自由に生活ができる一人暮らしほど、気楽なものはありません。
だからと言って、自由気ままに欲しいものを買ったり使ったりして散財しすぎると、なかなか貯金もできないでしょう。
将来のことを考えれば、一人暮らしをしているうちから節約して、貯蓄に励みたいものです。今回は一人暮らしでも可能な節約術を紹介していきます。
収入の20%以上は貯金に回したい
あなたは周りの一人暮らしをしている方が、収入のうちいったいどのくらいを貯金に回しているのか、気になることはないでしょうか?
だからと言って、会社の同僚や友人に直接聞くことはちょっとしづらいでしょう。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成28年度」によると、単身者は全国平均で収入の14%を貯金に回しているそうです。
年代別にみると、20代では18%、30代では19%と貯金の割合が大きくなっています。
年齢 平均貯金の割合 平均 14% 20代 18% 30代 19% 40代 15% 50代 12% 60代 8% 金融広報中央委員会「知るぽると」:http://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2016/
一般的に貯金:生活費:自己投資は2:6:2の割合で行なうことが、理想であるとされています。
自分の収入の20%以上を、貯金に回すことができるように頑張ってみましょう。
年間貯金100万円も夢ではない
先ほどのデータで20代、30代の平均的な貯金の割合は約20%くらいでした。
しかしさらにデータを見ていくと、収入の35%以上を貯金に回している人は、何と約16%いるのです。
16%というと6人に1人という割合です。会社の同期で飲み会に行ったら、そのうちの1人は35%以上の貯金を行なっているということになるでしょう。
例えば手取り月給が25万円であるとし、そのうち35%を貯蓄に回すとなると、月に87,500円の貯金ができます。
1年間貯金を続けると105万円の貯金となり、年間100万円を達成することができます。
では、月に35%もの割合で貯金に回すとしたら、どのような節約を行なえばよいのでしょうか?具体的な節約術を紹介していきます。
まずは外食を気にしよう
一人暮らしにありがちな無駄遣いに外食があげられます。
仕事でくたくたに疲れて家に帰って、そこから自炊をするというのは大変です。
ついつい帰宅途中に牛丼チェーンを見つけて立ち寄ってしまった、といった経験がある人もいるのではないでしょうか。
また、お昼ご飯はコンビニ弁当やファストフードという人も多いでしょう。
外食は手間なく食事ができるため、ついつい利用してしまいがちですが、費用の面で見ると自炊よりも、2倍以上食費がかさむことも珍しくありません。
また、栄養バランスを考えても炭水化物に偏りがちで、健康にもよくありません。働き盛りの20代、30代の人は特に気をつけないと、仕事で100%の力を発揮できません。
保存の利く食材を用意して、家での料理の手間を省くことができれば、外食の割合も減っていくでしょう。
自炊をしたことがない人でも、手軽に作ることができる料理から始めてみるといかがでしょうか。
食材のロスを防ぐ
一人暮らしでよく見受けられることに、食材を使いきれずに余らせて、結局捨ててしまうことがあげられます。
これを防ぐためにできる限り、保存が利く食材を買うようにしましょう。缶詰や乾麺などは保存が利くので、安いうちにまとめ買いをするとよいでしょう。
また最近では、単身用のカット野菜がスーパーでもよく並んでいます。葉物野菜は保存が利かずに傷みやすいので、自炊メニューに合わせて利用することがおすすめです。
生鮮食品も同じく傷みやすいので注意が必要です。肉にしろ、魚にしろ、冷凍にするとある程度日持ちがするようになります。
もしも余ってしまいそうなら、できる限り早めに冷凍庫に入れてしまいましょう。
食材を腐らせてしまうのは、食費の面でも痛いですし、何よりも自炊を行なう気力を奪ってしまいます。食材のロスを防ぎ、自炊生活が長続きするようにしましょう。
コスパのよいおすすめ食材
スーパーに行って買い物をしだすと自然にわかってきますが、食品によってかなりコスパに差があります。
そんな中でも値段が安く、活用の幅が比較的広い食材を紹介していきます。
・低カロリーでダイエットにも最適「もやし」
一時期、節約生活のバラエティやニュースでよく取り上げられました。
実際節約する上で欠かせない、と認識している人も多いのではないでしょうか。
実は驚くことに、もやしにはビタミンやミネラルといった栄養素が豊富に含まれています。
風邪の予防に効果的なビタミンCや貧血予防の鉄分など、様々な成分が入っているのです。
炒(いた)め物には何に入れてもおいしく出来上がり、茹でてごま油があれば簡単にナムルが作れます。工夫次第で様々な料理に変身するのも魅力的です。
・日本独特の発酵食品「納豆」
たんぱく質を豊富に含む健康的な食品である納豆は、好き嫌いが分かれる食材でもあります。
大体スーパーで100円以下の値段で売っているので、コスパが非常によい食材です。
そのまま食べる、手を加えてサラダやみそ汁など、バリエーションはいろいろあります。常にストックしておくのがおすすめです。
生活費は通信費から見つめなおす
生活費というと、水光熱費がよく節約ポイントであげられます。
確かに水光熱費も節約できますが、一人暮らしでは「通信費」を抑えることがよりおすすめです。
一般的に通信費用は高めであるため、節約の幅が大きくなります。
スマホを余り利用しない人であれば、格安携帯に乗り換えることで、月々5,000円前後節約することも可能です。
年間にすれば60,000円の節約となるため、ネット環境とともに見直してみるとよいでしょう。
大学3回生になりこの一年間は製作課題に集中したいので4月から一年間のみ一人暮らしを考えています。
週3回のアルバイトで月におよそ3万円前後の収入があります。これまでに貯金をこつこ
つと貯め、80万円貯めることができました。
家賃は3万円~3万5千円くらいで敷金礼金無しのところを考えています。
家電はまだ全く揃ってはいないのですが、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器を8万円前後で揃えられればなと考えています、
となるとざっくり計算するとバイトで稼いだ分は娯楽や課題にまわすとして、月に6万円で生活はできるものなのでしょうか?平日はほとんど学校に居るので部屋に居るのは平日の夜間と休日くらいです。
バイキング形式の飲食店でアルバイトをしているので週3日の晩と朝御飯はお米だけでおかず無しで大丈夫です。
ベッドや箪笥は実家から持ってくるので購入の予定はないです。この条件ならどのくらい生活は厳しくなるでしょうか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11156136181?__ysp=5qC85a6JU0lN
まとめ
一人暮らしは家族もいないので、絶好の貯金チャンスになります。
将来、パートナーや子供が増えた時のために、今のうちからコツコツ貯金をして備えていきましょう。