支出を抑えることはたくさんのお金を稼ぐことと同等以上の価値が有ることであり、計画的な貯金をする上では非常に重要となりますし、家計にゆとりを持たせるためにも必要不可欠なことであるといっても言い過ぎではありません。
一方で、無理な節約は生活を窮屈にしてしまいますし、ストレスの原因にもなってしまうので、生活に悪影響を及ぼすような節約はしないほうがいいと考えられます。
生活に悪影響を及ぼすような無理がなく、それでいて確実に支出を抑えることができるおすすめの節約方法について、詳しく紹介をしていきたいと思います。
通信費を見直して大きく節約をしよう!
無理なくできる節約の手段は数多くありますが、その中でも手軽な実践が可能で、尚且つ高い節約効果が期待できるのが通信費の見直しとなります。
具体的にどのようなことをすればよいのか、詳しくみていきましょう。
無理なく通信費を節約する方法として、利用を強くお薦めしたいのが、格安SIMと呼ばれるサービスの活用となります。
ドコモ・au・ソフトバンクといった国内大手通信キャリアと契約してスマートフォンを利用する場合、家族形態や各種割引サービスなどが適用されるのかによって毎月の利用料金は変わってきますが、殆どの人が毎月6000円以上の料金を支払っていることでしょう。
これを格安SIMサービスへと乗り換えることによって、難なく月各利用料金を3000円以下へと下げる事ができますし、人によっては月額2000円以下とすることも決して難しくはないのです。
格安SIMは自社でモバイル端末向けの通信回線を持たない、MVNOと呼ばれる事業者が大手通信キャリアから通信回線を借りてサービスの提供を行っています。
そのため通信可能なエリアや通信回線の安定度合いについては大手通信キャリアと遜色がありませんし、通信回線の維持にコストがかからないため、格安の利用料金でサービスの提供ができているというわけなのです。
格安SIMサービスは一昔前であれば、利用者が自分自身でスマートフォン端末を用意しなければならなかったり、初期セットアップも自分自身で行わなければならないのが当たり前であり、専門的な知識を持つ人でなければ利用は難しいものとなっていました。
しかし、今日ではiPhoneなどの人気端末がセットで購入できたり、多彩なオプションが利用できたり、実店舗でスタッフに相談しながら契約ができたりと大手通信キャリアと契約するのと同じような感覚で契約できる業者が飛躍的に増えています。
特にワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイルといった業者であれば、全国にオフィシャルショップを展開していることもあって、初心者でも難なく契約・利用することができるでしょう。
支払い方法を見直して節約へつなげよう!!
無理なく節約する方法として、通信費の見直しとともにおすすめしたいのが、公共料金や通信費、家賃といった毎月固定で発生する料金の支払方法の見直しとなります。
もしも毎月の公共料金や携帯電話の利用料金などを口座振替で支払っているのであれば、支払い方法をクレジットカード支払いへと変更することをおすすめします。
普段の買い物等をすべてクレジットカードを利用しておこなってしまうと、家計の管理がしにくくなりますし、財布からお金を出さないため、金銭感覚が麻痺してしまうリスクもあるので、節約を考える上ではあまりおすすめできませんが、固定で発生する料金の支払いであれば効率よくポイントを貯めることが出来るので相当お得になります。
口座振替で支払いをした場合には恩恵を受けれるケースは非常に少ない一方で、例えば楽天カードなどの還元率が1%のクレジットカードを利用して支払えば、毎月の固定料金が実質的に1%オフとすることが出来るのです。
なお、基本的には固定費用に関してはクレジットカード支払いとするのがおすすめなのですが、電気料金の支払いに関しては例外的に注意が必要となります。
電力会社の電気料金の支払いに関しては、口座振替支払いとすることで毎月の利用料金が50円割引となるので、毎月の電気使用量が少なく、電気料金の支払いで獲得できるクレジットカードのポイントがあまり多くない場合には口座振替支払いとしたほうがお得となるのです。
電気料金に関しては、自身の電気の使用量や支払料金をよく確認して、口座振替支払とクレジットカード支払のどちらがお得になるのかをよく見極めるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
無理なく節約ができるおすすめの方法について、おわかりいただけたでしょうか。
今回紹介した方法であれば、多くの人が無理なく実践できるでしょうし、毎月固定で発生する料金の見直しをするということで、高い節約効果を期待することができます。
毎月節約できる金額は決して巨額ではありませんが、1年2年と経つことで大きな差になってくると考えられますし、節約の成果について毎月目に見える形で確認ができるので、継続がしやすいとも考えられます。
今回紹介した方法をぜひお試しいただき、合理的な支出抑制に役立てていただければ幸いです。