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カードローンを使用して借りたお金の使い道は、特段その理由を求められていません。
生活費、ギャンブル、借金の返済、投資資金と実に様々な利用目的でお金を借りることができます。
カードローンを利用している人は、一体どのような目的で利用をしているのか、どのような使い方をすると危険なのかまとめました。
使い道が自由なカードローンを使えない理由はあるの?
カードローンは理由を問わずなににでも利用できる借金です。
個人用のお金として利用をすれば、その利用目的は問いません。
しかし気を付なければいけないのが一点だけあるので注意しましょう。
それは個人事業主がカードローンを利用するときです。
個人事業主が利用できるカードローンとして、個人用のカードローンと、事業性のカードローンの二種類があります。
なぜ二種類のカードローンがあるのかと言うと、利用目的がそれぞれ異なるからです。
事業性のカードローンは事業の資金が不足したときに利用をするものです。
例えば仕事の対価が2ヵ月後の入金で、その入金を待たずに仕入れをしなければいけなくなったときなどが考えられます。
このように事業用で支払いが発生したときに、お金が手元にない場合は事業性のカードローンでお金を借りると言うことになるでしょう。
また従業員のボーナスを支払うために、一時的にお金が不足しているときにも利用したりします。
しかし個人用のパソコンを購入した場合は、その借金は認められないと言うことになるでしょう。
そこで個人用のカードローンが出てきます。
個人用のカードローンは個人の支出にのみ利用ができますので、個人用のパソコンを購入するときにはお金を借りることができます。
しかしその反対の事業用の資金としてはお金を借りることができません。
金融機関でカードローンを使うときに、いちいち理由をチェックしているわけではありません。
しかしなにかのきっかけで知られてしまったときには、全額返済を求められてしまいますので気を付けなければいけないでしょう。
やはり使用条件はしっかりとまもって、利用をすることをお勧めします。
カードローンの条件に事業資金としては
使用できない、と書いてありますが
何故でしょう?
使い途など調べられるのですか?
また、事業資金は何故ダメなのかが
知りたいです。宜しくお願い致します。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11110162016
投資資金としては使わない!負けを取り返そうとすると泥沼になる
カードローンを使って多重債務者になる理由のひとつとして、FXや先物の投資で利用してしまうと言うことがあります。
2010年に貸金業法が改正されてからは、だいぶこのようなことをする人は減ってきたのですが、まだまだ投資資金に利用をする人がいるようです。
FXや先物は投資目的で資金を運用している人もいますが、投機目的で資金を使っている人がいますがこのようなときは注意をしてください。
FXや先物は手元にあるお金で行うもので、負けたからお金を借りて取り返すという感覚で行うものではなりません。
少額資金で最近はできるようになったため、運が良ければ大きく儲けることも可能ですが、実際に大きく儲けている人は、リスク管理をしっかりしている人が多いのです。
リスク管理をしている人は負けたときにお金を借りてまで、投資をするなんて言うことはしないでしょう。
値が下がったときに、上がったときに自分のポジションと反対に行かれたとしても、損切りをしても問題がない十分な資金を用意しています。
自分の懐にあったポジションの量で投資をしているため、負け続けても借金をすることがないのです。
10回負けても1回で取り返す投資技術を身につけています。
この領域に達するまではかなりの損失を出している人も多いのでしょうが、借金で首が回らなくなるまでのことをしていないのがほとんどでしょう。
FXや先物は少額でもたしかに可能ですが、リスク管理を考えると少額では十分に投資をした商品の値の変動に耐えうることができない可能性が強いのです。
デイトレードでお金を稼ぐことは悪いことではありませんが、のめり込んでカードローンまで手を出してしまっては、ギャンブルと同じになってしまいます。
できれば最初は現物株式で、自分のよく知っている会社に長い目で見て投資をするのがお勧めです。
パチンコで多重債務者になる人もいる!ギャンブルにも気を付けよう
最近は等価交換、0.5円パチンコ&スロットというものが出てきたので、ゲーム感覚でできるようにもなってきました。
しかしパチンコが元で自己破産をする人もいるので、やはりパチンコをする場合ものめり込まないことが大事でしょう。
パチンコや競馬、競輪は熱くなってしまいがちで、やはり負けた分を取り返そうとカードローンに手を出す人がいます。
私が働いていたところでは、パチンコを禁じていました。
パチンコをしているところを見つかると、懲戒処分になってしまうぐらい厳しかったです。
ものの勝ち負けでお金が大きく動くものには人は誘惑されてしまいますので、危険なものには手を出さないという意味だったのでしょう。
しかしパチンコなどを息抜きとしてストレス解消にしているのであれば、それはそれで悪いことではないと個人的には思います。
問題なのはお小遣いの範囲ですることであって、それ以上のお金を使わないと言うことです。
ギャンブルの場合は依存症になってしまうのがおっかないでしょう。
もしあまりにも自制心が利かないのであれば、依存症になっている可能性もあるのでしっかりとした治療も必要になると思います。
ギャンブルで身を破滅に追い込む人は今も昔も多いようですので、お小遣いの範囲でできるようにはじめのうちから気を付けることが大事です。
気がついたらカードローンの利用限度額がいっぱいになっていた、ということがあるようですので注意をしましょう。
借金の返済にカードローンは利用しない!法的措置も考える
カードローンはその手軽さから、ついつい使いすぎてしまうことがあるようです。
カードローンを使いはじめのうちから、月々の返済は遅れることなく利用をしているのですが、使い続けているうちに、返済額が大きくなってきて生活が大変になる人もいるようです。
まじめに返済をしようと考えているものの、返済をしてもなかなカードローンの残高がなくならず、気がつくと急な出費で生活費が発生してしまうと言うことがあるでしょう。
カードローンの残高がなくならないうちに、またお金を借りてしまうと言う悪循環に陥る可能性があります。
気がつくとカードローンの利用限度額がいっぱいになって、また新たなカードローンに手を出すと言うことにならないように気をつけましょう。
カードローンが複数枚になってくると、自転車操業的になってきて、お互いのカードローンの返済に利用をしてしまうと言うことになってしまうことがあります。
このようになってしまってはいずれは延滞し、いずれは返済ができなくなってしまうでしょう。
カードローンの残高が増えてきたら、延滞をしていないうちにまずは借金を整理することが大事です。
そのためには計画的にいくらずつなら返済が可能なのかしかりと考えて、その金額を返済するといつまでで返済を終えるかしっかりと把握しておきましょう。
また2~3本程度のカードローンであれば、延滞をしていないうちにおまとめローンで返済額を縮小すると言うことも大事なことになります。
おまとめローンは総返済額を見ると損をするとも言われていますが、おまとめローンの本当の趣旨は損得ではありません。
生活を立て直すということがとても大事なことでしょう。
このおまとめローンで生活を立て直せないとなるのであれば、弁護士や司法書士に相談をして、法的に借金を整理することもいいのではないでしょうか。
生活費として使うときには注意が必要!返済できる金額を知っておく
生活費でカードローンを利用することで気を付けなければいけない点はたったひとつです。
それは一度利用をしたら残価が「0」になるまでカードローンを利用しないと言うことになります。
カードローンは返済をしても、なかなか残高が減らないと言われています。
しかしこれは返済額が少ないから残高が減らないのであって、随時返済を利用して毎月多めに返済をしていくと早めに完済にたどりつきます。
銀行で指定している返済額を鵜呑みにしないで、自分自身が家計費から練り出せるお金をしっかり把握することが大事でしょう。
家計費から練り出したお金をカードローンの返済に充てることがとても重要で、けっして銀行で指定した返済金額だけを返済すると言うことをしないでください。
CMなどでは返済額が少ないことを銀行では売りにしているところもあります。
しかしこれは消費者のことを考えているわけではありません。
返済額が少ないと言うことは、借りたお金が返済されないというのは理屈にあっていることになるでしょう。
例えば月々2,000円の返済になっているカードローンで、10万円を借りたとした場合は利息のことを考えなくても50回も返済に掛かってしまいます。
実に4年以上の期間ですね。
これではカードローンをいくら返済しても、完済しないのは当たり前ではないでしょうか。
したがってカードローンは銀行の指定した返済額を当てにしてはいけないのです。
計画的に返済をできるようになろう!カードローンのキーポイントはここ
カードローンを利用するときに大事なポイントとしては、残高が「0」になってから利用をすると言うことでした。
このことはカードローンを利用する前から、返済の計画を立てることが大事だと言うことを意味しているのです。
いつまで完済をするのか、いくらずつ毎月返済をするのか、返済財源はなんなのかを考えなければいけません。
このことを考えたうえでカードローンを利用することが大切でしょう。
毎月返済できる金額をしっかりと家計と相談して把握しておくことが大事です。
カードローンのキーポイントは、「いつまで」、「いくらずつ」、「なにで」がキーポイントになります。
カードローンは半年以内、長くても1年以内で返済可能な金額の範囲で借りることも大事です。
利用限度額がお金を借りることができる金額ではありません。
1年以内に返済可能な金額が、カードローンを利用できる限度額と考えましょう。
急な出費のときにカードローンの残高が「0」になっているというのが大事になります。
カードローンは反復利用ができるのが大きな特徴です。
反復利用できると言うことは、残高が増えないように気を付けることが大事です。
しっかりとカードローンの返済計画を立てられるようになりましょう。