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カードローンを利用すると、住宅ローンを借りるときに影響があるという話がネット上にはあふれかえっています。
また、マイカーローンを借りるときにも同じことがいわれているようです。
カードローンは利用をしていなくても、持っているだけでも影響があるのでしょうか。
カードローンと個人信用情報の関係をまとめました。
カードローンを申し込みすると個人信用情報に登録される
カードローンを契約すると、お金を借りるときに影響があるといわれています
マイホームを購入するとき、マイカーを購入するとき、ローンにお世話になる人は多いでしょう。
そのときの審査に、カードローンを保有していると、不利になるという情報がネット上でよく見られます。
多くの情報で、このようにいわれていますが、はたして本当の情報なのでしょうか。
切っ掛けとなる情報があるのでようが、元々の発信元の情報がどこなのか特定できないため、本当の情報なのか知りえることはできません。
ブログや、Yahoo!知恵袋などでこのような情報がよく見受けられます。
Yahoo!知恵袋では、審査経験者と名乗って回答をしている人もいますので、あながちウソの情報ではないのかも知れません。
しかし、私も住宅ローンの審査を経験したことがありますが、一概にこのようなことがいえるのか疑問があるのです。
カードローンを保有しているという言葉が先行しているように思えます。
そこでカードローンを申し込みしたときに、銀行ではどうのように見るのか話をまとめました。
まずはカードローンの申し込みをすると、審査に通過しなくても個人信用情報に登録されます。
申し込みをした段階で、情報が登録されることは事実でしょう。
そして、審査に落ちたことも個人信用情報に登録されますので、ここまではネット上で話がされている内容は正確なものと考えてもいいかも知れません。
ではどこで、情報が錯綜してしまったのでしょう。
この先、個人信用情報について理解をしてもらって、カードローンの大まかなメリット、デメリットを把握したうえで、どのように金融機関では判断をするのか考察をしていきます。
auじぶん銀行のカードローン審査に落ちたのですが、これって申し込みをした自分の個人情報は
他の業者(みずほカードローンやオリックス銀行カードローンなど)も閲覧することができるのでしょうか?
申し込みに落ちたという情報は他の業者間でも共有されるのでしょうか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11144974386
個人信用情報について詳しく覚えておこう
個人信用情報についても、ネット上で話がされていますので、最近ではお金を借りる人の間では、当たり前の情報として知れ渡ってきています。
個人信用情報について、少しおさらいをしましょう。
個人信用情報とは、その名のとおり、個人用の借金の情報を蓄積したものです。
そして、個人信用情報が蓄積されている場所は3か所あると覚えておきましょう。
個人信用情報機関は一般社団法人全国銀行個人信用情報センター(以下個信センター)、株式会社シー・アイ・シー(以下CIC)、株式会社日本信用情報機構(以下JICC)があります。
CICとJICCは同じ消費者金融や信販会社などが関係する、貸金業法と割賦販売法に基づく指定信用情報機関として国から指定を受けています。
一方の個信センターは、銀行協会が運営しいてる個人信用情報センターです。
このように会員になっている場所ごとに、個人信用情報の会社が存在しています。
CICがクレジット会社で、JICCが消費者金融、個信センターが銀行と元々は棲み分けされていました。
しかし、いまでは総量規制という問題があり、消費者金融と信販会社で、それぞれの登録状況を確認しなければいけなくなりました。
総量規制というのは、年収の3分の1までしかお金をしてはいけない法律になっています。
対象となるものはカードローンです。
そして、そのカードローンでも、消費者金融と信販会社の合計限度額となっています。
なお、銀行系のカードローン含まれていません。
カードローンの契約をするとどのようなメリットがある?
カードローンは、申し込みをすると先に話をした、個人信用情報に登録がされるのです。
申し込みをするというと、なんだか仰々しいのですが、カードローンの申し込みをすると、審査が行われます。
審査では必ず個人信用情報の情報を参考にして進められるでしょう。
この参考にする行為、つまり個人信用情報を閲覧したということが、履歴として残されてしまうのです。
したがって、どこかに何のローンを申し込みしたのか分かる可能性が強いとなるわけですね。
その後に、審査が行われてその結果が登録されるという仕組みになってます。
個人信用情報は、手数料さえ払えば、自分でも閲覧をすることが可能です。
したがって、閲覧をしたという情報が履歴として残っていも、何に利用をしたのかは分からないでしょう。
ただしその後に、カードローンの審査結果が登録されるわけですから、セットで見るとなぜなのか判断が付くことになります。
なんだかカードローンを申し込みするだけで、デメリットであることのような話になってきましたが、ここでカードローンのメリットを整理してみましょう。
カードローンは上手に利用をすると、とてもメリットのある商品であるのは間違いがありません。
金利は高いのですが、短期間でお金を借りるものと考えると、そうは痛くはない出費となるでしょう。
メリットは何といっても、手軽にお金を借りることができるということです。
そして急な出費に備えられる、反復して利用ができる、いつでも返済が可能というのが大きな特徴で、メリットといえます。
普通のローンは、急に返済をしたいといっても、なかなか対応をしてくれません。
返済の対応をしてくれても、手数料がかかってしまいます。
その点カードローンは、いつでも借りられて、手数料がかからずいつでも返済可能というのは大きなメリットとなるでしょう。
カードローンのデメリットは?利用方法と収入に気を付ける
カードローンのメリットについて、簡単ではありますがまとめました。
次にデメリットをまとめていきます。
カードローンの大きなデメリットは、保有をしていると、いざお金を借りようとしたときに、悪影響があるということが一番のデメリットと思っていませんか。
その誤解を解くために、まずは本当のデメリットを整理していきます。
カードローンは、一度利用をしたらなかなか返済が終了しない、金利が高い、手軽に利用できることがデメリットといえるでしょう。
これらがデメリットとなっていますが、このことがいざお金を借りようとしたときに、カードローンを保有していると悪影響となる根源といってもいいかも知れません。
手軽に利用ができるというのはメリットにもありましたが、この手軽さはデメリットでもあります。
あまりに手軽なために、ちょっとしたことでもお金を借りることができるため、意識をせずに利用をし続けると、借金が増えてしまうということがあるでしょう。
そして金利が高いということは、支払いをしなければいけない、利息の負担が家計に重くのしかかって来てしまいます。
なかなか返済が終了しないということは、急な出費をしなければいけないときに、借金が残っている可能性がでてしまうでしょう。
これらのデメリットをしっかりと理解して、カードローンを利用するときに、考えながらお金を借りることがすごく大事になります。
そしてカードローンを利用するときに大事になるのが、自分の収入のことを常に意識することです。
収入のことを考えて、利用方法をしっかりと検討しながら、カードローンでお金を借りなければいけないでしょう。
返済負担率を気にしよう!お金を借りるときには自分の懐と相談
カードローンのメリット、デメリットを簡単にまとめてきました。
デメリットはカードローンを利用すると、返済がなかなか終わらないいことであります。
返済が終わらず、手軽に利用ができるため、残高がなくならないということなのです。
そして、カードローンは繰り返し利用ができるということは、短期間で繰り返し利用をすることが望ましいでしょう。
カードローンを利用したら、残高が減らないうちに利用をするのではなく、しっかりと返済が終わってから利用をするのがいいのです。
カードローンを利用したら、残高が減らないとなると、その借金は毎月の返済額が固定費としてなってしまいます。
固定費となるということは、収入から必ず出費が発生することになるでしょう。
したがって、新たなローンを申し込みするときに、その返済額を収入から差し引きをしたうえで、新たなローンの返済ができるか判断をしなければいけません。
自分で借りている借金の返済額を合計したものが、収入のどのくらいの割合になっているのかが重要となります。
年間の返済額合計が、年収のどの程度を占めているのか計算をして、新たなローンの返済ができるかどうかを判断するのですが、この割合のことを返済負担率といいます。
家族構成を見て、収入がそれなりにあるのであれば、カードローンを借りていなければ、新たなローンが発生してもカードローンを借りないと判断ができます。
また、この返済額が30%を超えるようであれば、カードローンを解約することによって、返済負担率が30%未満になるというのであれば、解約をしたほうがいいかも知れません。
そしてカードローンを借りていない場合でも、返済負担率が25%を超えて、30%近くになるとカードローンを利用する確率も高くなるでしょう。
そのため、カードローンを利用したものとして計算がされる可能性があります。
ここで示した25%や30%という数字は、あくまでも目安です。
金融機関でこの数字を公表しているわけではありませんので、参考までに覚えておいてください。
この返済負担率を考えながら、カードローンを利用しても大丈夫であるかどうか、しっかりと判断をする必要があります。
自分の懐具合と相談をしながら、カードローンの利用をしていきましょう。
カードローンの残高が減らずに、再び借りてしますということは、収入に支出が追いついていない可能性があるのです。
そのときは、家計を大幅に見直しすることが先決でしょう。
カードローンがなぜ悪者扱いされる?多重債務者予備軍にならないために注意すること
カードローンを持っていると、新たなローンの審査でどのような影響があるのか話をしました。
カードローンを持っていなくとも、生活費が足りなくなり急な出費が出てくれば、カードローンを作って借りられるということはあります。
しかし、カードローンの申し込みをした場合、審査に通過しない可能性があるでしょう。
カードローンを持っている人よりも、カードローンを持っていない人のほうが、金融機関にとってリスクが低いと見えるためです。
しかし、カードローンを計画的に利用をしている人は、その利用履歴が蓄積されますので、スコアリングは高くなっていきます。
お金を借りても、しっかりと残高を「0」にするというのは、信用問題につながりますので、いい情報としてみられるでしょう。
カードローンを持っていることが悪のように見られるのは、利用をして残高を「0」にしないケースであり、残高が「0」ならないうちにカードローンを再び利用する可能性がある場合です。
先ほども話をしたとおり、残高が「0」にならないうちにカードローンを利用し続けると、いつかは限度額いっぱいになってしまいます。
限度額いっぱいになると、新たなカードローンに手を出す可能性があるでしょう。
そして、多重債務者になる可能性が出てきます。
多重債務者予備軍として、判断がされてもおかしくはないでしょう。
借りたお金はしっかりと返済をしたうえで、繰り返しカードローンの利用をすることが大事になります。
カードローンは利用をする前に、返済をどのようにするのか計画をしたうえで利用をしなければいけないのです。
いつまで返済をするのか、返済財源は何にするのか、毎月いくらずつ返済をするのかしっかりと計画を立てたうえで利用をすることが大事になってきます。
カードローンは1枚だけにしておく!クレジットカードも同じことがいえる
カードローンは何枚も作るものではないでしょう。
急な出費に対応をするものと考えると、1枚だけ作っておくといいのではないでしょうか。
このことは、クレジットカードにもいえます。
クレジットカードを何枚も持っていると、保有しているカードの限度額が利用可能になっていきます。
3枚持っていれば、3枚分の限度額で利用ができてしまうでしょう。
したがって、クレジットカードを申し込みするときに、利用していなくとも現在のクレジットカードの限度額を合計して、審査がされることもあるようです。
定期的にクレジットカードは見直しすることが大事であることを、個人信用情報の研修会で聞いた記憶が私の中であります。
個人信用情報は誰でも閲覧可能なため、一度は請求して不要なものがないか確認をしてみるといいかも知れません。