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カードローンが複数になってくると借りているお金が膨らんで、月々の返済額が生活を圧迫してくることでしょう。
そこで、返済をまじめにしても借金が減らないと、困り果てている人もいるようです。
そこでおまとめローンに注目をする人もいるようですが、審査が厳しく通過しないのではないかと不安になりませんか。
なぜカードローンの残高が増えていった?その理由を考える
そもそもおまとめローンを利用したいと考える理由を考えていきましょう。
おまとめローンを利用することを考えると言うことは、借金を複数の金融機関でしていることが容易に想像ができます。
カードローンを利用するときにとても重要なことがあります。
これは金融機関では教えてくれないので、カードローンの使いすぎによる多重債務者を生み出してしまう原因になっているでしょう。
カードローンでお金を借りるときに大事なことは、1年以内で返済が終わるようにすることが望ましいと言うことです。
したがって、返済額は金融機関で指定している金額にはならないと言うことを覚えておきましょう。
また、最低返済額で返済をしてしまいますと、カードローンの残高が減ることなく、返済を続ける結果になってしまいますので最低返済額では返済をしないでください。
1年以内と入ったものの、できれば半年以内に返済が可能な金額でお金を借りることが重要になります。
もし、この金額以上でお金が必要な場合は、カードローンの利用ではなく、金融機関の窓口に行きフリーローンを利用することをお勧めします。
カードローンに残高を常に残している状態で、カードローンを保有していると、残高が増え続ける要因になってしまう可能性があるのです。
カードローンで借りたお金に見合った返済額になっていないことと、カードローンの残高がなくならないうちに利用をしてしまうため、複数のカードローンを利用してしまうのでしょう。
複数のカードローンになってしまった場合は、返済を続けてもなかなか借りているお金が減ることがなくなるので、おまとめローンで対応をしていくことをお勧めします。
カードローン、キャッシングについて教えて下さい
馬鹿なこと承知で質問致します。
この度急な入用で10万円程の現金が必要となり、カードローンの増額をするかキャッシングをするかで
迷っております。私は正社員で働いておりますが、浪費グセのある夫のせいでカードローンで借り入れするはめにもなり、
働いても働いても・・という感じでお金がでていきます。当の本人の夫は最近債務整理が終わったところです。
借金が増えたのは義母の見栄のせいでもあるのですが・・・昨年は義妹が2名、夫のいとこが結婚し、その度に祝儀で20万ずつ包まされ、夫は節約どころか、贅沢なことばかり要求。そんなこんなで膨れ上がってきました。
理由はどうあれ、返していかなければならないのですが、目先の現金が必要なため困っております。
昨年秋に転職したのでカードローンの増額審査は厳しくなりますよね?
転職先はきちんとした会社で正社員ですが、勤続年数がまだ4ヶ月足らずです。
増額依頼をして減額されるケースもあるのでしょうか。
カードローンで借入れているのにキャッシングしたらどうなりますか?
とにかく返済していかなくてはならないのですが、今月をどう乗り切るかで頭を抱えております。
10万くらいであれば身内に借りるのが一番よいのでしょうが・・・何かよい方法があれば教えて下さい。
また折をみて債務整理も視野にいれていきたいとは思っております。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10103609965
借金が多い人でもおまとめローンの審査に通過する?
おまとめローンは、複数の借金を抱えていることを想定して審査がされます。
したがって、複数の金融機関からお金を借りているからという理由では、審査に落ちることはないでしょう。
まずおまとめローンを考えるのであれば、早い段階で対策を採ることをお勧めします。
返済が大変になってきたと感じたときに対策を採らないと、月々の返済が延滞してしまう可能性があるからです。
延滞が発生すると、やはり審査に影響が出てくるでしょう。
冷静に考えれば、借金が膨らみ返済が大変だから延滞が発生するのですが、延滞をするまでお金を借り続けた結果で招いた事態になります。
したがって、お金の管理をできない人と思われてしまうのです。
自分の懐は自分でしか分かりません。
月々の返済額が幾らまでであれば生活に支障がないのか、自分自身でコントロールするのが一般的でしょう。
しかし、そのコントロールを誤ってしまった結果、複数のカードローンを利用する羽目になってしまった人が多いのではないでしょうか。
住宅ローンが元となって、多重債務者になる人もいます。
これは、家庭が成長するにしたがって出費がかさんでいき、ピークを迎えてから出費が落ち込んでいくという山をイメージできない人が陥るミスなのです。
このことから考えると、いずれにしても自分の懐で返済できない借金を抱えていることが大きな要因でしょう。
おまとめローンの前提条件が、借金が複数ある人と言うことになりますので、借金が多くても審査に通過する可能性があります。
しかし、延滞の有無と、返済可能であるかどうかの確認は、カードローン以上に厳しくチェックをされることでしょう。
延滞をする前に対策を採ることが大事!利息の損得は考えない
先に話をしたとおり、延滞をする前におまとめローンに切り替えることがとても大事になります。
おまとめローンですので、返済が大変になり延滞をしてから申込みをする人もいますが、延滞をしていないうちに申込みをした方が、審査が有利に進むでしょう。
もちろん、延滞をしていても返済のめどがつくのであれば、おまとめローンで借換えをできる可能性はあります。
しかし、延滞をしているのと、延滞をしていないのでは審査に与える影響は大きいのです。
おまとめローンは、複数のカードローンをまとめるよりも利息が損をすると言われています。
したがって、この情報をうのみにする人がいるのです。
【私も金融機関職員のときに、今にも破産しそうな多重債務者に出くわしたことがあります。
そのときに、借金をまとめることを勧めました。
しかし、特に奨学ローンなど低金利の商品などが含まれていたため、利息で損をするという考えでなかなか借換えに踏み切れない人がいました。
しかし、収入で月々の返済をするには限界が来ており、定年を前に借金を整理するどころか、自己破産をしかねない状況だったのです。
この状態で利息のことを考えるのは本末転倒であり、まずは月々の生活ができる状態にすることが先決になります。
結果的には借金をまとめて、月々の返済が90,000円も少なくなりました。】
生活は大幅に改善をして、定年で一気に借金をするめどがついたのです。
生活さえ立て直すことができれば、損をした利息は幾らでも取り返せますので、おまとめローンを考えるときには、利息の損得は考えないようにするといいでしょう。
おまとめローンで審査が甘いことはない!その理由を解説
おまとめローンを考えたときに、やはり審査が甘いところがないのか気になるのではないでしょうか。
正直なところ話をすると、おまとめローンで審査が甘いところがないでしょう。
おまとめローンを利用すると言うことは、借金を積み重ねた結果になります。
お金を貸すがわからすると、計画性がなくお金を使ったことが原因としか見ないのです。
お金がなければ、欲しいものも手に入れることもできませんし、その範囲でしか生活ができません。
しかし、そのような努力を怠った結果が、多重債務になると考えるでしょう。
中には、会社の倒産や他人の借金を背負ってしまい、借金苦になる人もいるかもしれません。
一概に努力を怠ったというわけではないのですが、一部の人の中にはそのような人もいるのではないでしょうか。
そこで、借金をまとめてあげて、月々の返済を楽にしてしまうと、数年後にはお金を借りられる状態になってしまい、また同じことを繰り返す危険性があると金融機関では見てしまうことがあります。
したがって、お金を何に利用したのかも重要な要因となることもありますので、浪費癖やギャンブルなどに利用をしている人は、同じことを繰り返さないように気をつけましょう。
金融機関ではおまとめローンになるぐらいに、借金を重ねた人はお金を管理できない、浪費癖がある、ギャンブルに手を出している可能性があるなど色目で見ることもあります。
したがって、審査は必然的に厳しくなるのです。
おまとめローンの審査で甘いところを探すよりも、審査に通過できるように個人信用情報の内容を改善することに努めましょう。
月々の返済が大変かもしれませんが、まずは1年間辛抱をして延滞せずにカードローンを返済していくといいのではないでしょうか
個人信用情報も、これで大きく内容が改善されますので、そこでおまとめローンに申込みをすると、可能性は出てくるかもしれません。
返済負担率を考えておまとめローンの審査に挑もう!
おまとめローンの審査に通過するには、返済が可能であるかどうかが重要になります。
このことは、どのようなローンでも重要なのですが、特におまとめローンは金融機関側から見てもリスクの高い商品となります。
したがって、貸したお金が返ってくるのかが重要なポイントとなるでしょう。
そこで、収入から見て月々の返済額が幾らになっているのかが重要になるでのです。
返済額の年間合計の割合が、年収の何パーセントなのかが大事になります。
この比率のことを返済負担率と呼んでいます。
借金をまとめたときに、その金額を7回で割ってみてください。
そこで計算された金額が、年収で割るとどの程度になるのかが重要になるでしょう。
この数字が20%以内であれば、審査に通過する確率が高くなります。
7年間で返済をすることを考えての計算ですが、これが20%を超えるようでは生活が厳しくなりますので、審査に通過する確率は大きく減ってしまう可能性があるのです。
この数字は利息を加えていない数字ですので、実際には利息を加えた数字でこの比率を求める必要があります。
したがって、簡易的に計算をするには、次のとおりになります。
借金の合計額×おまとめローンの利率=A
借金の合計額÷10=B
A+B=C
Cが20%を超えなければ、生活を改善できる兆しが見えてくるのではないでしょうか。
実際には元金が月々減っていきますので、利息はもっと少ない金額になります。
ざっくりと計算をすることで、自分の借金を把握して、まとめることが可能かどうか参考にしてみてください。
もし、この割合にならない場合は、頑張ってこの金額を目指して返済を続けてみましょう。
債務超過を経験したのなら貯蓄の重要性を改めて考えよう
債務超過とは自分の懐具合から見て、お金を借りすぎていす状態のことを言います。
今の日本の状態でもあります。
多重債務になり、月々の返済で生活が困窮したことを経験したのであれば、そのことをきっかけに生活を改善しましょう。
おまとめローンで、月々の返済が楽になったのであれば、その軽減された返済額を全て生活に回すことなく、一部を貯蓄に回すことをお勧めします。
減少した返済額の3分の1を貯蓄できれば、大きな財産の始まりとなっていくことでしょう。
10,000円の返済が軽減できたとして、3,000円を貯蓄すれば1年後には36,000円の貯蓄になります。
1年後に3,000円の収入が上がった場合、1,000円を貯蓄に、2,000円を生活費に回しましょう。
貯蓄は2年目で86,000円になります。
そして3年目に収入が5,000円上がったのであれば、1,000円を貯蓄に回し、4,000円を生活に回すと、146,000円の貯蓄ができることになります。
いずれ、おまとめローンが終わりその返済を、貯蓄と生活費に案分すると、気がつくと大きな貯蓄になっているでしょう。
もし万が一、途中でお金が不足したのであれば、貯蓄を一時的に取り崩して対処をしても良いと思います。
このように貯蓄に目を向けることで、おまとめローンにしたことによる、利息の損を取り返すことができますので生活を改善するチャンスを逃さないようにしましょう。