携帯電話といえば、「スマホ」とイメージが定着していますが、まだまだガラケーを持つ人も根強く存在してます。
また、スマホにしたものの、ガラケーに戻す人もいるようです。しかし、ガラケーはLINEが使えず不便に感じることもあるでしょう。
そこで、LINEが使える新たな「ガラホ」というものがありますので機能をまとめました。
ガラケーでもLINEはできる
ガラパゴス携帯略して「ガラケー」を使っている人は、「スマホ」が普及した今でもちらほら見かけます。
電話の機能ぐらいしか使用しないのであれば、「スマホ」にわざわざ変えるメリットも少ないという理由で、「ガラケー」を利用している人も多いのではないかと思われます。
しかし、「ガラケー」ではLINEができないため、友達や家族、さらには仕事場で困っている人も多いようです。
仕事場でも業務連絡はLINEで行なう、という企業も珍しくなくなってきました。
ガラケー所持者の間で、LINEが利用できないため気軽に連絡が取れず困っているという話もよく聞かれます。
しかし、「ガラケー」所持者の人に余りよく知られていないのですが、実は「ガラケー」でもLINEを使うことはできるのです。
ガラケーでのLINEは機能が限られる
スマホを持っている人はLINEアプリをダウンロードして、スマホ上で気軽にLINEを使用しています。
このLINEアプリはスマホ専用になるので、ガラケーでは使えないイメージが定着しています。
しかし、実際にはパソコンからインターネットを接続して、LINE公式サイトを開きQRコードをガラケーに読み込ませてアプリをダウンロードするサービスが存在します。
このサービスを利用すれば、スマホでLINEをしている人とも連絡が取れます。
ただし、スマホと違い機能の制限がかなりあります。
代表的なものとして、以下のものがあります。
・メッセージ受信時のお知らせ機能
・メールアドレスの変更
・ノート・アルバムの利用
・タイムラインの確認、投稿
特に機能制限されているもので不便なものが、「メッセージ受信時のお知らせ機能」です。
スマホ版LINEの場合は、メッセージを受信するたびに通知が来ますが、ガラケー版LINEはその都度確認をしないといけません。
なお、メッセージ受信時にメールが届く機能もあるのですが、最短で20分間隔になります。
連続した連絡のやり取りがLINEのメリットですが、ガラケーでは連続した連絡のやり取りは非常に不便になります。
ガラケーでLINEは出来ませんか?マジで聞いてます。質問をひどく否定する方は、違反報告とします。
出来るとしたら、設定方法と二人でする方法と複数人でする方法の2種類を教えて下さい。
m(_ _)m
LINEはパケット通信料がかかる
ガラケーの場合、インターネットを見なければそこまでパケット通信料はかかりません。
その結果、パケット料金プランを定額にしていない人も多いです。
しかし、ガラケーでパケット料金プランを定額にせずに、LINEを行なうのは非常に危険です。
ガラケーのLINEはWEB上(ブラウザ)で行なうので、連絡を取り合うたびに読み込みを行ないます。
またメッセージ以外にも、画像を送受信することでさらにデータ量が増えます。
定額にせずに行なうと、場合によって月額数万円単位で請求されるケースもありますので、料金プランを考えてからLINEの利用を考えましょう。
ガラケーとスマホのいいとこ取り「ガラホ」
これまで説明した通り、ガラケーでLINEを行なうことは余りおすすめできません。
しかし、いきなりガラケーからスマホに変えるのも面倒です。
そのような悩みを持っている人に向けて、「ガラホ」という製品が販売されています。
この「ガラホ」という製品は、ガラケーと同じような見た目、操作性で、スマホと同じような機能を使うことができます。
まさに、ガラケーとスマホのいいとこ取りをしている製品になります。
ガラホは機能自体はスマホと同じでしょうか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11170805226?__ysp=44Ks44Op44Ob
ガラホのメリットLINEの機能が全て使える
ガラホはスマホの骨格をなしているAndroidというOSが入っています。
このことにより、ガラホではスマホのように、アプリをダウンロードして気軽にLINEを使うことができます。
いちいち携帯電話からインターネットにつなげて、メッセージを確認する必要もなくなり、アルバムやノートなどメッセージ以外の連絡手段を使うこともできます。
スマホのような画面をタップして利用するのではなく、ガラケーと同じ番号ボタンの操作でLINEが気軽に使えることはとても魅力的です。
その他のガラホに変えるメリット
ガラホは様々なメリットがあります。まずインターネットを利用して、スマホやパソコンと同じように情報を見ることができます。
2017年現在では、ガラケー用のホームページやサイトが減ってきているため、ガラケーでインターネットが利用しにくくなっていました。
ガラホはスマホと性能が近いため、インターネットを気軽に見ることができます。
お店の検索や、分からない言葉の意味を探すことも気軽にできます。またパケット通信料もガラケーと同じ料金設定ができます。
スマホの料金設定はどんなに利用しても一定の金額しか請求されない定額制が一般的です。
しかし、ガラケーの料金プランならパケット通信を利用しなければ、基本料だけしか請求されないものにすることも可能です。
ただし、LINEなどを利用する場合は定額制の利用料金のした方が、安心してガラホを利用できるでしょう。
そもそもLINEとはどういうサービスなのか
LINEは2011年6月からサービスが開始されました。2017年現在で国内ユーザーは、5,000万人を超えているといわれています。
わずか6年余りでこれほど使用者を増やしている原因には、コミュニケーションを気軽に行なえることが大きいでしょう。
LINEが一般的になるまでは、モバイル端末を利用したコミュニケーションといえば電子メールでした。
しかし、電子メールは仕組みが手紙に近いため、気軽に友達や家族間で会話するには利用しづらいというということがありました。
このように電子メールでやり取りしている中で、スマホの普及とともにLINEは登場しました。
LINEでの連絡の取り合いは、メールのように1通1通タイトルを決める必要もなく、会話の内容が一覧になって確認することができる「チャット形式」を採用しています。
さらに無料通話ができることもLINEの普及が進んだ理由のひとつです。
それまで、基本的には通話は有料という文化の中で、LINEというサービスを利用している人であれば、いつでも、何分でも、どこにいても無料で通話ができるというものはとても有り難いでものとなりました。
若い人に向けたサービスの充実
LINEは無料で気軽にコミュニケーションが取れるということで、若い人を中心に一気に浸透していきました。
そのため、若い人に向けたサービスが充実してきました。LINEの機能で、特に広まったものがスタンプです。
LINEは会話をするときに、「ごめんね」や「ありがとう」など定型文を送る代わりにスタンプという大きい絵文字を送って会話をすることが普通になってきています。
ガラケーのメールでは文字のやり取りでしかなかったのですが、スマホやガラホのLINEではバラエティ豊かなスタンプで返信ができるのでやり取りを楽しく彩ることができます。
ガラホでは一部スタンプが利用できない
ガラホではLINEでスマホと同じように利用ができます。
したがって、スタンプを使って家族や友達と会話することももちろんできます。
しかし、ガラホでは有料のスタンプを購入することができません。
ガラホのLINEでは無料機能は全て使うことができるのですが、有料のサービスを購入することができないのです。
LINEの機能自体はお金を払わないと、利用できないものはありません。
一部のスタンプや着せ替えという機能に、お金を使うことになります。
しかし、LINEのスタンプには100円や、200円で購入できるものがあり、お気に入りのスタンプが利用でき何のは、少々不便に感じる人もいるでしょう。
裏技でガラホでもスタンプを購入できる
ガラホで通常どおりLINEを利用すると、有料のスタンプは購入できないといいましたが、実はガラホでも有料スタンプを利用する裏技が存在します。
その方法は、パソコンなどを利用して、インターネット上から有料スタンプを購入することです。
インターネット上からLINE STOREという、スタンプや着せ替えを購入できるサイトがあるのでそちらから有料スタンプが購入できます。購入方法は次のとおりです。
1.欲しいスタンプを選ぶ
2.購入ボタンを押す
3.登録したときのメールアドレスとパスワードを入力
4.支払方法を選択する
支払方法は「携帯電話の料金と一緒に口座引き落とし」「クレジットカード支払い」「WEBマネー支払い」などから選べます。
この裏技で、ガラホからでも有料スタンプを使えるようになります。
大手携帯会社3社からガラホは販売されている
スマホの普及の裏で、ガラケーの所持者が着々と減ってきています。
内閣府がスマホとそれ以外の携帯電話の普及率について調べたデータがあります。
携帯電話の普及率についての調査(2人以上の世帯調査)
調査年 スマホ スマホ以外 2014年 54.7% 73.7% 2015年 60.6% 69.8% 2016年 67.4% 64.3% 2017年 69.7% 58.6% 内閣府 消費動向調査:
2015年まではスマホ以外の携帯電話の普及率が高いですが、2016年では逆転してスマホが普及しているのがわかります。
2017年にはスマホ以外は5%以上普及率が下がっています。
この結果から、今後もスマホ以外の携帯電話、つまりガラケーの所持率は減っていくと思われます。
このような状況で心配になるのは、ガラケーやガラホを携帯会社が販売しなくなってしまうのではないか、ということではないでしょうか。
2016、2017年にAndroidを搭載していないガラケーの新作は、どの携帯会社からも販売されていません。
変わるように、2016年の新作携帯電話に大手携帯電話会社3社からガラホが販売されています。
今後も一定数ガラホの新作は販売されていく可能性は高いでしょう。
ガラホの料金形態はどうなるのか
ガラホの料金形態は、一時期スマホと同じものになっている時期もありました。
しかし、スマホと同じ料金形態では、データ通信料が定額のものしかありません。
しかも、最低でも2GBというデータ通信をしない人にとっては、無駄が大きいものでした。
主にガラケーから移行する人の要望がたくさん出たため、今ではどの会社でもガラケーの料金プランでガラホを利用することができます。
そのため、インターネットやゲームを利用しない人は余りデータ通信が発生しないため、損を少なくした料金プランを選択できるようになっています。
ガラホを使用すると月々の支払いはいくらになるのか
実際にガラホを使うと、月々どの程度の支払いになるのでしょうか。
以下の表に基本料金としてかかる金額をまとめてみましたので、ドコモのガラホを利用したとしてシミュレーションしてみましょう。
通話基本料金 カケホーダイライトプラン 1,200円 インターネット通信基本料 spモード 300円 データ通信料 ケータイパック 300~4,200円 合 計 1800~5,700円 NTTドコモ ドコモケイタイ おすすめ料金プランより:
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/recommend_plan/feature_phone/
この3つの基本料金は、ガラケーの頃から必要な料金です。
この料金プランであれば、データ通信をしない月であれば、2,000円程度に抑えられる可能性もあります。
またケータイパックは最大2GBまでは通常速度で利用できますので、月によってデータ通信の幅がある人にもおすすめです。
たとえ、LINEでメッセージや画像を送受信しても、よほどの回数でない限り通信制限がかかることはないでしょう。
インターネットなどのデータ通信ではなく、電話をメインで使う人にはうってつけの料金プランです。
データ通信量が2GBで足りない方は、ガラホにも5GB以上の定額プランもありますので、使用状況に合わせて選択することができます。
まとめ
ガラケーのままでもLINEを行なうことはできるが、機能制限があるためおすすめはできません。
最近では、ガラケーとスマホのいいとこ取りをしたガラホが、携帯会社から販売されています。
ガラホであれば、LINEもスマホと同様に利用することができます。
その他のメリットも多いためガラホに乗り換えることを検討してみてはどうでしょうか。