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福岡県に拠点を置く西日本シティ銀行（NCB）は、全国でも指折りの有力地方銀行です。
ローン商品を多く扱っており、おまとめローンも2種類用意されています。
今回は2つのおまとめローンにはどんな違いがあって、どんな特徴があるのかを検証していきます！
まずは特徴を押さえましょう！
おまとめローンだけでも2種類あり！
NCBは、「ナイスクック」というローン専用サイトを設けるほどローン事業に力を注いでいます。
カードローンは7種類、フリーローンが6種類という驚きの品揃えですが、
おまとめローンも2種類あり、条件や目的に合わせて選択できます。
NCBで提供されているおまとめローンは、無担保型と不動産担保型の2コースですが、
どちらのコースも借り入れ時の年齢が満20歳以上満75歳未満、
完済時の年齢が満80歳以下となっています。
多くの金融機関が借り入れ時の年齢を65歳前後に設定していることを考えると、
年配の方にかなり配慮がなされています。
一昔前とは違い、今や70歳代で働いていることは珍しくありませんので、
時代に即した商品であると言えるでしょう。
他に申し込みに際して両コースに共通する条件は、
西日本シティ銀行の営業エリア内に住んでいるか・勤務していることです。
他の特徴としては、収入を持たない専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば、
100万円を上限に無担保型のおまとめローンの利用が可能であることが挙げられます。
専業主婦の方に向けて融資を行っていない金融機関はまだ多いですし、
融資を行っていても借入限度額は30万円から50万程度であることがほとんどですから、
100万円という上限は、大変心強い存在ではないでしょうか？
無担保型と不動産担保型
2種類のローンの借り入れ限度額や金利は？
＜無担保おまとめローン＞
借り入れ限度額は、10万円以上500万円までで、1万円単位での設定になります。
パートやアルバイト、配偶者に安定した収入がある専業主婦の方は、
借り入れの上限金額は100万円となっています。
金利は4.5%～15.0%です。
＜不動産担保型のおまとめローン＞
借り入れ限度額は200万円以上1500万以内、
1万円単位での設定になっており、
申し込み時の年齢が70歳以下ならば保険料の支払いは不要ですが、
団体信用生命保険への加入が必要になります。
金利は、変動金利、固定金利、各２種類ずつ計4つの金利のうちから審査によって決定されます。
また、専業主婦の方やアルバイトの方が利用できるかどうかは公表されておらず、
「相談の上で決定」されます。
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無担保型おまとめローン |
不動産担保型おまとめローン |
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借り入れ限度額 |
10万円以上～500万円以下 パート、アルバイト、専業主婦は100万円以下 |
200万円以上～1,500万円以下 |
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金利 |
固定金利 4.5％～15.0％ |
変動金利 6.8％ 変動金利 9.0％ 固定金利 12.0％ 固定金利 14.5％ 審査によって決定 |
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返済期間 |
6ヶ月以上15年以内 1ヶ月単位 |
5年以上20年以内 1ヶ月単位 |
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返済方式 |
元利金均等毎月返済 6ヶ月毎の増額返済も利用可 |
元利金均等毎月返済 6ヶ月毎の増額返済も利用可 |
弱点は「営業エリア」以外見当たらず。メリットはたくさん！
＜メリット＞
①冒頭で触れたように利用対象者の層がとても厚くなっていることが第一に挙げられます。
年齢や職業などの幅が広く、「何とかみなさんに利用してもらおう」とする姿勢が見られます。
②返済方式が元利金均等毎月払いですので、
多くの金融機関が採用しているリボルビング返済と比較して早期の返済が可能になります。
他の金融機関と比較した場合に最長返済期間が長く設定されていますので、
毎月の返済負担を少なくしたい、という希望にも沿った返済プランを立てることもできます。
つまり「返済期間を自由に選べる＝総返済額を自由に選べる」という大きなメリットを持っています。
③融資は、西日本シティ銀行が利用者に代わってこれまでの借入先に直接振り込む形で行われます。
煩わしい手続きを代行してもらえるのは助かりますね。
④分らないことはローンコールデスク（平日9：00～20：00・土日10：00～17：00）や
ローン営業室（日時同じ）に相談できるようになっています。
土日でも相談できるので、忙しい方にもおすすめです。
＜デメリット＞
ほとんどデメリットが見当たらないおまとめローンですが、
先にも触れた通り「営業エリア」に利用者が制限されてしまっている点が唯一のデメリットです。
逆にいえば、この点さえクリアしている方には強くおすすめできます。
このように、銀行でありながらハードルが低く、みなさんの力になってくれるのがNCBのおまとめローンです。
おまとめローンを検討中の方はぜひご注目を！