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病気やケガ、交通事故など、私たちの周りには身近な危険が隠れています。
そんな時に頼りになるのが、「保険」や「共済」のようなシステムですが、気になるのは毎月の掛け金ですよね?
種類は様々ありますが、ここではみなさんの多くに関わる生命保険や医療保険を中心に、格安の保険・共済を紹介していきます。
選ぶべきポイントは? 保険と共済、それぞれのメリット・デメリット
ケガや病気の備えとして、よく比較されるのが「保険」と「共済」です。
毎月一定額のお金を支払い、いざという時に必要に応じたお金が支払われるという点では同じシステムですが、その二つにはどのような違いがあるか、ご存知でしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを中心に比較してみましょう。
◆保険
○メリット
単体保障や総合保障、終身保険や定期保険などバリエーションが多い。
保障内容が手厚い。
機関が破綻した際の損害は国が保証している。
×デメリット
共済に比べて掛け金が高め。
種類が多すぎて不要なプランまで契約しがちになる。
◆共済
○メリット
保険に比べて掛け金が低め。
保障額の支払いが早い。
×デメリット
保障内容が物足りない。
60歳を目安に補償内容が弱くなることが多い。
それぞれの特徴を把握することができましたでしょうか。
大まかにに言えば、「掛け金が高いが保障が手厚い保険」に対し「保障が控えめだが掛け金が安い共済」とイメージすると良いでしょう。
契約する際は、自分の状況に応じて相応しいプランを選ぶと計画的な利用ができますね。
月額1,000円以下のオススメ保険。取捨選択が掛け金を下げるコツ
保障内容が多く、バリエーションがあるのが保険のメリットですが、それ故に掛け金が高額になってしまうのが悩ましいところですよね。
保険の掛け金を抑えるためには、プランの取捨選択をすることがポイントです。
特にネット生保では人件費や販売経費が抑えられるため、格安のプランを探すのに向いています。
医療保険・生命保険のそれぞれについて、いくつかの例をご紹介しましょう。
◆アクサダイレクトの「終身医療」
解約返戻金がありませんが、病気やケガ、短期・長期入院、手術金など様々な保障に対応しています。
3大疾病で入院した場合はそれ以降の保険料が免除になるという特典もあるプランです。
男性が20歳、30歳、40歳で加入した際の例を一覧にまとめました。
加入年月 | 20歳で加入 | 30歳で加入 | 40歳で加入 |
男性 | 605円/月 | 850円/月 | 1,230円/月 |
女性 | 690円/月 | 840円/月 | 1,090円/月 |
(2017/5/26現在)
◆オリックス生命保険の定期保険「ブリッジ」
死亡保障に特化した、シンプルな掛け捨ての保険です。
保険金額は500万円~3000万円、保険期間は10年~30年、あるいは60歳~80歳満了の中から細かく選べるので、様々なニーズに対応できるところが特徴です。
下の表は、保険金額500万円、保険期間10年満了、男性の場合の例になります。
加入年月 | 20歳で加入 | 30歳で加入 | 40歳で加入 |
男性 | 666円/月 | 769円/月 | 1,321円/月 |
女性 | 456円/月 | 599円/月 | 917円/月 |
(2017/5/26現在)
月額1,000円以下のオススメ共済。格安の掛け金でも驚きの充実内容
保険に比べて掛け金の安さが特徴の共済ですが、保険に比べて馴染みのないものであるのも事実ですよね。
こちらでは、共済の中でもオススメの一つに絞り、色々なプランでの掛け金の安さを比較検討してみたいと思います。
◆CO・OP共済の「たすけあい 医療コース」
0歳から64歳まで加入できる、医療保障を重視したコースです。
年齢に限らず月額固定の安さでありながら、最も格安の1000円コースでも、医療保障・生命保障・住宅保障と、幅広い保障が用意された、驚きの充実内容が特徴です。
以下にその内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。
支払い内容 | 金額 |
月掛金 | 1,000円 |
病気入院・事故(ケガ)入院 (1日目から184日分) |
日額2,000円 |
事故(ケガ)通院 (事故日から180日以内 1日目から90日分) |
日額1,000円 |
手術 (コープ共済連の定める支払対象手術を受けた場合) |
1・2・4万円 |
長期入院 (270日以上連続した入院) |
12万円 |
事故後遺障害 (事故日から2年以内の所定の後遺障害状態) |
2~50万円 |
病気死亡・重度障害 | 10万円 |
事故死亡・事故重度障害 | 上記にプラス50万円 |
住宅災害(火災等・風水害等) 一部焼壊(20万円以上の被害)・床上浸水/半焼・半壊/全焼・全壊・流失 |
3・15・30万円 |
(2017/5/26現在)
◆CO・OP共済の「あいぷらす」
こちらは上記の「たすけあい」よりも、生命保障に特化し、保障額を自分で選ぶことができるコースです。
基本となる生命保障に、入院特約、新がん特約をプラスして契約できるので、加入者それぞれに相応しいプランを選ぶことができるのが魅力的ですね。
下の表は、男性の場合の様々な契約例での掛け金を一覧にしたものです。
契約内容例 | 20歳で加入 | 30歳で加入 | 40歳で加入 |
生命保障(500万円) | 700円/月 | 750円/月 | 1,500円/月 |
生命保障(300万円) +入院特約(日額5000円) |
1,055円/月 | 1,320円/月 | 2,210円/月 |
生命保障(300万円) +新がん特約(100万円) |
690円/月 | 890円/月 | 1,840円/月 |
生命保障(300万円) +入院特約(日額5000円) +新がん特約(100万円) |
1,205円/月 | 1,640円/月 | 3,030円/月 |
(2017/5/26現在)