大手キャリアの通信費は本当に高いです。家族でスマホなどを持っていると毎月の支払いもバカになりません。
それに各種割引があまりにも多すぎて料金体系もよく分からず、どこをどう節約すればいいのか悩んでしまいませんか?
そこで格安SIMにも目を向けてみましょう。最近はサービスも向上して利用しやすくなっています。
楽天モバイルってこんなに安いの?低価格通信の実現
ここ数年で格安SIMの認知度は上がり、利用者も随分増えてきています。
そんな格安SIM利用者のシェア第1位を誇るのが楽天モバイルです。
楽天モバイルは人気の大きな理由は通話が安く済ませられることでしょう。
大手キャリアの通話プランは各社横並びで価格に差がなく、かけ放題プランは一律2700円、5分以内かけ放題プランは1700円となっています。
携帯電話やスマートフォンでの通話料金が3分間で20円とすると、かけ放題プランなら6時間45分以上、5分以内かけ放題プランなら4時間15分以上通話すれば元が取れることになります。
しかし、近年ではLINEの普及などによって電話の通話時間はかなり短くなってきており、携帯やスマホでの1ヶ月あたりの通話時間が30分以内だという人の割合が7割近くを占めています。
若い人ほど通話時間が短くなる傾向にあるのは、LINEやTwitterなどのSNSで充分やり取りが可能だからでしょう。
そうなると大手キャリアの通話プランがもったいなく感じられませんか?
ただ、SNSを利用できない相手への通信手段として、通話機能を全くなくしてしまうと困ってしまう場合も当然あるでしょう。
格安SIMでは通話プランを低価格で提供していることが多く、楽天モバイルならかけ放題プランが2380円、5分以内かけ放題プランなら850円で利用できます。
また通話料だけでなくデータ通信の価格差も見逃せません。
標準的な通信量である5GBプランで比べてみると、大手キャリアでは1ヶ月の料金が5000円ほどであるのに対して、楽天モバイルでは2150円となっています。
5分以内かけ放題プランとデータ通信量5GBプランを契約すると、大手キャリアでは毎月6500円ほどかかりますが楽天モバイルなら半額以下の3000円で済んでしまいます。
サポート体制もバッチリ!実店舗は全国に150カ所以上
格安SIMの利用することに対する不安の大きな理由の一つに、実店舗を構えているMVNO(仮想移動体通信事業者)が少なく、分からないことがあったりトラブルが起こったりした場合に困ってしまうという点があります。
確かに、電話やインターネットのやり取りだけでトラブルに対処するのは大変不安に感じる人も多いでしょう。
そこで楽天モバイルならばMVNOでありながらも実店舗がかなり充実しており、商業施設などの窓口も含めると全国に150ヵ所以上の店舗がありますので、対面形式でサポートを受けたいという方も安心して利用できます。
また新規で楽天モバイルを利用する際に、インターネットでの申し込み方法がよくわからない、初期設定をどうやればいいか分からないという方のために無料の自宅出張サービスを行なっています。
スマートフォンの購入や楽天モバイルの契約、さらには初期設定から使い方まで、スタッフが自宅に来てサポートしてくれます。
2016年5月にスタートしたこのサービス、当初は出張対象地域も関東圏に限られており8300円の料金も必要だったのですが、現在では出張対象地域は一部の離島を除いてほぼ全国に広がり、利用料も無料となりました。
もちろん契約にかかる事務手数料や機種代などは実費となりますが、自宅でスマートフォンの契約ができ、初期設定やスマホの使い方まで無料で教えてもらえるのですから、インターネットが苦手な人だけではなく、小さな子供がいてなかなか外に出られないお母さんや遠方まで出かけられないお年寄りには大助かりではないでしょうか?
実は楽天モバイルは最安のSIMではない!それでもシェア第1位?
楽天ユーザーが楽天モバイルを利用すればさらにお得に活用できる仕組みになっています。
端末の費用や事務手数料などは対象外となっていますが、利用料金100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。
単にポイントがもらえるだけではなく、楽天モバイルを利用することで楽天でのショッピングでもらえるポイントも割増され、毎月のように行われているキャンペーンでもポイントがもらえます。
楽天市場はポイントの貯まりやすさと、ポイント還元率の高さで人気を集めていますので、楽天ユーザーで格安SIMの利用を検討しているという様な場合なら検討しないでおくのはもったいないといえます。
ただし、スマホ端末・格安SIMに関してある程度の知識を持っている方ならもっと安く利用できるMVNO があるのも事実ですから、通信費を徹底的にコストダウンするのが目的と言う場合は各自の利用法によっては楽天モバイルが必ずしも第一選択になるとは限りません。これが唯一とも言えるデメリットです。
例えばDMM mobileは楽天モバイルよりプラン設定が細かく、その多くのプランが楽天モバイルより安いので、コストダウンを計るにはむしろ第一選択にすべき格安SIM業者です。
しかし、実店舗がなく、サポートという面に関しては楽天モバイルが圧倒的に優勢になるので、初心者には厳しいかもしれません。
つまり楽天モバイルは、大手キャリアの充実したサービスをできるだけ低価格で導入し、楽天の他のサービスと組み合わせることでさらにお得感を感じられる点にメリットがあります。
こうした視点から見ると、大手キャリアユーザーが最初に利用する(乗り換える)「初心者のための格安SIM」としてサポート・コストが揃っていることがシェア第1位を誇っている理由だと納得できるでしょう。
現在大手キャリアを使っていて格安SIMに興味を持っている方は、まず楽天モバイルから検討してみてはいかがでしょうか?