カードローンやキャッシング商品については、契約条件に年齢要件が設けられていることが一般的で、各商品ごとに定められた年齢要件を満たしていることが、カードローン・キャッシング商品契約の絶対条件とされています。
カードローンやキャッシング商品の利用残高を一つにまとめる事ができるおまとめローンについても同様に年齢要件が設けられていると考えられるわけなのですが、具体的には何歳から何歳くらいまでであればおまとめローンの契約は可能とされているのでしょうか。
代表的なおまとめローンの年齢要件等について比較を行っていきます。
消費者金融系のおまとめ専用ローンの年齢要件を比較!
まずは、大手消費者金融機関が取り扱いを行っている、おまとめ専用ローンの年齢要件について、比較検討を行っていきます。
大手消費者金融機関としておまとめローンの取り扱いを行っているのは、アイフル・アコム・プロミスの3社となっています。
各社のおまとめ専用ローンの年齢要件については、次のようになっています。
・アイフルのおまとめMAX…満20歳以上
・アイフルのかりかえMAX…満20歳以上
・アコムの借り換え専用ローン…満20歳以上
・プロミスのおまとめローン…満20歳以上65歳以下
こうして各商品を比較してみますと、契約が可能となる年齢については、各商品とも満20歳からということで統一がされていますが、上限年齢については違いが生じています。
プロミスのおまとめローンに関しては上限年齢が65歳以下とされていますが、その他のおまとめ専用ローンについては、上限年齢については明記がされていないという特徴があります。
そのため、アイフルやアコムが取り扱っているおまとめ専用ローンの場合、審査を通過できれば、65歳を超えていても契約ができると考えられるのです。
もしも65歳を超えていて、おまとめ専用ローンを契約したいと考えるのであれば、アイフルやアコムのおまとめ専用ローンに申込みをしてみることをおすすめします。
大手銀行のカードローンの金利を比較!!
大手銀行のカードローンは、おまとめ専用ローンというわけではありませんが、金利が低く融資限度額も高く設定されている上に、総量規制の対象外のカードローンということで、おまとめローンとして利用するのに適したローン商品だといえます。
大手銀行のカードローンとして高い人気を誇っている、三井住友銀行カードローンの年齢要件をみていきましょう。
・三井住友銀行カードローン…満20歳以上満69歳以下
こうして見てみますと、契約が可能となる年齢については、こちらも満20歳からと横並びになっているのに対し、契約上限年齢については、こちらにもバラつきがあります。
大手ネット銀行のカードローンの金利を比較!!
大手ネット銀行が取り扱いをしているカードローンについても、総量規制対象であることに加えて、大手銀行のカードローンに引けをとらない程の好貸付条件となっているので、おまとめローンとしての利用に適したローンだと考えて差し支えありません。
大手ネット銀行のカードローンとして高い人気を誇っている、auじぶん銀行カードローンの年齢要件について比較をしてみましょう。
・auじぶん銀行カードローン…満20歳以上70歳未満
以上のようになっています。
やはり、契約開始可能年齢については、満20歳からとなっている一方で、上限年齢には差があり、auじぶん銀行カードローンに優位性があることがわかります。
auじぶん銀行カードローンは満70歳になるまで申込みができるカードローンということなので、65歳以上でキャッシングをお得にまとめたいという場合には、auじぶん銀行カードローンが有力な選択肢の一つと成り得るでしょう。
またauじぶん銀行カードローンは、auユーザーであれば、優遇金利での借り換えが可能となっているカードローンでもあるので、auユーザーでありおまとめローンの利用を考えている人にも、強く利用をお勧めできます。
まとめ
おまとめ専用ローンを利用する場合でも、銀行系カードローンをおまとめローンとして利用する場合でも、契約開始年齢については、満20歳からと差がない一方で、契約可能な上限年齢については大きな違いがあることがわかりました。
銀行系カードローンの場合ですと、三井住友銀行カードローン、auじぶん銀行カードローンなどが比較的上限年齢が高くなっているので、利用をお勧めできます。
またアイフルやアコムのおまとめ専用ローンについては、契約可能な上限年齢について明記がないため、70歳を超えていても契約ができる可能性があります。
70歳を超えていても安定した収入があり、おまとめローンの利用をしたいと考えている場合には、利用を検討してみることをおすすめします。