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おまとめローンの契約違反?借り換え後の借金は一括返済が必要?


おまとめローンは借金をまとめるためのローンですが、借り換えた後に新たな借金をしたいという人もいるようです。

しかし、新たにカードローンなどを作ったときに、おまとめローンの一括返済を求められることがないのか不安に思うこともありませんか。

おまとめローンを借り換えたあとの注意点などを整理しました。

 

 

おまとめローンを借りている人は新たな借金ができない?

おまとめローンを借りている人は新たな借金ができない?

あちこちのカードローンやキャッシングを利用して、気が付いたら月々の返済に困るようになっていた。

そんな人におすすめなのが「おまとめローン」です。

複数のカードローンやキャッシングをひとつにまとめることで、月々の返済額を抑えることができ、困窮にあえぐ生活状況を改善しようというものが目的のローンです。

もしこのおまとめローンで借金を返済した後に、新しく借金をしてしまったらどうなるのでしょうか。

契約違反となり、おまとめローンでまとめた借金の一括返済を求められてしまうのか心配な人もいるようです。

気になるおまとめローンの契約後の借金について見ていきましょう。

 

先日おまとめローン(アイフル)をしたのです全額返済した他社に万が一、もう一度借り入れした場合、契約違反になるのですか?借りるつもりはないのですが、、、何方か知ってる方いたら教えても
らえないでしょうか。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12120263857

 

 

おまとめローンで生活を立て直すはずが、また借金?

1つ1つは大きな金額ではなかったとしても、まとまれば月の返済額は高額となってしまいます。

月々の返済に困っているという人を対象にした「おまとめローン」は、複数の借金をひとつにまとめることで、生活状況の改善を図ります。

ばらばらだった返済日を一括管理し、月々の返済額を抑え、それぞれに払っていた無駄な利息もまとめることができます。

そして、返済日に振り回されることもなく、かなり家計も楽になるのではないでしょうか。

本来であれば、おまとめローンで借り換えた後は生活を見直し、しっかり返済計画を立てて借金の完済を目指すことが望ましいのです。

しかし中には急な出費で、どうしても新しく借金を考えてしまうことがあるかもしれませんね。

 

 

おまとめ後の借金は契約違反になってしまうのか?

どうにも都合がつかなくて、おまとめローンを利用後に借金をしてしまった場合、契約違反になって一括返済を求められるのではないか?と不安になる人もいるでしょう。

結論からいえばおまとめ後の借金が契約違反になるかどうかは、おまとめローンを利用する際に、どのような内容で契約したかによります。

例えば契約内容に、現在の借金の返済のみが盛り込まれていれば、とにかく返済さえしていれば問題ないといえます。

そこに返済後のカードローンなどの解約までが含まれていれば、借金を返済しかつそのカードローンなりキャッシングなりを解約しなければなりません。

 

解約せずに契約違反と判断されてしまうと、一括返済を求められたり、新たに保証人や担保が必要となったりしてしまうことがあります。

ですから、まず契約内容をしっかり確認して契約内容に沿った行動を取るようにしましょう。

契約後の借金についてですが、そこまで契約で縛る金融機関は見られないようです。

あくまでも現在の借金をひとつにまとめることが目的であるおまとめローンは、契約時点での借金を返済することを契約内容に盛り込むことはしても、その後の新しい借金についてまでは関与しないようです。

だからといって、安易に借金を増やすことは良策とはいえません。

 

 

おまとめローン利用後は、そもそも新たに借金することは難しい

おまとめローン利用後は、そもそも新たに借金することは難しい

おまとめローンを利用後に、新たに借金を申込しようと思っても、基本的には審査に通らない方がほとんどでしょう。

審査基準には借入れの件数のほか、借入総額も見られるからです。

ひとつにまとめたことにより、利息が安くなり、月々の返済額が下がって、生活にゆとりができたといっても、そもそもおまとめローンの利用前も利用後も、借金の総額に変化はありません。

複数から借りていたのが、1か所にまとまっただけの話です。

月々の返済が楽になったから、余裕ができたから借金をしても大丈夫と思うのは大間違いなのです。

借金の総額は変わっていないのですから、追加で融資を受けようとしても、審査が通る確率は極めて低いでしょう。

またおまとめローンを組んだ人の情報は、金融機関で共有されています。

これまでどこで借金をしていたか、その際の借金に延滞はなかったか、どこでおまとめローンを利用したか、支払い状況はどうかなどの内容が共有されているわけです。

から、おまとめローンを利用してまだ間もない人であれば、まず審査は通らないでしょう。

 

 

まずは生活を見直し無駄をなくそう

まずは生活を見直し無駄をなくそう

おまとめローン利用後に新たに借金をしてしまう前に、まずは日々の生活状況を見直してみましょう。

借金をひとつにすることで生活に余裕ができたのであれば、その余裕分を生活費にすっかり回してしまうのではなく、貯蓄にも目を向けるようにしましょう。

たとえ少額でも毎月積み立てることができれば、いざというときにその貯蓄分から賄うことも可能です。

生活費が足りないからと安易にカードローンに申し込み、再び借金を作ってしまう人が多いのですが、貯蓄があれば、借金などしなくても対応することも可能となります。

どうしておまとめローンを利用することになったのか、そもそもは複数の借金の返済に困ったためだということを思い出し、おまとめローン利用後には借金を減らす努力とともに、増やさない努力もするようにしましょう。

 

 

借金を作らないための貯蓄のすすめ

これまで使うばっかりで、貯蓄することが難しいと感じてしまう人もいるかもしれません。
まずは家計を見直しし、節約できるポイントをチェックしてみましょう。

最初は500円、1,000円と少額でも、慣れてくれば月々3,000円や5,000円といったお金が残るようになってきます。

おまとめローンを利用することで、それまでの月々の返済額は減っているでしょうから、その減った分と節約で残ったお金を、貯蓄を考慮して計画的に使うようにするとよいでしょう。

例えば、おまとめローンにしたことによる返済額の減額分と、節約したことで手元に残ったお金の総額が15,000円だったとします。

この15,000円を全部生活費としてしまうのでは貯蓄はできません。

大体3分の1を目安に貯蓄に回すようにしましょう。

1,000円 2,000円 3,000円 5,000円 10,000円
1年 12,000円 24,000円 36,000円
車の保険など
60,000円
お年玉などの年末年始の資金
120,000円
2年 24,000円 48,000円 72,000円
車の1年点検
120,000円
車検など
240,000円
3年 36,000円 72,000円 110,000円 180,000円 360,000円
4年 48,000円
タイヤ交換代など
96,000円 144,000円 240,000円 480,000円
5年 60,000円 120,000円
携帯電話の買い換えなど
180,000円 300,000円 600,000円
10年 120,000円 240,000円 360,000円 240,000円 1,200,000円
車など

15,000円の3分の1の5,000円を貯蓄に回すことができれば、1年間で60,000円もためることができます。

3年で180,000円、5年で600,000円にもなります。

ここまでくると、おまとめローンの返済も、一括返済することができるようになるかもしれません。

あるいはこの蓄えがあるおかげで、いざというときの急な出費に対応することも可能となるでしょう。

借金しつつも貯蓄をする。矛盾しているようですが、しかし借金完済には必要なことです。

家計を健全化し、借金を作らない生活を送るようになることが一番なのです。

住宅ローンを借りている人の中には、ローンを返しながら更に貯蓄に励み、返済期限を待たずに早期完済をする人もいます。これと同じ理屈です。

生活状況の改善により、月々の暮らしが楽になったのであれば、貯蓄に目を向けることをおすすめします。

 

 

おまとめローンは銀行系でまとめるとお得になる?

おまとめローンは銀行系でまとめるとお得になる?

おまとめローンを利用して生活の立て直しを図ろうとした際に、借りている借金の中に消費者金融系のカードローンやキャッシングがあれば、銀行系のカードローンなどにまとめるとお得になる可能性があります。

消費者金融系のカードローンよりも、銀行系カードローンの方が金利が低く設定されているからです。

また消費者金融系のカードローンの場合は、総量規制というものがあり、これは年収の3分の1までしか借金の申込みができないという規制があります。

しかし銀行系のカードローンはこの総量規制の対象外であるため、気にすることなく申込みをすることができるわけです。

 

 

みずほ銀行は自分で返済計画が立てられない人向き

「ご利用は計画的に」といううたい文句にもある通り、おまとめローンやカードローン、キャッシングでも、いかに返済をしていくかという「返済計画」を立てて利用することが大切です。
おまとめローンで借金を1本化したのであれば、なおさら計画をしっかり立てて返済していくことが重要となります。

しかし、そう言ってもなかなか計画的に返済できないという人もいるでしょう。

 

そんな人にはみずほ銀行のカードローンがおすすめです。

みずほ銀行のカードローンは金利が安いので利息の負担が少ないことはもちろん、返済額が一般的な銀行系カードローンと違い、少額ではないのです。

返済額が最低10,000円からとなっているので、確実に借金を減らすことができるようになっています。

返済計画を立てるのは苦手という人は、みずほ銀行のカードローンでおまとめして、しっかり返済をしていくことをおすすめします。

 

 

おまとめローンでまとめた借金を早く減らすためには

おまとめローンでまとめた借金を早く減らすためには

銀行系カードローンをおまとめローンとして利用したら、月々の返済額を見直してみましょう。

おまとめローンとして利用できるカードローンも含めて、そもそも月々の返済額が大きくなってきたことによる支払い困難な状態を、ひとつにまとめることで返済額を減らし負担を軽くすることが目的であります。

しかし、月々の返済額を銀行が指定した金額で返済していると、いつまでたっても借金が減ったように感じられないでしょう。

 

なぜなら、銀行系カードローンの場合は、返済額が少額に設定されているからです。

ひとつにまとめることでそもそも返済期間が長くなっているのですから、できれば返済期間を少しでも短くしたいと思う人もいるでしょう。

そこで随時返済を積極的に利用しましょう。

月々の返済のほかに、生活状況の改善により生まれた余裕分を、貯蓄に回すとともに返済にも充てるのです。

手元にお金があるとつい生活費に回したくなりますが、まずは借金を完全になくすことを目標にしましょう。

 

 

まとめ

複数の借金の返済に追われ、月々の生活に困ったら、おまとめローンを利用して借金の1本化をするとよいでしょう。

そうすれば返済が1か所にまとまり、効率よく借金を減らしていくことができます。

一方で、借金の総額は変わらず、しかし月々の返済額はまとめる前に比べれば減っています。

したがって、完済までの道のりが長くなるのもお分かりいただけるのではないでしょうか。

随時返済などを上手に利用して、月々の返済額を生活に見合った金額に設定し、それを守ることで、借金は確実に減らすことができるでしょう。

このとき、早くなくしたいがために無理をするのは禁物です。

延滞をしてしまうと場合によっては一括返済を求められる可能性もあります。

生活を見直した上で、無理のない返済計画を立て、新しい借金をせずに済むよう貯蓄にも目を向けながら、借金を減らしていくようにしましょう。

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