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ふと目に止まった売り場で買った宝くじが大当たり!
一気に数億円が手に入り、夢のセレブ生活…と誰しも一度は思ったことがあるでしょう。
では実際にそうなる確率、つまり当選確率はどのくらいなのでしょうか?
今回は1億円以上が手に入るいろいろな宝くじの当選確率と、
確率アップの裏ワザを紹介していきます!
(当選確率・購入代金は2017年3月10日現在のもの)
まずは王道「ジャンボ宝くじ」
(1口<1枚>300円)
「宝くじ」と聞いてまずみなさんの頭に浮かぶのが「ジャンボ宝くじ」でしょう。
種類は、
①グリーンジャンボ(2月~3月)
②ドリームジャンボ(5~6月)
③サマージャンボ(7~8月)
④オータムジャンボ(9~10月)
⑤年末ジャンボ(11~12月)
の5種類があり、約2ヶ月に1度のペースで抽選が行われます。
不定期に開催される高額くじを除けば、通常時の1等当選金は3億円・その前後賞(番号1つ違い)が1億円です。
10万通りの番号×100組=1000万のうち1枚が1等で、確率は1/1000万となります。
前後の2枚も1億円の当選ですので、1億円以上が当たる確率は1/333万ということになります。
さてこれがどれほどの確率かを具体的に考えてみると、横浜市の人口が約350万人ですので、
ちょうど横浜市民に1枚ずつ配ったジャンボ宝くじの1枚が1億円以上の当選になります。
日本で2番目の人口を誇る横浜市でたった1枚ですから…厳しさが分かりますね。
日本人1.2億人全員に配るとすると約40人が当選することになります。
小さな村でも数百人・数千人はいるわけですから、
「とても当たりそうにない」と思いたくなりますが、
実はこの確率は「他のくじと比べて理論上最も当たりやすい」のです。
それを確かめるべく、他のくじを見ていきましょう。
数字を選ぶだけ!「ロト」
(1口200円または300円)
1億円以上の当選金がもらえるのは「ロト6」「ロト7」の2つになります。
この2種類だけで毎週計3回の抽選があるので、開催頻度はジャンボ宝くじよりはるかに多くなります。
<ロト6>(1口200円。毎週月曜・木曜に抽選)
1~43のうち数字を重複なしで6個選び、
それが当選番号と全て一致すれば1等2億円(キャリーオーバー発生時は最高4億円)
となります。
「43の6乗分の1」=約1/609万が1等当選確率になります。
<ロト7>(1口300円。毎週金曜に抽選)
1~37の数字のうち数字を重複なしで7個選び、
それが当選番号と全て一致すれば1等4億円(キャリーオーバー発生時は最高8億円)
となります。
「37の7乗分の1」=約1/1029万が1等当選確率になります。
サッカーを知らなくても実はOK!
「totoBIG」(1口300円)「100円BIG」(1口100円)
「toto」と聞くと「サッカーを知らなきゃダメなんでしょ?」と思っている方はいませんか?
確かに試合結果を予想するtotoもありますが、
1等が1億円以上の「totoBIG」「100円BIG」は逆に「予想したくてもできないくじ」です。
コンピュータがランダムに14試合の「勝ち」「引き分け」「負け」を振り分けたくじを購入する、
という仕組みになっています。
自分では選べないので、もし受け取ったくじの予想が気に入らなければ、買い増してみるしかありません。
対象の試合はJリーグがメインですが、海外サッカー・ワールドカップ予選などになることもあるので、
抽選は時期を選ばず、年中ほぼ毎週の日曜に行われます。
(ちなみにtoto各種は、正式には「宝くじ」には含まれませんが、この記事では便宜上含む扱いとします)
<totoBIG>(1口300円)
14試合の全ての勝ち・負け・引き分けが当たっていれば、1等3億円(キャリーオーバー発生時は6億円)となります。
14試合それぞれに3種類の結果があるので、1等当選確率は3の14乗分の1=約1/478万となります。
<100円BIG>(1口100円)
「totoBIGの掛け金が1/3になる代わりに、当選金額も1/3になったもの」が100円BIGです。
つまり1等1億円(キャリーオーバー発生時は2億円)となるのが違いで、
当選確率はtotoBIGと同じです。
当選確率まとめ&「秋にはBIGを買う」裏ワザとは?
当選確率は、
ジャンボ宝くじ>totoBIG・100円BIG>ロト6>ロト7
という順になります。
ただしあくまでこれは「1口当たりの金額・当選金額の大きさ」を無視して、
単に「当選金額が1億円以上になる場合」です。
「狙いたい当選金額」「1口当たりにかけられる金額」によって、
買うべきくじは変動することになりますね。
さて、これまで計算してきたのは「理論上の当選確率」です。
実はこれをひっくり返す裏ワザがあり、
「試合会場が悪天候のときにはtotoBIG・100円BIGを買うべき!」と断言できるのです。
なぜならtotoBIG・100円BIGに限り、
「対象試合中止」という他のくじではありえない事態が起こるからです。
対象試合が中止になった場合、勝ち・負け・引き分けのどれもが「正解」となり、
一気に当選確率が上がるのです
1試合が中止になった場合、当選確率は3倍跳ね上がり、約1/160万。
2試合が中止になった場合、9倍跳ね上がり、なんと約1/53万となります。
日本に台風が来て数試合が中止になるという現象が、過去実際に何度も起きています。
「秋の台風時期を狙ってBIGを買う!」という裏ワザを試してみてはいかがでしょう?
(注:ただしBIGは当選者数が多数の場合、1等が1億円未満になる可能性があります)