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カードローンは何歳まで借りることが可能?借りている途中で年齢制限に達した場合は?


カードローンには、年齢制限があります。

20歳から65歳までの間で利用できるカードローンが多いのですが、年齢の上限は金融機関によって異なるようです。

カードローンを利用せずに、所有をしているだけの人は問題がありませんが、利用している人は心配になりますよね。

カードローンと年齢の関係についてまとめました。

 

 

カードローンと年齢の関係、未成年は利用できない

カードローンと年齢の関係、未成年は利用できない

カードローンは借金です。

いきなり、当然なことの話をしてしまいましたが、この借金という言葉がとても重要になります。

借金というものは、お金を借りることですが、法律用語では債務という言葉に変わるでしょう。

債務に関係する人は、お金を借りる人(会社)、お金を貸す人(会社)に分かれます。

お金を借りる人は債務者、お金を貸す人は債務者という言葉を使います。

債務者・債権者という言葉をもっと詳しく説明をすると、長々となりますので、とりあえずはお金を返さなければいけない人、お金を請求できる人と覚えておくといいでしょう。

この概念は、お金を借りるときに非常に重要なことですので、覚えておくといいかも知れません。

 

借金は法律にしたがって、行われますので、基礎的な言葉だけは押さえておくことをお勧めします。

実に様々な法律によって、細かな制限があるのですが、この法律を逸脱して、お金を借りてしまうととんでもないことになってしまいますので注意をしてください。

その最たるものが、ヤミ金になります。

ヤミ金は法外な利息を巻き上げて、取り立てについても、法律から逸脱した方法で行われています。

お金を借りるときには、しっかりと法律を遵守しているところから借りるようにしましょう。

話はそれましたが、法律に沿った取り扱いをするには、相手が法的責任を負える人かどうかが重要になります。

そこでカードローンも当然、法律に沿った取り扱いをしているわけですから、年齢が関係してくるのです。

 

70歳以上の人間は、どんなに、安定収入あっても、銀行系カードローンは、申込すら、年齢で、無理なんですか?
例えば、年収1億とかあっても、クレジットカード新たに取得は可能なんでしょうか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12154356587

 

 

なぜ未成年は利用できない?民法の定めにより制限されている

なぜ未成年は利用できない?民法の定めにより制限されている

債務行為については、法的行為になりますので、年齢の制限が付いてきます。

民法により定めがあり、成年は20歳であること、未成年が法律行為をするには、親権者などの法定代理人の同意がなければ取り消しが可能なことなどが規定されているのです。

簡単に話をしてしまえば、20歳未満は単独で法律行為をすることができないということになります。

したがって、借金は20歳にならないとできないとなるのです。

借金をできる下限の年齢が20歳となっているのは、この民法に沿った形で取り扱いが行われていることになります。

 

選挙権は18歳となりましたが、それ以外の法的行為は成年に達してからとなることはご承知の事実でしょう。

ここでちょっと余談です。

お金を借りる行為というのは、法律行為になりますが、預金や貯金はどうなのでしょうか。

実はこれも法律行為になります。

特に預金の仕組みについて、話をしますので頭の片隅に入れておきましょう。

 

預金は私たちかみるとお金を銀行などに預ける行為です。

銀行からみるとお金を預かっていることになります。

しかし、経理の話をすると銀行からみると預金は、借金と同じになるでしょう。

お金を預金者から借金をしているという考え方もできます。

債務者が銀行で、債権者が預金者になりませんか。

これを申込書という名の契約書を交わして、預金行為をするわけですから、立派な法律行為なのです。

このことを踏まえると、預金も未成年者はできないと思いませんか。

そうなんです。

預金も実は未成年者単独ではできない行為となっています。

したがって、親である親権者が銀行の窓口で取り引きをするのが普通でしょう。

預金についてなにげに取り引きをしているかも知れませんが、実は様々なことが制限されているのです。

こちらは本題ではありませんので、今回はここまでとしておきます。

 

第二節 行為能力

(成年)
第四条 年齢二十歳をもって、成年とする。
(未成年者の法律行為)
第五条 未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
2 前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
3 第一項の規定にかかわらず、法定代理人が目的を定めて処分を許した財産は、その目的の範囲内において、未成年者が自由に処分することができる。目的を定めないで処分を許した財産を処分するときも、同様とする。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/M29/M29HO089.html

 

 

年齢の上限は何歳まで?上限の年齢は金融機関により異なる

年齢の上限は何歳まで?上限の年齢は金融機関により異なる

カードローンの契約できる年齢の下限は、ここまでの説明で大丈夫だと思います。

では上限の年齢はどうなっているのでしょうか。

民法の定めでは、法的行為に対する年齢の上限がありません。

では、カードローンの利用できる年齢には、上限がなく生きている限り申し込みが可能だと思いますか。

こちらについては、ほとんどの方が知っているでしょうが、上限の年齢は存在します。

しかし、この上限年齢は金融機関ごとに異なりますので、カードローンの比較対象をするうえで見比べてみることも良いことであると思います。

下記に主な金融機関の、カードローン申込時における上限年齢がありますので、参考にしてください。

金融機関名 三井住友銀行 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 イオン銀行 セブン銀行 楽天銀行 ソニー銀行 住信SBIネット銀行 アイフル アコム プロミス
上限年齢 70歳未満 66歳未満 65歳未満 65歳未満 70歳未満 63歳未満 65歳未満 66歳未満 70歳未満 70歳未満 70歳未満

 

上の表をみると、金融機関によって異なるものの、65歳を境に年齢制限がなっているような感じですね。

この上限年齢は、お金を貸すことの基本的な条件になっていることが多く、金融機関のカードローンの事務規程というよりは、貸付に関する基本事項として定めているでしょう。

したがって、カードローンだけではなく、ほかのローンでもカードローンの上限年齢と、統一されていることが多いようです。

下限の年齢は法律でしっかり定まっているので、納得ができますが、上限年齢が決まっていないのに、なにを根拠に金融機関では設定しているのか知りたいですね。

この根拠となることについて、この後で話をしていきます。

 

 

なぜ年齢の制限がある?お金を貸す側の立場も考えよう

なぜ年齢の制限がある?お金を貸す側の立場も考えよう

年齢制限がある理由について、ここまでその内容をまとめてきました。

年齢の下限については、法律で定めがあることを説明しました。

そして年齢の上限については、各金融機関により異なっていることの話をしました。

金融機関では、なにを根拠にして上限の年齢を定めているのでしょうか。

とても気になります。

そのことを考察するには、まずは借金というものの顛末が、どのようになればい良いのか、考えると少しは分かるでしょう。

借金の顛末としては、お金を借りた人が、お金を貸してくれた人に、全額返し終えることが最良の顛末となります。

要約すると、貸したお金が戻ってくることが、お金を貸した側からみると、最も望ましい顛末であるということです。

こんなことは、当たり前だと思ってしまうかと思いますが、金融機関ではこのことを考えて、年齢制限を設けていると考えられます。

 

私も金融機関で働いていたときに、事務の制定作業をしたことがありますが、お金を返すには収入があるうちにしかできないと考えるのです。

自分の生活をしたうえで、残ったお金で返済ができなければ、生活も立ちゆかなくなりますし、返済をするのも大変になるでしょう。

一昔前は60歳定年でありましたが、その後定年が延びてきている企業もあります。

また60歳から年金受給生活に切り替わるのが、年金の受給開始期間もだんだんと延長されてきているでしょう。

そのため、年金を受給できるまで働き続けるという人が増えてきているようです。

しかし働き続ける人がいるということは、年金を受給するまでは一定の収入があるとみることもできるでしょう。

このようなことを考えて、金融機関でまちまちな判断がされて、上限の年齢が異なっているのではないでしょうか。

また、年を召されると最近は痴呆という問題が出てきています。

そうなるとやはり本人の法的能力が制限されますので、リスクの少ない年齢というのが何歳なのかというのは金融機関ごとに考えは異なっても当然といるでしょう。

 

 

カードローンに年齢制限があるのにクレジットカードなぜ年齢制限がない?

カードローンに年齢制限があるのにクレジットカードなぜ年齢制限がない?

クレジットカードに年齢制限がないというと、語弊が生まれるかも知れません。

クレジットカードにも、会社によって上限年齢が異なってくるようです。

しかし、カードローンと異なる点がひとつあります。

それは、上限の年齢を明記していない信販会社があるということです。

明記をしていないということは、申し込みできるということになるでしょう。

ただし、審査に通過をするかは話が別になりますので注意をしてください。

 

カードローンには必ず年齢制限があるのですが、クレジットカードにはなぜこのように年齢宣言がないところも存在するのでしょうか。

それは、カードの性質が決定的に異なるということがいえるでしょう。

カードローンを利用するときに、なににお金を利用しても問題がありません。

しかし、クレジットカードは生活必需品など、生活において物を購入するときに立て替え払いをしてもらうカードです。

この違いはとても大きなこととなるでしょう。

 

買い物でしか利用できませんので、クレジットカードは、カードローンよりもリスクが少ないのです。

そのため、高齢でも利用ができる可能性があります。

ただし、高齢で審査を受けると、不利になることはあるかも知れません。

また、どうしても不安に感じるのであれば、家族カードなどを同居している家族に作ってもらえるようにお願いをして、クレジットカードを保有するという方法もあります。

ただしクレジットカードは、カードローンと異なり、年齢が原因でいきなり今まで利用していたカードが利用できなくなることを考えなくても、利用ができますので安心をしてください。

 

 

お金を借りている途中で上限年齢に達した場合は全額返済しなければいけない?

お金を借りている途中で上限年齢に達した場合は全額返済しなければいけない?

最後になりますが、カードローンを利用していて、制限年齢に達してしまったらどうなるのだろうと気になりますよね。

カードローンのデメリットで、利用をしたらなかなか返済が終わらないということがあります。

利用をしている人の中にも、借りたお金が一体いつになったら返済が終わるのだろうと考えるかも知れません。

そこで年齢がある程度になってくると、利用条件の年齢までに返済できるのだろうかと心配になってもおかしくないでしょう。

このことは安心をしても大丈夫ではないでしょうか。

 

カードローンは利用をしていないと、上限年齢に達したら、解約がされます。

しかし、利用をしている場合は全額返済をしてくれということにはなっていません。

出金停止がされて、毎月の返済は変わらずとなります。

月々の返済だけをしていくことになるでしょう。

 

しかし、収入が少なくなって、借金の返済が残っといては、生活も大変になってしまいますよね。

できれば、カードローンは制限年齢までには残高がないようにしておきたいものです。

カードローンを利用するときには、しっかりと返済計画を立てたうえで利用をすると本当はいいでしょう。

私の個人的見解なのですが、1年以内、もしくは半年までに返済できるようにして、カードローンを利用するのがいいと思います。

月々の返済は、金融機関で定めている金額を返済するほか、別途余分に返済を心がけるといいかも知れません。

いつまで返済をするのか、返済財源はなんなのかしっかりと計画をしたうえで、利用することをお勧めします。







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