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「アフィリエイト」という言葉を最近よく耳にしませんか?
「なんだかパソコンに詳しい人がやっているみたいだけど…自分には関係ないかな」
と思っている方も多いはずです。
しかし「ブログを書いていますか?」と聞くと、かなり多くの方が「はい」と答えるでしょう。
簡単に言うと実は「アフィリエイト=ブログで収入を得る方法」です。
もちろん怪しげな儲け話でも噂話でもありません。
今回はそんなアフィリエイトについて世界一分かりやすく解説していきます!
最近のわずか20年ほどで個人の発信力が激変!
Windows95の人気爆発とともに世界は一変しました。
インターネットで、一瞬にして人と人・組織と人・情報と人がつながることを可能にしたからです。
同時に人が「自己表現をする場」としても活用されるようになりました。これがブログの誕生です。
それまでは自分の日記帳にしか載せられていなかったことを、
世界中の人に発信することができるようになったのです。
例えばAさんが「サッカー日本代表応援日記」というブログを書いているとします。
「昨日の試合は本当に良かった!」という感動を、
自分だけの「日記」から世界に発信できる「記事」に変えることで、
世界中に自己表現をできるようになったわけです。
人気アイドルのブログとバスに描かれた広告の共通点・相違点
これだけでもネットの意義は大きかったのですが、
その後、パソコンユーザーの増加⇒スマホ時代の到来と、
ネットはマニアのためのものではなく、誰でも毎日利用するものに変わっていきました。
「誰でも」「毎日」利用するということには経済的に非常に大きな意味があります。
そのひとつが「宣伝効果」です。例えば街を走っているバスに広告が描かれていることがありますよね?
それは街にいる「誰でも」が「毎日」目にする可能性があり、宣伝効果が高いからです。
一方、たくさんの人に読まれているブログがあったとします。
仮に1日1万人が読むとすると、そのブログに広告を載せるだけで毎日1万人が目にすることになり、
バスに描かれた広告と比較するまでもないほどの効果を生むでしょう。
つまり、バスにペンキを塗る大掛かりな手間・費用も要らず、
ある人気ブログが一つあれば、ほぼ無料で毎日バスの何倍もの宣伝効果を生み出すのです。
ここでまず考えられるのは有名人のブログでしょう。
例えば誰もが名前を知っているような人気アイドルが毎日ブログを書けば、
毎日1万人のファンが読むことには何の不思議もありません。
そこでそのブログに広告を載せたい企業が殺到することにも不思議はありませんよね?
同じ1万人に広告を見てもらう手間・経費が圧倒的に安く効果も大きいからです。
このようなブログ(メルマガなど)と広告主の企業との提携を「アフィリエイト」と呼びます。
ここでお金の流れを簡単に整理します。
人気アイドルがブログを更新する |
⇒多くのファンが無料でブログを読める |
⇒ブログに載っている広告も多くの人が目にする |
⇒宣伝効果によって企業の収益アップ |
⇒そのアイドルはブログを書くだけで「広告収入」が得られる |
というようにアイドル・ファン・企業の「誰もが損をしない・得るものしかない」という奇跡的な仕組みが、
ネット社会が生み出した最新ビジネス・アフィリエイトの最大の特徴です。
しかし当然ながら…多くの人は人気アイドルではない!
ここまで読んだ方は「でもそれは有名人だからでしょ?」と言いたくなるはずです。
たしかに人気アイドルがブログを始めれば、このビジネスは「最初から」成功するでしょう。
それはファンとしては「人気アイドルが書いたもの自体」に価値があるからです。
つまり人気・知名度があるというスタートがとても有利なのです。
では、この話は有名人以外には無関係なのでしょうか?
決してそんなことはありません。
なぜなら「誰もが損をしない・得るものしかない」という仕組み自体は誰のブログでも同じだからです。
スマホ1つあればブログは誰でも書けます。もともとスマホを持っていれば経費は0円でしょう。
先ほどのAさんが「サッカー日本代表応援日記」を熱心に毎日更新していたとします。
そしてそのブログは1日に10人のファンにしか読まれていないとします。
さて、Aさん・ブログのファン・広告主の企業の誰が損をするでしょうか?
正解は「誰もが損をしない・得るものしかない」のです。
もちろん1日たった10人・月にのべ300人ではAさんが受け取れる収入は数円ほどでしょう。
しかし、ネットの普及前にはいくら日記を書いても収入は0円だったのです。
そこで0円⇒数円にはとても大きな意味があります。
0円では読者が何倍に増えても0円ですが、
数円でスタートしたブログは読者が10倍・100倍と増えるたびに比例してお金を生み出すからです。
仮にAさんのブログも毎日1万人が読む人気ブログになれば、そのアイドルと同じ広告収入が得られます。
スタート時点の知名度に不利があっても、みんなが読みたくなる記事を書き続けていればこれは現実に可能なのです。
必要なのは人気が出るような記事だけです。
経費はかからず誰でも参入できることはもうお分かりいただけたかと思います。
ポイントは「単なる趣味⇒記事の内容・質の充実へ」
人気アイドルとAさんを比較して解説してきましたが、
先ほど述べたように「人気アイドルが書いたもの自体」に価値があるのに対して、
「Aさんのブログには記事の質」に価値が必要なことがポイントです。
つまりスタートは「Aさんにファンがいるから」読まれるのではなく、
「記事が面白いから・役に立つから」読まれるのです。
有名人ではない場合、記事自体に価値がなければいけません。
ではAさんの趣味が「石ころ拾い」だったとします。
「今日はこんな石を見つけた!」というブログを熱心に更新してもなかなか読んではもらえないでしょう。
これは「サッカーファン」に比べて「石ころファン」は相当少ないからです。
ここで、「稼げる」ブログ記事には工夫が必要なことが分かります。
単に趣味を書き連ねるだけでは収入につながりにくいのです。
そこでアフィリエイトブログでは、
①「内容が面白い」か②「情報が役に立つ」記事が求められます。
ここが趣味だけで書かれたブログとの違いです。
誰でも好きなことを書いてそれがお金になればいいのですが、そうはいかないのです。
ここでブログの入り口が逆になっていることに気付くでしょう。
もともとは「日記」という内的世界を世に公開して満足を得るためのものだったのが、
アフィリエイトのためのブログでは世の中の興味・需要を汲み取って、
それを記事にしなくてはいけません。
自分の興味⇒ブログ(世の中)へ |
世の中の興味⇒ブログ(再び世の中)へ |
と入り口を逆にしなければいけないのです。
もちろん「自分の興味=世の中の興味」という場合も大いにありえますが、
それでも「好き勝手に書いた記事では読んでもらえない」という制約が加わるのは間違いありません。
具体的にはどうやって始めるの?
⇒「優秀なブログ」を最低1ヶ月は書く!
広告主⇒広告仲介業者⇒ブログを書く人(ブロガー)という順にお金は流れます。
広告仲介業者としては優秀なブログと提携しているほど大きな広告費を広告主からもらえ、
ひいてはブロガーの収入も上がることになります。
様々な契約形態がありますが、
ここでは簡単に「ブログが読まれた回数(=人気)に比例してこのお金の流れも大きくなる」
と考えてください。
「優秀なブログ」には以下の2つの意味があります。
①なるべく多くの人が読んでいること
②公序良俗に反しない健全な内容であること
どちらも広告主が当然望むことですよね?
ブロガーは広告仲介業者に提携(アフィリエイト)をしてもらわなければブログに広告は載せられません。
その際に通常は上の2点を審査されるのです。
ということは審査されるためにブログと記事がなければいけませんよね?
「これからブログを書くので提携してください」と言われても、
そのブログの人気と内容が未知数なので審査はしてもらえないのです。
最も収益が上がることでブロガーの人気の高い広告仲介業者は、実はあのGoogleです。
Googleが運営する「Google AdSense」というプログラムを例に取ると、
「ブログ開設から最低1ヶ月は経過している」
「記事は20記事~30記事以上」
「ただの日記ではなく役立つ情報を伝えている」
「一定数のアクセスがある」
といったところが審査基準と言われています。(公式には基準は発表されていませんが)
なかなか厳しく思えるかもしれませんが、
収益を上げるにはこのくらいの基準はそもそもクリアしていないといけないでしょう。
どのくらい人気があればいいの?
⇒目指す収益による!
ブログの人気に比例して広告収入が入るので、
「目指す人気=目指す収入」ということになります。
もちろんこれだけでは漠然としているので例を挙げましょう。
月数千円のお小遣いレベル | 月間1万アクセス |
月1万円のお小遣いレベル | 月間3万アクセス |
月3万円の副収入レベル | 月間10万アクセス |
月10万円の副収入レベル | 月間30万アクセス |
月50万円のビジネスレベル | 月間100万アクセス |
月100万円超えのビジネスレベル | 月間300万アクセス |
というのが目安です。
つまり先に例を挙げた「1日に1万人が読むアイドルのブログ」は、
月10万円の収益を出していることになります。
1日1記事を書いたとすると、1記事あたり約3000円の収入になりますね。
要する時間にもよりますが、このレベルまで来ると「仕事・副業」と呼べるでしょう。
さて、ここまでブログを書くだけで収入になるアフィリエイトの仕組みをお伝えしてきました。
その気になればすぐに始められる分、魅力的な記事を書くライバルが多いのも現実です。
①世の中の興味・需要を汲み取る努力ができる
②文章力に自信のある
という2点を満たしている方は、今すぐにでもチャレンジしてみてはいかがでしょう?
繰り返しになりますがアフィリエイトは「誰もが損をしない・得るものしかない」仕組みで、
失うものがあるとしたらそれは「時間だけ」というせっかくのビジネスチャンスなのですから。