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カードローンは一度利用をすると、なかなか返し終わることができないと思っている人は多いでしょう。
また、利用をしている人の中では、いったいいつまで返済を続ければ良いのだろう?とふと気づく人もいるようです。
実はカードローンは金融機関で指定している、返済金額だけを返済して入れはいつまで経ってもなくなりません。
計画的に返済をしたいのであれば消費者金融のカードローンがお勧め
銀行系のカードローンは金利が低くお得なように感じるでしょう。
しかし銀行系カードローンの本質をまずは紹介をします。
日付 | 残高 | 返済額 | 元金 | 残高 |
H28.4.20 | 100,000 | 0 | 0 | 100,000 |
H28.5.5 | 100,000 | 3,000 | 2,434 | 97,566 |
H28.6.5 | 97,566 | 3,000 | 1,858 | 95,708 |
~ | ||||
H31.10.5 | 8,779 | 3,000 | 2,901 | 5,878 |
H31.11.5 | 5,878 | 3,000 | 2,932 | 2,946 |
H31.12.5 | 2,946 | 2,978 | 2,946 | 0 |
支払利息合計 | 26,420 |
いきなり本題に入っていますが、金利が低くてもかなりの利息を支払わなければいけないことが分かるでしょう。
100,000円を借りて、利息が26,420円とはいったいどうなっているんだと思いませんか。
元金の5分の1以上の金額を利息として支払わなければいけません。
これはイオン銀行のカードローンを参考にした返済表です。
イオン銀行は返済額が3,000円なので利息はこの程度に済んでいますが、この返済額が小さいところはもっと利息が高い返済表になります。
銀行系のカードローンは、消費者金融よりも金利が低く、返済額が少ないため安心して利用ができるように感じますが、意外というよりも損をしていることが分かるでしょう。
そこで、アコムからお金を借りたとき100,000円を借りたときに1年以内で返済を目指すと、月々の返済額は11,000円になってしまいますが、利息は10,000円未満で済みます。
(参考:アコム公式ホームページアコムHP)
金利は18.0%になっていて高金利なのですが、逆に利息は意外と安いことに驚きませんか。
消費者金融でも、利用方法によってはお得に利用ができるのが分かるでしょう。
ただし、ネックがあって月々の返済として10,000円を用意できるかということになります。
月々の返済で、10,000円以上用意ができる人で、かつ急な出費で数万円を準備しなければいけないときにはこの消費者金融のカードローンはとても便利な商品となるでしょう。
また消費者金融のカードローンの多くは、初回利用30日間は利息が無料となっていますので、ますますお得に利用が可能になります。
銀行カードローンは消費者金融でお金を借りると利子が低いそうなのですが、その分審査も厳しくなるんですよね?
銀行と消費者金融の審査の違いって何なんですか?
もっと簡単な方法ってあるんですか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13156195073
銀行系のカードローンの特徴を覚えよう
銀行系のカードローンは金利が低い、返済額が小さいところが多い、保証会社がついているという大きな特徴があります。
また、専業主婦でも申し込み可能なところがあるというのも、大きな特徴でしょう。
これらの特徴をつかんでおいて、カードローンの利用をどのようにするとお得になるのか考えるといいのではないでしょうか。
金利が低いのですが、先にも示したとおり、利息の負担が大きいのが分かります。
これは大きなデメリットでしょう。
このことは返済額が小さいところから来ています。
したがって、返済額が小さいということはありがたいことでもある反面、ありがた迷惑でもあるのです。
月々の支払いが楽だとか、家計のやりくりが楽になるとかの考えは目くらましであるということを覚えておきましょう。
また保証会社がついているということはどういうことかというと、保証会社からお金を借りていることと大して変わりがないということになります。
多くの保証会社というのは、消費者金融や信販会社になっているでしょう。
保証会社はなんのメリットがあって、銀行の保証会社になっているのでしょうか。
ただでリスクを負うなんてことはしないということは、誰にでも想像ができますよね。
保証会社は銀行から保証料という名目で、利息収入を得ているのです。
カードローンの利用額に応じて、銀行では保証会社に保証料を支払っています。
お客様が銀行に支払っている利息が、回り回って保証会社に支払っているということになるでしょう。
言い換えれば、消費者金融からお金を借りている状態でもあるということになります。
実際にお金を出しているのは、銀行ですのでお金を借りている先は間違いなく銀行なのですが、保証会社の保証料も負担をしているということです。
銀行のリスク回避のために、カードローンを利用している人がその費用を負担してお金を借りているということになります。
銀行にとっては、人の懐で商売ができるので、とてもおいしい商品ですね。
毎月の返済額は利息を支払っている感覚になろう
先に紹介をした、イオン銀行の返済予定ですが、実際に元金に返済をしているのは、初めて1ヵ月分の利息を支払いする月で1,858円になるのが分かるでしょう。
反対からみると、返済額の4割以上は利息の支払いになっていることになります。
返済額がただでさえ少ないのに、その返済額の4割が利息ということは、返済をしてもなかなか現金が減らないという感覚になるのは当然でしょう。
したがって、カードローンは一度利用をしたら、返済が終わらないとなるのです。
銀行系のカードローンは、毎月利息を支払っているだけだと考えるようにしてください。
このように利息しか支払っていないと考えると、いくら返済をしてもカードローンは減らないと思うことはなくなるでしょう。
利息しか毎月支払いをしていないのだから、カードローンの残高が減らないのは当たり前ですよね。
カードローンを借りた後は、元金を返済していないのと考えれば、残高が減らないのは当然なのです。
銀行で指定している、返済額というのは利息より少なくならないように設定がされているだけで、元金が減るようには設定がされていません。
元金が減らないと考えると、返済額が少ないのは良いことなのか、悪いことなのか分かりませんね。
みずほ銀行では、最低の返済額が10,000円になっています。
逆に考えると、このように返済金額をある程度大きくしている金融機関のほうがカードローンの利用をするときには便利なのかも知れませんね。
月々の返済については、元金を返済するものではなく、利息の支払いをしている遠い考えになることが重要でしょう。
(参考:みずほ銀行公式ホームページhttps://www.mizuhobank.co.jp/loan/card/12_hensai.html)
低返済額はお客様のため?それとも銀行のため?
先に話をしたように、返済額が少ないということは、毎月返済をしているものは利息と考えるのがお勧めです。
返済額が少ないということは、返済が完了するまでに時間が掛かるということになります。
先の返済表をみると分かりますが、総支払額にもびっくりしますが、なによりも返済が終了するまでに、実に3年以上も掛かっています。
車のローンを借りても、5年~7年程度になることが多いのですが、10万円を借りて3年間の返済は長いですね。
銀行では「月々の返済額が少なく、家計に負担を掛けることがありません」「返済額が少ないので、毎月の支払いが楽です」ということしかいわないでしょう。
いかにも、お金を借りたお客様のために返済額が少ないことを強調しています。
しかし、実際にはどうでしょうか。
家計に負担が少ないといえる利息でしょうか。
26,420円の利息が少ないとはいえないでしょう。
4年近くも返済が終わらないということは、その間にまた急な出費が発生する可能性もあります。
カードローンの返済が終わらないうちに、またお金を借りなければいけないことになるかも知れません。
またお金を借りるということは、返済を続けていても、いつまで経ってもカードローンの返済が終了しないことになります。
これでは、お客様のために返済額が少ないのか疑問に思ってしまいますね。
銀行のために少額の返済額にしているといってもおかしくはないでしょう。
「毎月の定額返済のほかに、カードローンに随時弁済で返済をしてください」という説明があれば、まだお客様の立場に立ったセールスだと思います。
しかし、はたしてこのようなことをいってくれる銀行はあるでしょうか。
潔く金利は18.0%で、毎月の支払いを11,000円にすると、10回の返済で終わりますと説明をしている消費者金融は、銀行よりしっかりと説明責任をはたしているといえませんか。
毎月の返済額を見直ししよう!支払利息がこんなにも違う!
銀行で定めている毎月の返済額だけを支払っていると、100,000円で26,420円もの利息が取られてしまいます。
18.0%の消費者金融は1年で返済をすると、10,000円も利息の支払いが発生しません。
これでは、なんのために金利の安い銀行を利用したのか分かりませんね。
返済額が、10,000円だと毎月大変だからという人は、メリットがあるかも知れません。
しかし、毎月2,000円や3,000円の支払いではなく、5,000円の支払いまではできるという人も多いでしょう。
支払利息をお得にするには、毎月の支払いが2,000円の銀行であれば、3,000円の任意返済をしましょう。
毎月の支払いが3,000円の銀行であれば、2,000円の任意返済をしましょう。
余計にカードローンへ返済することで、支払う利息はぐっと減ってきます。
日付 | 残高 | 返済額 | 元金 | 残高 |
H28.4.20 | 100,000 | 0 | 0 | 100,000 |
H28.5.5 | 100,000 | 5,000 | 4,434 | 95,566 |
H28.6.5 | 95,566 | 5,000 | 3,881 | 91,685 |
~ | ||||
H30.1.5 | 13,273 | 5,000 | 4,845 | 8,428 |
H30.2.5 | 8,428 | 5,000 | 4,902 | 3,526 |
H30.3.5 | 3,526 | 3,531 | 3,495 | 31 |
支払利息合計 | 13,562 |
3,000円を5,000円にすると、支払利息が10,000円も異なることが分かりますね。
銀行で指定している金額以上に返済をしても大丈夫なのです。
余計に支払いをして、なるべく早くカードローンに返済ができるようにしてください。
毎月に支払いは生活費を切り詰めると、いったいいくらまで返済できるのか、しっかりと計算をしておきましょう。
そして、1日も早くカードローンを返済できるようにしてください。
ボーナスを利用して繰り上げ返済をしよう!カードローンは1年以内に返済をする!
毎月の返済額は、家計を切り詰められる範囲で無理のない返済額を見つけてください。
そして、ボーナスがある人は、ボーナスで返済ができるように、返済計画を立てましょう。
カードローンを利用する前に、いつまで返済をするのか、返済の財源はどうするのかしっかりと計画をしてからお金を借りることをお勧めします。
月々返済ができる金額×12もしくは6の範囲で、お金を借りることがいいでしょう。
ボーナス分で返済できる人は、その金額にボーナスで返済できる金額を上乗せしてください。
月々6,000円の返済ができるのであれば、36,000円~72,000円の範囲でお金を借りるといいのではないでしょうか。
カードローンで借りるお金は、1年以内もしくは半年以内で返済できるお金しか借りないようにすることが、ひとつのポイントとなると個人的には思っています。
返済に長く掛からないようにするために、返済計画をしっかりと立てて、カードローンを利用しましょう。
カードローンは基本的に、繰り上げ返済をして利用をすることが、大事であるということを覚えておくことをお勧めします。
カードローンは、繰り上げ返済をしても手数料を取られることはありません。
カードローンは借りると返済を長い間続けるのではなく、いつまでに返済をするのかしっかりと計画をしてから利用をするのがポイントです。
返済の計画を立てないで利用をしていると、返済をいつまでしなければいけなくなるのです。
借りたお金をいつまで返済をするのか自分自身で決めることが大事でしょう。
返済の計画を自分で作れない人は消費者金融がお得
返済の計画を立てるのが苦手だという人がいます。
できるだけ多く返済をするのは分かっていても、金融機関で定めている金額だけ返済をすれば、なにも考えなくて楽ですよね。
しかし、銀行系のカードローンの場合は、銀行で定めた金額だけしか返済をしなければ、いったいいつまで返済をしなければいけないのか分かりません。
みずほ銀行のように、月々の返済額が10,000円としているところはいいのですが、返済額が小さいことを売りにしている銀行は、自分自身で返済額を決めるものだと考える必要があります。
なかなか自分で、返済の計画を立てるのが、面倒だという人は消費者金融のカードローンのほうが向いているのではないでしょうか。
消費者金融の場合は、ホームページ上で、返済早見表を掲載しています。
したがって、いくらずつ返済をするといつまで返済が終わるのか分かりますので、1年以内で返済ができる金額でお金をいくらまで借りられるのかすぐに逆算ができます。
また、消費者金融のカードローンは、金利が高いイメージがありますが、延滞なく返済をしていると、金利の引き下げ交渉に応じてくれます。
収入があがったときに、コールセンターに電話をして、金利を交渉すると引き下げのための審査を行ってくれる可能性があります。
カードローンを作ってから、金利交渉をしてから、最低でも1年を経過した後に、金利交渉をすると引き下げに応じてくれることもあるようです。
したがって、銀行のカードローンよりもお得になるかも知れません。
消費者金融のカードローン=金利が高い、このようなイメージはありますが、決してそのようなことがありませんので、上手に利用をしましょう。