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カードローンの申し込みのときには、会社に電話が必ず掛かってくると聞いたけど、なんだか不安になりませんか。
カードローンでは、申し込みをしたときに、金融機関に伝えた場所に、間違えなく勤めているのか、確認をするための在籍確認というものがあります。
何のためにされて、在籍確認がないところはあるのでしょうか。
カードローンの審査項目とは
カードローンの申し込みをすると、申込用紙や、インターネットの入力画面で、必要項目を記載・入力しなければいけません。
申込書に記載・記入された、内容に沿って金融機関では審査をすることになるでしょう。
まずは氏名・ふりがな・電話番号(携帯番号)・住所・生年月日によって個人信用情報と情報を照らし合わせます。
この項目は非常に重要な項目になりますので、誤りがないように金融機関に伝えなければいけません。
この情報が誤っていると、コンピューターで正確な情報を得ることができませんので、申し込みの際は記入・入力をしたものを入念にチェックしましょう。
そして、次に大事な項目は、勤務先の情報になります。
勤務先の情報は、金融機関によって伝える項目が異なっているようです。
一般的には、勤務先の名称、住所、電話番号、入社年月、社員数、事業内容、雇用形態、職種、収入形態、年収、資本金、健康保険証(本人確認を目的の場合、記号・番号と保険者番号部分は見えないように加工してから提出する必要があります)などの情報になります。
ここであげた項目をすべて聞かれるわけではなく、金融機関によっては不要なものもありますし、ここであげたもの意外に必要な項目もあるでしょう。
この勤務先の情報は、なにに利用をするのかというと、返済能力を調べるために重要な情報となるわけです。
個人信用情報で、お金の管理をしっかりできる人であるかどうかのチェックをして、勤務先の情報で間違いなく返済をできる人がチェックをすることになります。
お金を借りている情報と、お金が入ってくる情報をあわせて、審査がされるでしょう。
このほかに家族構成なども重要な情報になりますが、この2つの情報が柱となって、審査がされていきます。
コーポレートカードについて
就職した会社でダイナースのコーポレートカードの申込が必須です。
個人口座から引き落としのコーポレートカードだということです。申込書には口座情報と年収、ローン状況を記入する欄もありました。カードをすでに2枚持っており、半年前に、2回連続滞納しています。いずれも翌日ないし数日で支払っています。
また、リボ払いが2枚合わせて、上限額の50万円残高がある状態です。勤務先の会社は大手なので、審査に落ちるとしたら個人信用情報が原因だと思います。
コーポレートカードはあくまで会社の信用情報などという情報もネットで見ましたが、この場合通りますか?補足
ちなみに、CICで信用情報を開示したところ、支払いは全てドルマークとなっていました。となると、不安要素はリボの残高だけということでいいのでしょうか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11165215181
勤務先になぜ金融機関が電話を掛けるのか?在籍確認とは一体なに?
個人信用情報は、申込者から伝えられた情報が正しくなければ、正確な情報を得ることができません。
「少しくらい違ったってどうって事ないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、やはりお金を貸すわけですから、金融機関ではしっかりとした情報を欲しいのは当然だといえます。
個人情報が正しいかどうかは、免許証などの本人確認資料とつきあわせることで、情報が正確であるかどうかのチェックは可能でしょう。
勤務先の情報については、申込人から伝えられた情報を元に、勤め先企業の内容が正しいかどうかはある程度推測できます。
そして、その企業情報が正しければ収入についての整合性も確認できることになるでしょう。
これで、収入についての確認はすべて終了したことにはなるのですが、これはあくまでも申込人が嘘をいっていないことを前提にして審査を進めています。
今は金融機関の事務が「性悪説」によって確認が進められているようです。
以前は「性善説」によるところが多かったのですが、金融犯罪が多くなってきた現在は「性悪説」を前提にして事務作業が進められています。
本来の中国思想家荀子が唱えた「性悪説」とは意味合いが異なるのですが、人は悪いことをするという前提で物事を進めるようにしているのです。
したがって、カードローンの内容に嘘偽りがないかの確認を、金融機関ではしなければいけません。
勤務先情報に嘘偽りがないかどうかを確認するには、一番なにがいいかというと、申込人から伝えられた勤務先に直接話を聞いてみるのが、一番間違いがないことでしょう。
第三者から話を聞けるわけですから、嘘を確認するには一番の方法になります。
在籍確認はいつされる?電話が掛かってくるタイミングを知りたい
会社に電話が来るとなると、なんだかカードローンの申し込みの敷居が一気に高くなるように感じる人もいるでしょう。
会社に電話があっても、気にしない人もいるようですが、勤め先に電話が掛かってきてお金を借りるということがバレてしまうのはちょっとと思う人がいても当然です。
また勤め先にプライベートの電話が掛かってくることを、嫌がる人がいても当たり前な話だと思います。
理由はどうであれ、会社に電話が掛かってくるのはちょっと嫌だなという人は多いのではないでしょうか。
逆に好んで電話が掛かってきて欲しいという人はいないでしょう。
ただし、電話が掛かってくるのが事前に分かっているのであれば、事務の人に一言い伝えておけば問題がないという人もいるかと思います。
どういう内容で、いつ頃電話が掛かってくるのかさえ、分かっていれば事前に事務の人に断っておこうと考えても不思議ではないですよね。
金融機関が在籍確認をするタイミングはまちまちになります。
仮審査で掛かってくることもあれば、本審査で掛けてくるところもあります。
電話が来るタイミングを事前に聞いておくといいかも知れません。
仮審査の場合は申し込みをしてから、それほど時間をおかずに電話が掛かってくるでしょう。
金融機関の混み具合にもよりますが、申し込みが混み合っていなければそれほど長い時間を待つことはないと思います。
また、本審査で電話を掛けてくる金融機関は、仮審査の結果が来てから電話が会社に掛かってきますので、ある程度時間の余裕はあるでしょう。
カードローンの審査で勤務先に在籍確認があるとの事ですが、勤務先はそれ以外何か調べられるのでしょうか?
在籍確認以外で何か迷惑掛ける事があれば言っておかないといけないので…
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11153749626
在籍確認では何を聞かれるの?
在籍確認は第三者である、会社の人に話を聞けるから、情報の正確性を担保できるという話をしました。
第三者から話を聞けるといっても、たいしたことは聞きませんので安心をしてください。
どのようなことを聞かれるかというと、個人名で電話が掛かってきて「○○さんはいらっしゃいますか?おつなぎ願いたいのですが」という電話が掛かってくるだけです。
申込人には「この度はカードローンを申し込みいただきありがとうございます」とのお礼の内容です。
金融機関によっては生年月日や住所を聞かれる場合もありますが、長くてもこれぐらいの内容です。
ただ会社の方で個人名で電話が掛かってくると、セールスの電話だと思いどちらの○○さんですかと対応をしてしまう会社もあります。
したがって、誰の名前で電話が掛かってくるのか事前に聞いて、事務の人に電話が掛かってくることの話をしておくといいかも知れません。
事前に電話があることを事務の人に話をしておけば、事務の人が行う電話の対応も詮索なくすむでしょうし、スムーズに電話をつなげてくれるのではないでしょうか。
ただし、席を離れるときなどは、カードローンの審査が少し長くなることもありますので、出かけるときには事務の人に何時頃帰宅するのか伝えておいて欲しいと話をしておきましょう。
何時頃帰社するのか伝えてもらえると、比較的スムーズな審査が行われるでしょう。
在籍確認の電話だと職場にバレない方法
基本的には在籍確認は下記の感じなのでなんの電話かわからないと思います。
カードローン会社「中村と申します。◯◯様はいらっしゃいますでしょうか?」
職場「◯◯は外出しておりますが」
カードローン会社「さようですか。わかりました。携帯にかけなおしてみます。ありがとうございました。」
もしも何の電話か職場で聞かれた場合は下記のような内容で答えれば大丈夫です。
- クレジットカードの利用確認でした
実際、クレジットカードを普段行かない場所で利用したり、大きな金額の買い物をすると本人に確認のために電話が来ることがあります。 - 家族の車のローンの保証人になった
- クレジットカードを作る
- 銀行口座の開設で書類に不備があったみたい
- 保険の書類で不備があったみたい
いずれにしても悪いことをしているわけではないので、堂々としていれば何も問題ありません。
転職をしたときも在籍確認はあるの?
最近は転職という話も珍しくはありません。
転職については、カードローンを申し込みした金融機関にその情報を伝えることを望んでいるところが多いようです。
転職ということは、収入の状況も申し込みをしたときと変わることが容易に想像ができます。
キャリアアップのため転職をすれば、収入があがるでしょうし、その逆であれば収入が下がるでしょう。
だいたいは収入が下がるケースが多いようですが、特にこの収入が下がってしまったことは金融機関ではその事実をつかんでおきたいのです。
したがって、転職をしたらその事実が本当かどうか、転職の事実を伝えたら在籍確認をされてもおかしくはないと思いませんか。
しかし在籍確認を行う金融機関と、行わない金融機関があります。
そして在籍確認を行う金融機関でも、人によっては在籍確認を行わないことがあるというのです。
これは、私が20社以上に電話で確認をしたのですが、転職の情報すら求めていない金融機関がありました。
カードローンは申し込み時点での審査になるため、その後に変更があったとしても何ら問題がないという方針の金融機関もあります。
また転職をしたのであれば、再審査をして現在のカードローンが適正であるかどうか、確認をする必要があるという金融機関がありました。
内訳でいうと、銀行はどちらかというと在籍確認をしないところが多かったのですが、ネット銀行は在籍確認まで行うところが多かったようです。
消費者金融は総量規制があるので、50万円以下であれば確認されない可能性はありました。
しかし、それ以上の限度額を保有している人は在籍確認をされることがあると回答をしてくれたところがありす。
総量規制とは年収の3分の1までしか、消費者金融と信販会社のカードローンを合計で借りることができないとされている法律です。
また、利用状況を鑑みて在籍確認をしないというところもありましたので、カードローンを利用している人は日頃から延滞だけはしないように気を付けましょう。
在籍確認をしない金融機関はない?
通常は在籍確認というものは必須になります。
まず銀行は在籍確認を必ずするようです。
今はカードローンの申し込みを深夜でもできる態勢になっているのが多いでしょう。
深夜に申し込みをしたときには、勤務先も連絡が付かないため、翌営業日の午前中に在籍確認がされます。
また個人信用情報なども確認して、在籍確認をする前にカードローンを発行してくれるところもあるようです。
しかし、カードローンを発行した後に、事後で在籍確認をするようでした。
延滞だけは気を付けよう!督促の電話は会社に来ることもある!
カードローンを申し込みしたときに、在籍確認に注意を払ったものの、カードローンを利用しているときに会社に電話が掛かってきてしまっては、元も子もありません。
カードローンを利用しているときに、会社に突然電話が来ることもあります。
それは、延滞をしていてなかなか金融機関からの連絡が付かないときに、いたしかなく会社に電話をしてくるということです。
このようなことにならないように、カードローンを利用したら、返済は遅れないように気を付けましょう。
督促の場合は、金融機関名を名乗って電話を掛けてくることもあるようですので、カードローンを利用したら返済日に遅れずにしっかりとお金を返すようにしてください。