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カードローンの金利が高いので、少しでも金利の低いところに借り換えをしたいと考える人がいます。
これは当然のことで、少しでも出費が少ない方がいいですよね。
借り換えをするには、カードローンの審査を受けることになります。そこで審査の基準を少しでも整理して有利に申し込みを進めましょう。
カードローンは金利が重要?借り換える前に利用方法を整理する
カードローンは一度利用をすると、なかなか返済が終わらないと思う人が多いでしょう。
ここで、カードローンの金利が高いため、なかなか完済しないと考える人も出てくるようです。
しかしこれは金利が高いことが影響をしていないと言うことをしっかりと認識しましょう。
カードローンの残高がなかなか減らないにはふたつの理由が考えられます。
ひとつは収入に見合った生活になっていないことです。
そして、ふたつ目は借りたお金に対して、返済額が少ないと言うことでしょう。
収入に見合った生活になっていない人は、カードローンを利用する頻度が高い人です。
毎月利用をしたり、二ヶ月に一回利用をしたりとカードローンの簡単に使いすぎていることが原因の可能性があります。
この場合は明らかに収入が生活費に追いついていません。
これではいつかは利用限度額までお金を借りてしまう危険性があるでしょう。
その時には生活費を見直しするなど、収入に見合った生活を心がけなければいけません。
また返済額が少ないためカードローンの残高が減らないという人もいます。
月々の返済が2,000円で100,000円も借りると、50回の返済をしない限り完済をしません。
これは金利を考えていない返済回数ですので、実際にはもっと返済を続けなければいけないでしょう。
100,000円を借りたのであれば、月々10,000円は少なくても返済をしたいところです。
随時返済を利用して、銀行で指定している金額以上の返済をするようにしましょう。
カードローンは長期間借りるものではなく、長くても一年以内できれば半年以内で返済できる範囲でお金を借りることをお勧めします。
ローンの返済の優先順位について教えてください。
現在、以下の借り入れ等があります。エポス ショッピングリボ 120万
エポス キャッシング 40万
アコム 40万返済額は、
エポス 3万5千
アコム 1万5千貯蓄の150万を借金の返済に当てようかと思っているのですが、どこから返したらいいのかアドバイスを下さい。
利息の違いにもよるかと思いますが。ショッピングリボを先に返済するべきか、
カードローンを先に返済するべきか悩んでいます。一旦借金を減らした後に、
ゼロファースト(完済、取引10年、50万)へ過払い請求をしようと思っています。
エポスカードの方へ返済したほうがいいでしょうか?以上、よろしくお願いします。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13160467148
消費者金融は金利が高い?審査の裏側を考えて金利交渉をしてみよう
消費者金融のカードローンは金利が高いと言われています。
金利が18.0%となっているところが多いでしょう。
この金利は確かに高いですね。
いきなり話が変わりますが、消費者金融は貸金業という法律にしたがって営業がされています。
カードローンの審査もこの貸金業法に基づいて、消費者金融各社の自社ルールの範疇で行われているのです。
貸金業法の第一条に信用情報を用いて確認することが義務づけられています。
また第十三条に返済能力の調査を行うことが詳しく説明がされているのです。
審査はこの貸金業法によって行われていることになります。
審査の内容は個人信用情報と、収入の状況を資料に基づき審査をされることがこの法律に目を通すとわかります。
個人信用情報とは個人用として借りたお金の情報で、氏名や住所、連絡先、勤務先が登録されています。
またお金を借りた日、現在の借入額、延滞の履歴など色々な情報が蓄積されているのです。
カードローンを申し込みすると収入状況と、この個人信用情報を調査して審査が行われるでしょう。
この審査なのですが、消費者金融では申し込みの時だけでなくそれ以外の時にも審査を行います。
消費者金融は金利が高いと思われていますが、実は利用履歴によっては金利の交渉に応じてくれるのです。
収入が上がったのであれば、その証明書を提出することにより金利の見直し交渉に応じてくれます。
審査から審査までの期間は一年以上おく必要がありますが、新たなカードローンに申し込みをして審査をお願いするよりも審査通過率は高いのではないでしょうか。
日頃から返済をきちんとすることによって、信用力が上がりますので、収入が上がったことを証明すれば金利の引き下げに応じてくれることがあるでしょう。
この金利引き下げ審査を繰り返すことで、銀行の金利よりもお得に借りられる可能性があります。
(目的)
第一条 この法律は、貸金業が我が国の経済社会において果たす役割にかんがみ、貸金業を営む者について登録制度を実施し、その事業に対し必要な規制を行うとともに、貸金業者の組織する団体を認可する制度を設け、その適正な活動を促進するほか、指定信用情報機関の制度を設けることにより、貸金業を営む者の業務の適正な運営の確保及び資金需要者等の利益の保護を図るとともに、国民経済の適切な運営に資することを目的とする。(返済能力の調査)
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
2 貸金業者が個人である顧客等と貸付けの契約(極度方式貸付けに係る契約その他の内閣府令で定める貸付けの契約を除く。)を締結しようとする場合には、前項の規定による調査を行うに際し、指定信用情報機関が保有する信用情報を使用しなければならない。
3 貸金業者は、前項の場合において、次の各号に掲げる場合のいずれかに該当するときは、第一項の規定による調査を行うに際し、資金需要者である個人の顧客(以下この節において「個人顧客」という。)から源泉徴収票(所得税法 (昭和四十年法律第三十三号)第二百二十六条第一項 に規定する源泉徴収票をいう。以下この項及び第十三条の三第三項において同じ。)その他の当該個人顧客の収入又は収益その他の資力を明らかにする事項を記載し、又は記録した書面又は電磁的記録として内閣府令で定めるものの提出又は提供を受けなければならない。ただし、貸金業者が既に当該個人顧客の源泉徴収票その他の当該個人顧客の収入又は収益その他の資力を明らかにする事項を記載し、又は記録した書面又は電磁的記録として内閣府令で定めるものの提出又は提供を受けている場合は、この限りでない。
一 次に掲げる金額を合算した額(次号イにおいて「当該貸金業者合算額」という。)が五十万円を超える場合
イ 当該貸付けの契約(貸付けに係る契約に限る。ロにおいて同じ。)に係る貸付けの金額(極度方式基本契約にあつては、極度額(当該貸金業者が当該個人顧客に対し当該極度方式基本契約に基づく極度方式貸付けの元本の残高の上限として極度額を下回る額を提示する場合にあつては、当該下回る額))
ロ 当該個人顧客と当該貸付けの契約以外の貸付けに係る契約を締結しているときは、その貸付けの残高(極度方式基本契約にあつては、極度額(当該貸金業者が当該個人顧客に対し当該極度方式基本契約に基づく極度方式貸付けの元本の残高の上限として極度額を下回る額を提示している場合にあつては、当該下回る額))の合計額
二 次に掲げる金額を合算した額(次条第二項において「個人顧客合算額」という。)が百万円を超える場合(前号に掲げる場合を除く。)
イ 当該貸金業者合算額
ロ 指定信用情報機関から提供を受けた信用情報により判明した当該個人顧客に対する当該貸金業者以外の貸金業者の貸付けの残高の合計額
4 貸金業者は、顧客等と貸付けの契約を締結した場合には、内閣府令で定めるところにより、第一項の規定による調査に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。
5 前各項の規定は、極度方式基本契約の極度額(貸金業者が極度方式基本契約の相手方に対し当該極度方式基本契約に基づく極度方式貸付けの元本の残高の上限として極度額を下回る額を提示している場合にあつては、当該下回る額)を増額する場合(当該極度方式基本契約の相手方の利益の保護に支障を生ずることがない場合として内閣府令で定めるものを除く。)について準用する。この場合において、必要な技術的読替えは、政令で定める。
銀行系のカードローンは預金者のお金を借りている!返済可能と判断されるには
銀行系のカードローンは貸金業法が適用されません。
適用される法律は銀行法になります。
信用金庫は信用金庫法、信用組合であれば「中小企業等協同組合法」と「協同組合による金融事業に関する法律」が関係するのです。
業態ごとに異なる法律で組織が運営されています。
銀行法の場合は第一条で、預金者の保護が謳われているでしょう。
そして銀行はお金を貸す時に預金者のお金を貸しているのです。
その貸したお金が返ってこなければ、預金者にお金を払い戻しすることができなくなってしまいます。
個人信用情報はもちろん確認されますが、最悪の事態でもお金が返ってくることが重要視されるでしょう。
金融庁の指導で昔ほど担保重視主義ではなくなりましたが、しかし以前担保という保全を取ることがとても重要なのが銀行の貸付制度なのです。
言い方が悪いかも知れませんが、どんな形であれお金が返ってくれば問題がないのです。
貸したお金が返済されることはとても重要ですが、最悪の場合お金が返ってくれば問題がありません。
多少返済が厳しいかなと思う人でも保全がされているのであれば審査に通過する可能性はあります。
そのため重要なことは、保証会社の審査に塚することになるでしょう。
保証会社が銀行系カードローンの審査実務を行っています。
全ての審査実務をしているわけではありませんが、審査実務の大半を握っているのです。
(目的)
第一条 この法律は、銀行の業務の公共性にかんがみ、信用を維持し、預金者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るため、銀行の業務の健全かつ適切な運営を期し、もつて国民経済の健全な発展に資することを目的とする。
銀行系のカードローンは最終的に消費者金融などが審査をする
銀行系カードローンは最終的に保証会社が審査を行うことになります。
このことは先ほどすでに話をしていますが、これがどういう意味かと言うと、消費者金融や信販会社が審査を行っていることになるのです。
消費者金融が審査を行うと言うことは、消費者金融のノウハウが銀行系のカードローンの審査に用いられていることになるでしょう。
各銀行独自の規定と、消費者金融などのノウハウが合わさってカードローンの審査がされるのです。
消費者金融が審査を行うと言うことは、個人信用情報を中心に情報の確認をされることになります。
したがって延滞の履歴や、代位弁済などの有無などのグレーな金利がないかどうかの確認と、現在どの程度借金をしているのかを確認されるでしょう。
代位弁済とは借金を返済できなくなり、保証会社が代わって全額返済をすることを言います。
銀行系のカードローンと言っても、消費者金融などが最終的に審査をしていますので、消費者金融のカードローンと差ほど変わりがないのではないでしょうか。
消費者金融や信販会社が銀行の名前を借りて、カードローンを発行していると考えても変わりはないでしょう。
カードを発行するのは銀行ですし、お金を貸してくれるのも銀行です。
しかし最終的にカードローンを返済できなくなった時に面倒を見るのが保証会社でしょう。
保証会社は保証料を銀行からもらって保証をしています。
この保証料もカードローンの金利から賄われていると言うことは、消費者金融などからお金を借りている言っても差ほど変わりはないかも知れませんね。
借り換えを検討する人はその旨を金融機関に伝えよう!
カードローンの金利を低くしたい人は、消費者金融で借りている人は金利引き下げ審査をお願いすることもいいでしょう。
別の金融機関に借り換えを検討しているのであれば、申し込みをする時に借り換えをする意思を伝えることをお勧めします。
借り換えの意思を伝えずに審査を受けるのと、借り換えの意思を伝えて審査を受けるのでは大違いです。
借り換えの意思を伝えない場合は、新たなカードローンを申し込みすることを前提として審査が進みます。
条件付きで借り換えをすることとなることもあるでしょう。
しかし最初から借り換えをすることを伝えて審査を受けると、今までの返済履歴等に問題がなければ審査に通過する可能性が高いのです。
利用できる情報はしっかりと申し込み金融機関に伝えることをお勧めします。
また申し込みのときには嘘を記入してもすぐにバレますので、嘘をつくことはそこで審査落ちが確定しますので注意をしましょう。
不利な情報でも嘘をつかないことが重要になります。
担当者にしっかりと相談をすると、保証会社にも審査に通過するように交渉をしてくれることもありますので、情報は正確に伝えることが重要になります。
保証会社を比較して審査がかぶらないように注意をする
銀行系カードローンは必ず保証会社の保証がついています。
この保証会社はしっかりと目を通して比較をしておくことをお勧めします。
同じ保証会社のカードローンに申し込みをすることがないように、ピックアップしておくといいでしょう。
もしカードローンの審査に通過しない時に、同じ保証会社のカードローンに申し込みをしても審査に通過する確率が低くなります。
したがって保証会社、消費者金融、信販会社と見比べたうえで金利の低いカードローンの申し込みをするといいでしょう。