
1・専業主婦でもお金を借りられる?
消費者金融などからお金を借りるためには、安定した収入が必要条件となります。
正社員、アルバイトやパートなど勤務形態は問われていません。
そのため仕事をせずに、家事を行う専業主婦の場合は消費者金融からお金を借りることができません。
お金を借りるためには、銀行カードローンや配偶者貸付ができる業者から選ぶ必要があります。
専業主婦が銀行カードローンで借入れをするための条件は配偶者にあり、配偶者が支払いを見込める収入を継続的に得ているかどうかが重要となります。
つまり月に1回の収入があるかどうかです。
これには給与収入、自営業、不動産収入などすべてが含まれています。
利用規定などは各銀行によって異なるため、銀行のコールセンターに電話確認をしたり、ホームページなどから確認してみることができます。
専業主婦がお金を借りるために利用できる別の方法は、配偶者貸付ができる業者を選ぶことです。
冒頭で述べたように、基本的には収入のない専業主婦はお金を借りることができませんが、消費者金融業者やクレジット会社の中には、夫婦の年収の3分の1までのお金を貸し付けている会社もあります。
これが配偶者貸付です。
配偶者貸付を利用するためには、配偶者と婚姻関係にある事実を示す、住民票や婚姻届受理証明書などが必要になります。
そして配偶者が利用に対し同意のうえであることの証拠として、同意書も必要です。
同意書の中には、配偶者貸付を利用して申し込むことへの同意と、審査の際に信用情報の照会を行うことの同意が記載されている必要があります。
ローン会社によっては配偶者の収入証明書を求められることもあります。
2・専業主婦が金融業者を選ぶ際のポイント
金融業者によって借りられる金額もさまざまですが、専業主婦であれば少ない場合は10万円程度、最大でも50万円程度であることを覚えておきましょう。
お金を借りた際に発生する利子も専業主婦の場合には上限金利が設定されていることがほとんどです。
低金利で借りる事を希望する場合には、利用可能な業者から上限金利が低く設定されている業者を選ぶようにしましょう。
また銀行のカードローンを利用する場合、配偶者の勤務先に在籍確認の電話があります。
銀行の担当者から配偶者が勤務している職場に電話があり本当に働いているかを確認されることになります。
勿論、消費者金融の社名を名乗ったり、第三者にたいして用件を話すようなことはありません。
専業主婦の場合、配偶者に内緒でお金を借りることは難しいということになります。