすると、事務手数料が取られてしまいます。
また目的がないローンでも、フリーローンもお金を借りる時に、入間で返済をするのか決めてしまいます。
こちらも一括返済をすると事務手数料が掛かります。
しかし、カードローンは反復利用が基本ですので、一度借りたお金を途中で一括返済をしても事務手数料が掛からないのです。
カードローンは、金利が高いのですが、小回りが利くとても手軽なローンとなっています。
あまりにも手軽に利用が出来てしまうため、逆に簡単に利用をしてしまいがちです。
しかし、カードローンの特性をしっかり知って、上手に利用をするとお得で便利にお金を借りることが可能でしょう。
そのためにも、カードローンの一括返済を上手に利用する術を身につけて、無駄な利息を払わないように気をつけることが大事になります。
消費者ローンの中でも、特異な性質のカードローンは、利用方法を間違えて覚えている人が多い商品です。
本当の利用方法を覚えて、カードローンの利便性を最大限に活かしましょう。
なお、カードローンは一括返済をしたとしても解約されることはなく、再び利用が出来ますので安心をしてください。
クレジットカードの借金をカードローンで一括返済した場合、今まで使っていたクレジットカードは解約扱いになるのか、それとも今までどおり使うことは可能なのでしょうか？
補足
今まで延滞したことはありません。
数社へのリボ払いをカードローンでの一括返済を考えてます。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11166139601
カードローンが怖いと思う人は一括返済を考えていない
カードローンを利用してみたいけど、利用するのが怖いと思っている人もいるようです。
カードローンは一度借りたら、一生返済が続くものだと思ってしまっているのでしょう。
銀行員がカードローンをセールスする時に「万が一のために是非一枚持っておくことをお勧めします」という決まり文句があります。
また「月々の返済額も大きくないので返済をするのも楽」という触れ込みもよく利用するでしょう。
前述の「万が一の時のために」というのは本当のことでしょう。
生活費がちょっと来月の給料まで厳しい、と言うことがあるかも知れません。
ちょっとした資金難の時には、このカードローンはとても便利ですし、慌ててカードローンを作る必要もありません。
別に年会費も掛かるものではないので、1枚は持っておいても便利ではないでしょうか。
しかし、一度カードローンを利用すると、借りたお金がなかなか返済できないという人が多いようです。
そのため、カードローンに手を出すと、借金から逃れられなくなると言う触れ込みが広まっているのでしょう。
しかし、このことは銀行員のセールストークである「月々の返済額も大きくないので返済をするのも楽」と言う触れ込みが誤解を与えて、借金を返せずにいる人が多いのではないでしょうか。
カードローンというのは、「万が一のために是非一枚持っておくことをお勧めします」と言うセールストークのとおり、一時しのぎの借金になります。
一時しのぎというのは、すぐに返済をする当てがある借金と言うことを意味するのではないでしょうか。
少ない返済額というのは、返済できるお金が出来るまでの間の支払利息と考えておきましょう。
したがって、借りたお金をいつまで返済するのか、借金をする前に考えておく必要があります。
ボーナスなどの収入を見込んでいるのであれば、ボーナスで一括返済をしてしまいましょう。
カードローンは短期間で利用！お得に借りるコツはここにあった
先にカードローンは一括返済をすると、お得に利用できると話をしました。
実はカードローンは、塩漬けにしてしまう人が多いのですが、短期間で返済をするのが基本的な利用方法でしょう。
仮にイオン銀行のカードローンを10万円借りたとしましょう。金利は13.8％です。
（参考：イオン銀行公式ホームページ https://www.aeonbank.co.jp/loan/card_loan/payment.html#anch-01）
| 日付 | 残高 | 返済額 | 元金 | 残高 |
| H28.4.20 | 100,000 | 0 | 0 | 100,000 |
| H28.5.5 | 100,000 | 3,000 | 2,434 | 97,566 |
| H28.6.5 | 97,566 | 3,000 | 1,858 | 95,708 |
| H28.7.5 | 95,708 | 3,000 | 1,916 | 93,792 |
| ～ | ||||
| H31.8.5 | 8,694 | 3,000 | 2,899 | 5,795 |
| H31.9.5 | 5,795 | 3,000 | 2,933 | 2,862 |
| H31.10.5 | 2,862 | 2,894 | 2,862 | 0 |
| 支払利息合計 | 25,894 | |||
月々3,000円の返済のため、支払いは楽かも知れませんが、支払利息は25,000円程度になりますよね。
そして何よりも、返済は3年以上も掛かってしまいます。
これを、毎月10,000円ずつ返済をすると次のようになります。
| 日付 | 残高 | 返済額 | 元金 | 残高 |
| H28.4.20 | 100,000 | 0 | 0 | 100,000 |
| H28.5.5 | 100,000 | 10,000 | 9,434 | 90,566 |
| H28.6.5 | 90,566 | 10,000 | 8,940 | 81,626 |
| H28.7.5 | 81,626 | 10,000 | 9,075 | 72,551 |
| H28.8.5 | 72,551 | 10,000 | 9,151 | 63,400 |
| H28.9.5 | 63,400 | 10,000 | 9,258 | 54,142 |
| H28.10.5 | 54,142 | 10,000 | 9,387 | 44,755 |
| H28.11.5 | 44,755 | 10,000 | 9,477 | 35,278 |
| H28.12.5 | 35,278 | 10,000 | 9,601 | 25,677 |
| H29.1.5 | 25,677 | 10,000 | 9,700 | 15,977 |
| H29.2.5 | 15,977 | 10,000 | 9,813 | 6,164 |
| H29.3.5 | 6,164 | 6,228 | 6,164 | 0 |
| 支払利息合計 | 6,228 | |||
どうでしょう。11回の支払いで返済が終わります。
支払利息もずっとお得になるでしょう。
そして3ヵ月後にボーナスを控えていて、そのボーナスで返済をすると、どうなるのかが、次のものになります。
| 日付 | 残高 | 返済額 | 元金 | 残高 |
| H28.4.20 | 100,000 | 0 | 0 | 100,000 |
| H28.5.5 | 100,000 | 3,000 | 2,434 | 97,566 |
| H28.6.5 | 97,566 | 3,000 | 1,858 | 95,708 |
| H28.7.5 | 95,708 | 96,792 | 95,708 | 0 |
| 支払利息合計 | 2,792 | |||
支払利息はぐっと減ってきます。
このようにカードローンは、近い将来の収入を見込んでお金を借りる商品であると言うことです。
返済までの期間が、人それぞれで、借りる時期によっても異なることから、返済額が大きくなっていないとも言えるでしょう。
しかし銀行では、このような返済をされると利息収入が減ってしまいます。
貸したものは塩漬けになってもらった方が、実はありがたいのです。
利息の収入が大きく変わってきますので、長く借りてくれた方が銀行にとって、収益性が高い商品と言えるでしょう。
銀行の設定している返済額は利息の支払いと考えよう
先ほど示した10万円を借りた時の、初回返済日の利息は2,434円になっています。
銀行で定めている3,000円のうち実に80％以上を占めることでしょう。
返済しはじめの時は、如何に利息が占める割合が大きいか分かるのではないでしょうか。
これでは、なかなか元金が減らないのも当然です。
したがって、銀行で設定している返済額というのは、利息の支払いと考えておくことをお勧めします。
銀行では「月々の支払いが少額のため返済は楽」などと言うかも知れませんが、とんでもありません。
楽であるどころか、借りたお金が減らないようになっているではないですか。
これは、借金を永遠にしてもらおうと言うように見られてもおかしくはないでしょう。
「ご返済はまとまった収入がある時に一括返済をしてください。それまでは利息のみの支払いになります」と言ってくれた方が、利用者はそれなりに注意をするでしょう。
返済額は確かに、利息のみの支払いではありません。
元金への返済も入っています。
しかし、元金に返済される割合が利息より少ないため、なかなか元金がなくならない事実はお客様に話をしてくれてもいい様な気がします。
カードローンは怖いと言うイメージは、金融機関が商品説明を怠っていると言うことも言えるでしょう。
そこで、あえてここで話をしますが、カードローンについては月々に返済金額は、利息と考えて利用をすることをお勧めします。
月々の返済はどこから捻出する？家計を見直しするいい機会
一時的に家計が足りなくなり、カードローンを利用したとしても、返済については長くならないようにしましょう。
家計をぎりぎりで切り盛りしている人は少なくないと思います。
しかし、冠婚葬祭はそんなことは、お構いなしでやってくるものです。
そこで、交際費が足りなくなると言うことは、よくあることです。
そこで、カードローンを利用して、お金を融通するという人もいるでしょう。
しかし、お金を借りたのなら、必ず返済はやってくるものです。
今まで支払いが発生していなかったものが、翌月から発生するのです。
しかも、ここまで話をしたとおり、返済をしたとしても、借りたお金が減るのはほんのわずかになります。
そこで、借りたお金の返済に充てるお金は、どこから捻出するのか考えなくてはいけないでしょう。
返済するお金を捻出するうえで、生活費に無駄がないのか一度は見直してみることをお勧めします。
光熱費は高くはないのか、通信料は高くはないのか、ほかの世帯と比べてどうであるかしっかりとチェックをしるといいかも知れません。
そのうえで、支払っている月々の支払いが減るのであれば、そこを見直しして返済金を捻出しましょう。
カードローンの返済が終了すると、今までの生活より若干余裕が生まれることになりますので、貯蓄を出来るようになる可能性があります。
貯蓄が出来るようになれば、不測の事態に備えることが出来ますので、家計が好循環になります。
お金を借りる時は、家計を見直すいい機会ですので、その機会にチェックをしてみるといいでしょう。
長くても1年、出来れば半年以内の返済計画を立てよう
カードローンは、短期間で返済をすることが大事だと話をしてきました。
近い将来に大きな収入が見込まれることを考えて、一時的にお金を立て替えるというためにカードローンを利用すると言うのが本来の姿でしょう。
私個人的には、カードローンを利用したら長くても1年以内、出来れば半年以内に返済が出来るようにしておくといいと思っています。
一つの目安としては、ボーナス払いと言うことを考えて、カードローンを利用すると言うことです。
カードローンの限度額と言うのは、設定されている金額ではなく、自分が1年以内、もしくは半年以内に返済可能か金額と考えておくといいでしょう。
カードローンの限度額は、銀行で勝手に定めたものである、利用する限度は自分自身でしっかりとは把握をしておきましょう。
このことを考えずに、カードローンを利用してしまうと、ついつい借りすぎてしまい、気がついたらカードローンの限度額がいっぱいになっていたという人もいるようです。
カードローンを限度額いっぱいに借りてしまっては、返済がいつになったら終わるのか本当に分からなくなります。
気が遠くなる返済期間になりますので、カードローンを利用する時には、しっかりと返済の計画を立てて利用をするといいでしょう。
カードローンは長期間の融資には向いていない商品です。
3年、4年、5年と言う支払いをしたいのであれば、カードローンは利用せずに、通常の消費者ローンを利用することをお勧めします。
お金を借りる前にしっかりと返済の計画を立てて上手に利用しよう
カードローンでお金を借りる時には、実は借りる前から返済の計画を立てることがとても重要になります。
お金を借りる時に、返済をする時の財源は何か、いつまで返済をするのか、毎月いくらずつ返済をするのか、しっかりと決めておくことが大事でしょう。
このことを決めずに、カードローンを利用すると、いつまで経っても返済が終わらないと言うことになってしまいます。
カードローンは一度借りると、返済がならないと言うのは、商品が悪いのではなく、返済の計画を立てないで借りる人にも問題があると言えないでしょうか。
また金融機関での説明不足があると言ってもいいかも知れません。
いずれにしても、カードローンというものは、ここまで話をしたことを頭に入れて利用をすれば、それほど怖いものではありません。
そたがって、本当の利用方法を身につけてお得に利用をしましょう。
金利を気にするよりも、返済額がいくらずつなら出来るのか、常に把握をしておくとことをお勧めします。
そして、カードローンを利用しなくいけなくなった時には、事前に返済計画を立てたうえでお金を借りるようにすることが大事です。
カードローンを上手に利用するコツとは、お金を借りる前に返済計画を如何に立てることが出来るかに掛かっています。