おまとめローンには有担保と無担保がありますが、違いがよくわからない方も多いのではないでしょうか?
それぞれの違いを徹底比較し、簡単にまとめてみました。
これからおまとめローンを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
基本を知ろう!「有担保ローン」と「無担保ローン」ってどう違うの?
「有担保ローン」
何らかの価値がある財産を担保にすることが前提です。
無担保に比べて借り入れ金額が大きく、月々の金利も安いのがメリット。
また、いざ返済不可となっても事前に財産を担保にしている分、慌てふためくこともないこともメリットです。
デメリットとしては最低融資額が大きくなりやすいため、
無担保と比べて審査が厳しく、手続きが煩雑になります。
色々と考えるのが面倒くさい方には不向きかもしれません。
そしてもちろん、担保にできる財産がなければ有担保を選択することはできません。
「無担保ローン」
車、家などの財産を担保にする必要がなく、保証人を立てなくても借り入れることができるメリットがあります。
しかし、返済の遅延が続く状態となると、一括請求をされることや裁判での強制執行など、
結局は、財産を売ってでも返済しなくてはならない状況に発展する可能性があります。
有担保ローンでは「必要最小限だけ借り入れる」という、
「ローン申し込みの基本」とも呼べる選択がしにくいのです。
⇩そこで、結論!⇩
①「最初からどうしても大きな借り入れ額が必要」「担保となる財産がある」という2点を満たす場合⇒有担保ローン
②その他の場合⇒無担保ローン
という基準で申し込むことをお勧めします。
まとめ:一番大事なのは自分にあった返済プラン!
思わず金利・限度額ばかりにまず目がいってしまいますが、
どのような金利・限度額が適用されるかは審査結果によりますので一概には言えません。
有担保にしろ、無担保にしろ、返せなくなったら、より苦しい状況になってしまいます。
やっぱり一番大事なのは自分に無理なく返済できる方法で借り入れることですね。
上記の「結論」で述べたように、最初に大きな金額が必要か否か、
そしてその金額をどれくらいの期間で返済できるのかをハッキリ決めてから、借り入れのプランを探しましょう。
逆にこれらが決まっていないのにおまとめローンを利用するのは大きな損を招くことがあります。
必ず借りる前にしっかりとシミュレーションしましょう。
また、無理のない返済方法(毎月の返済額を減らす)だけにこだわらず、
返済能力が高い方は返済回数を少なめにしたり、
繰り上げ返済を活用するなどしてダラダラと金利を発生させないようにするのは、
どのおまとめローンについても非常に有効な手段です。