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おまとめローンよりも個人再生?今後の人生をしっかり考えて決断しよう


あなたはおまとめローンと個人再生ではどちらに良い印象を持ちますか?おまとめローンの方がなんとなく良いイメージで、個人再生はあまり良い印象を持たない方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、実際には個人再生の方が生活を立て直す上で適している場面もあります。今回はそんな個人再生について紹介していきます。

 

個人再生とは何か?自己破産との違いを確認しよう

個人再生とは何か?自己破産との違いを確認しよう

個人再生とは債務整理の内のひとつです。

債務整理とは借金を返済することが困難になった人が、自分の財産を手放す代わりに借金を免除、もしくは減額してもらう制度です。

債務整理にもいくつか種類がありますが、一番有名なのは自己破産ではないでしょうか。

 

なお、「個人再生」「自己破産」のほかには、「任意整理」という債務整理があることも覚えておいてください。

そして、自己破産と個人再生の違いですが、借金を減らすという面では同じになります。

しかし、借金が減額される範囲や、借金が減額された後に保持することができる財産が大きく変わってきます。

 

債務整理には, (1)任意整理 ・ (2)民事再生 ・ (3)自己破産 といった主に3つの手続があります。また,既に払い終えた借入れに対しても,払い過ぎた利息を返還請求できる 過払い金返還請求 という手続もあります。

http://www.adire.jp/about/

 

個人再生の内容は?

個人再生の特徴は、住宅などの大きな財産を手放すことなく借金を減額できることです。

その減額される額は、借金は5分の1程度となります。また、多くの場合は住宅や車などの財産は、手放さずに借金を減額できるのです。

マイホームなどを手放すことなく借金を減額できるため、収入がある程度安定している方には特におすすめな債務整理です。

 

ただし、個人再生の手続きをできる条件として、ある程度の安定した収入があることになります。

仮に仕事を失ってしまい、収入が無い状態であると個人再生の手続きができません。

 

自己破産の内容は?

自己破産の特徴は、自分の財産のほとんどを手放す代わりに、すべての借金を免除されることです。

処分される財産は原則として、20万円以上のものすべてとなります。ただし、現金の場合は99万円未満が処分の対象外になります。

また自己破産の申請中には、就くことができない仕事もありますので注意をしてください。

 

収入が余りなく、借金が完全に返済することが不可能な方にはおすすめです。

一方、財産はほとんどが処分されてしまうので、マイホームなどを所有している方などにはあまりおすすめめできません。

ただし、気をつけなければいけない点があります。それは、次の場合は自己破産をしても借金がなくならないということです。

 

○財産があることを隠した(意図的に自分名義を家族などの名義に変更した場合も含む)

○クレジットカードを現金化した場合(商品を購入してすぐに転売したときも含む)

○特定の借金だけを返済して、自己破産をした場合

○ギャンブルによる浪費で借金をした場合(株、FXなども含む)

○借金の申込時に所得などを虚偽申請

 

  個人再生 自己破産
債務返済額 全額の5分の1程度 全額免除
財産処分 マイホームは処分対象外 20万円以上の財産全て
収入状況 ある程度継続した収入が必要 特に条件なし

 

 

個人再生のメリットは自分や家族への負担が少ないこと

個人再生のメリットは自分や家族への負担が少ないこと

個人再生のメリットは何といっても大きな財産が処分されないことです。

借金が膨らんでしまい、財産を手放す必要が出てきたとして仮定します。

がこの場合、マイホームやマイカーなどを手放すとなると、借金返済用のお金は用意できますが、その代わり住居や生活手段を失ってしまいます。

このようなことになると、仕事や家族に負担がかかる可能性が出てきます。

 

しかし、個人再生であればこのような心配がありません。

また個人再生の手続きを行った人は、残念ながらブラックリストにのってしまい、借金を行うことがしばらく難しくなります。

ただし、家族は保証人になっていなければ、影響がありません。

したがって、家族や自分の生活に負担をあまりかけずに、債務整理を行うことができることが最大のメリットになります。

 

 

おまとめローンのデメリットとリスク

おまとめローンのデメリットとリスク

おまとめローンとは、多重債務を抱えてしまった人が月々の返済額を減らすために、借金をひとつにまとめることです。

※多重債務とは、複数の貸金業者から債務を行なっていることです。

 

それぞれの貸金業者に返済を行なっていると、どうしても返金額が大きくなってしまい、生活に困ってしまう場合があります。

おまとめローンでまとめると、月々の返済額は減らすことが可能となるケースもあります。

しかし返済期間が延びることになりますので、その点は注意をしましょう。

 

このように、注意していただきたいのは、おまとめローンでは、借金が減ることはありません。

多重債務の金額がそのままひとつの借金にまとまるだけです。よって、返済する借金に変わりがないところがデメリットになります。

 

これらのことで、返済額が減ることや返済期間が延びるということからわかるように、おまとめローンは利子が増えることになります。返済金額が変わらないどころか、総返済額が増えるリスクもあるのです。

 

おまとめローンと個人再生どちらが良いのか

おまとめローンと個人再生どちらが良いのか

おまとめローンと、個人再生のどちらが結果的にはいいのでしょうか。それは債務者の状況によって異なるでしょう。

おまとめローンに切り替えても、返済できる見通しが立てられず、「借金で返済が追いつかない、もう借金を減らしてもらうしかない」という場合は個人再生がおすすめです。

 

逆に「月々の支払いを○○円下げてくれれば、債務を返済していける」というように、返済額を調整することで、支払いが滞らない状況が作れるのであれば、おまとめローンの方が良いでしょう。

このように大切なことは、自分の債務状況と向き合い、必要な手段をとることです。イメージに囚われることなく選んでください。

借金を整理することで、生活をリスタートできます。自分にはどちらの方法があっているのか、専門家に相談をしながら方針を決めることをおすすめします。

 

まとめ

・債務整理には「個人再生」「任意整理」「自己破産」などの種類がある

・個人再生は、自己破産よりも財産処分が少ない

・おまとめローンにもデメリットやリスクがある

・自分の債務状況に合わせて、個人再生やおまとめローンを行う

債務がたまり返済が困難になると、心理的に追い詰められてしまうことが多いです。

そんなとき程、冷静に自分の債務と向き合うことが大切になります。恐れずにしっかり向き合いましょう。







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