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「貯金をすのに節約に励んでいるけど、なかなかうまくいかない」「一生懸命節約しているのに、貯金ができない」という人も多いのではないでしょうか。
その一方で、家計をやり繰りして100万円単位で貯金をしている人も多くいるようです。
今回は貯金ができない理由を改善して、やり繰り上手になる方法を紹介していきます。
貯蓄ができない人は最初に細かい節約を行なっている
貯金ができないことは、そもそもの収入が多いか少ないかで決まると考えている人が意外に多いようです。
ところが、実際には収入が少なくても、貯金をしている人は大勢います。
暮らしのお金について調査している金融広報中央委員会によると、収入が300万円未満の人の貯金保有率は59.5%と、実に6割近い人が貯金をしていることがわかります。
収入300万円未満というと、手取りが20万円未満の人がほとんどでしょう。
手取り20万円以下でも貯金ができるというのは、貯金ができるかできないかは、収入の大小には関係ないということを表しています。
年収 割合 300万円未満 59.50% 300~500万円未満 70.20% 500~750万円未満 76.30% 金融広報中央委員会:
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2016/16bunruif001.html
家計では使えるお金を制限することが大切
それでは年収が少なくても貯金できる、家計の節約術は何があるのでしょうか。
一番大切なことは「使えるお金を制限する」ことです。一つ具体的な方法を紹介します。
例えばあなたの給料をすべて用意します。まずその中で家賃や携帯代など固定で引かれる出費を差し引きます。
次に残ったお金から、食費や水光熱費、交際費など変動するこれまでの支出から試算してお金を分けます。
最後に残ったお金はすべて銀行口座に預けてしまいましょう。
そしてその月は割り振ったお金だけで生活するようにします。
ポイントとしては、できる限り貯金として銀行口座に預けたお金には手をつけないようにすることです。
お金を制限して自分の節約ポイントを確認しよう
この節約法の大切なことは、使えるお金を最初に決めてしまうことです。
そうすることで、家計のやり繰りでどこに問題があるのか、月の最後に一目でわかります。
例えば、一人暮らしで水光熱費を6,000円に抑えたいと思っていたのに、最終的に8,000円も使ってしまっていたら、この人の節約ポイントは水光熱費になります。
お湯の節約や照明の管理などを徹底すると効果的でしょう。
他にも、ファッションが好きで毎月10,000万円を衣類に割り当てた人が、10,000円で収まりきらなければ、節約ポイントはファッション代になります。
古着屋やアウトレット品を活用しながら、節約することが最適です。
貯蓄ができない人の共通点に、節約するべきポイントを間違えていることもあげられます。
自分が他の人よりも出費が多い場所をみつけて、対策することが節約する上で重要です。
家計簿をつけて出費を管理する
それぞれの支出の項目に対して使える金額を設定した上で、オーバーした項目で節約を試みるというものの、全体的にどれがオーバーしている支出なのか漠然としていて、なかなかわからないということもあるでしょう。
そんなときはお金の流れを確認し、家計の支出を見直すためには、家計簿をつけることがおすすめです。
家計簿で支出を管理すれば、どこにお金をかけすぎているのかもわかり、節約ポイントを把握することができます。
長続きのコツはざっくり始めること
家計簿と聞くと面倒だなと感じる人が多いでしょう。
ほぼ毎日のように出費があれば、家計簿も毎日つけなければと感じてしまうかもしれません。
しかし、家計簿を長く続けるコツは「がんばらない」ことです。
特に始めたばかりのころは、慣れてくるまでは給料と家賃、光熱費、生活費というように、項目を少なくして家計簿をつけてみましょう。
レシート通りに記入する必要はありません。「今日はスーパーで卵200円とキャベツ100円と…」のように、細かくつけなくてもいいのです。
目的はお金の流れを把握することなので、収入に対して各支出がそれぞれどのくらいかかっているかが分かればよいのです。
家計簿をつけることに慣れてきたら、少しずつ分類分けを細かくしてみるとよいでしょう。
例えば、買物内容をすべて生活費に分類していたとしたら、食費と日用品にわけるというように、ちょっとずつ分けていきましょう。
ここまで、習慣づけて行なえるようになれば、面倒になってやめてしまう心配はありません。
習慣がつくまでの期間は辛抱してがんばってみましょう。
節約は出費の多い固定費から手をつける
家計の支出は、固定費と変動費という二つの分類分けをすることができます。
固定費は、家賃や保険料、車のローン、携帯代金などの月々で大きく変動しない出費のことです。
変動費は、逆に食費や水光熱費などの毎月変動をする出費のことを指します。
この固定費と変動費で、節約をする上で大切なのは固定費の方だといわれています。
なぜなら固定費は金額が大きくなるため、節約をしたときの金額も大きくなるからです。
家のコンセントをこまめに抜いて月々2,3円得するよりも、家賃を1,000円安くする方が大きな節約になります。
最近では、格安スマホや格安SIMカードの登場により、携帯電話の代金を安く抑えることができるようになりました。
インターネットを利用しないとか、通話もあまりしないなど、人によって使い方はそれぞれです。
そこで自分の使い方に合ったプランへ乗換えるというのも、節約ポイントになるのではないでしょうか。
他にも保険や賃貸の契約更新の時期が近いのであれば、家賃が安い物件を検討してみたり、保険のプランを見直してみたりすることも、節約をする上で大切になってきます。
家計の固定費である携帯電話料金を下げたいです。
30歳前後で専業主婦もしくはパート主婦の方、ガラゲーで不便を感じたりしますか?
ちなみに、今は地下鉄をよく使う地方都市在住で、
家にはネット環境あり。今は固定電話ナシで
夫婦2人でsoftbankでiphoneを使ってます。
離れて住む家族3人がsoftbankで家族内通話無料になっています。子供ができたら出先でネットが使えないと不便でしょうか…?
今、私のケータイ代が8000円前後なのですが、
ガラゲーにしたら3000円くらいになりそうで悩みます。
①キャリア変更せずにガラゲーの通話とインターネットのプランにすると
メリット 家族間通話は無料。 メルアドが一つそのまま残る。 出先でもネットが使える。
デメリット あまり安くならない。そのほか多少不便になる。②キャリア変更せずにガラゲーの通話のみプランにすると
メリット ネット契約が無い分かなり安くなる。 家族間通話は無料。 メルアドが一つそのまま残る。
デメリット 出先でネットが使えなくなる。③キャリアを乗り換えて格安スマフォにする
メリット 月額料金は安くなる。。。?ネット使える。
デメリット 家族通話が無料でなくなる。 要メルアド変更。新しい機種に慣れなくてはいけない。④キャリアを変えてガラゲーのかけ放題プランにする。
メリット 家族内通話よりお得?
なんかどれがいいかよくわかりません。
まとめ
節約をするときは具体的な行動から始めず、家計の中で使えるお金を、あらかじめ制限すると節約ができます。
そして、家計簿をつけて自分の節約ポイントをみつけて、固定費から節約することがおすすめです。
貯蓄が上手にできる人は初めから、自分の出費を見つめることができることが多いようです。
支出を確認して、自分にあった節約法を探して実行することが、長い目で見ると貯蓄ができる節約術になるのです。